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レベッカ一行の世界漫遊の旅 5 (ついに…再会?! 7 )
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まず私たちが向かったのは辻馬車乗り場の営業所だった。実は路銀を稼ぐ間、愛馬であるロミオとレティオを預け、彼等にも辻馬車を引いて働いてもらっていたのだ。
ロミオもレティオも賢い馬なので私のいうことを聞いてくれて、快く働くことを承諾してくれたのだ。
「すみませーん!ロミオとレティを引き取りに来ました」
丸太を組んで建てられたまるで別荘のような大きなログハウスの前に到着した私たちは、営業所の扉を開けた。
営業所の前のカウンターには眼鏡をかけたこの店の男性オーナーが座っており、私たちの姿を見ると立ち上がった。
「おや?あなた方は…?」
「ああ、覚えているか?3日前にこの営業所に2頭の馬を預けた者達だ。今日は馬を返してもらう為に訪ねて来たんだ」
サミュエル王子がカウンターに右肘を置いた。
「さぁ、早く私たちの愛馬を返して下さいな」
ミラージュは腕組みし、仁王立ちになっている。
う~ん…。
私たちは無理を承知でこの営業所にロミオとレティオを預かって貰ったというのに、どこかサミュエル王子とミラージュの態度はふてぶてしく見えてしまう。
「何だか借金取りが取り立てに来たように見えませんか?」
こそっとナージャさんが私の耳元で囁く。
「あ、ナージャさんもそう思いましたか?私もそう思ったんですよ…」
私たちはロミオとレティオを預かって貰っている立場なのに、この態度はあまり宜しくない。
そこで私が代わりに頭を下げることにした。
「すみません。オーナー。3日間、私たちの愛馬を預かって頂き誠にありがとうございました。早速引き取らせて頂こうと思います。それでロミオとレティオはどこにいますか?」
すると…。
「あの…先ほどからあなた方は何を仰っているのですか?私はあなた方とお会いするのは今日が初めてですよ?ましてや馬を預かるなど…何の事やらさっぱりですな」
そして男性オーナーは眼鏡をはずすと袖でキュッキュッと拭き始めた。
「は?」
あまりの態度に唖然とする私。
「何だって?」
「今何と言ったのですか?!」
途端にサミュエル王子とミラージュが殺気走る。
こんな町中で騒ぎを起こしたくなかった私は慌てて2人を宥めた。
「まぁまぁ、落ち着いて。2人とも。少し行き違いがあるみたいだから…ここは私に任せてくれる?」
「う…まぁ、レベッカがそういうなら‥…任せるよ」
「そうですわね。レベッカ様にお願いしましょう」
サミュエル王子とミラージュがおとなしく引いてくれたところで、私は再度オーナーに向き直った。
「では、オーナー。私ともう一度お話しませんか?」
私はニコニコ笑いながら、こっそり『力』を使うことにした――。
ロミオもレティオも賢い馬なので私のいうことを聞いてくれて、快く働くことを承諾してくれたのだ。
「すみませーん!ロミオとレティを引き取りに来ました」
丸太を組んで建てられたまるで別荘のような大きなログハウスの前に到着した私たちは、営業所の扉を開けた。
営業所の前のカウンターには眼鏡をかけたこの店の男性オーナーが座っており、私たちの姿を見ると立ち上がった。
「おや?あなた方は…?」
「ああ、覚えているか?3日前にこの営業所に2頭の馬を預けた者達だ。今日は馬を返してもらう為に訪ねて来たんだ」
サミュエル王子がカウンターに右肘を置いた。
「さぁ、早く私たちの愛馬を返して下さいな」
ミラージュは腕組みし、仁王立ちになっている。
う~ん…。
私たちは無理を承知でこの営業所にロミオとレティオを預かって貰ったというのに、どこかサミュエル王子とミラージュの態度はふてぶてしく見えてしまう。
「何だか借金取りが取り立てに来たように見えませんか?」
こそっとナージャさんが私の耳元で囁く。
「あ、ナージャさんもそう思いましたか?私もそう思ったんですよ…」
私たちはロミオとレティオを預かって貰っている立場なのに、この態度はあまり宜しくない。
そこで私が代わりに頭を下げることにした。
「すみません。オーナー。3日間、私たちの愛馬を預かって頂き誠にありがとうございました。早速引き取らせて頂こうと思います。それでロミオとレティオはどこにいますか?」
すると…。
「あの…先ほどからあなた方は何を仰っているのですか?私はあなた方とお会いするのは今日が初めてですよ?ましてや馬を預かるなど…何の事やらさっぱりですな」
そして男性オーナーは眼鏡をはずすと袖でキュッキュッと拭き始めた。
「は?」
あまりの態度に唖然とする私。
「何だって?」
「今何と言ったのですか?!」
途端にサミュエル王子とミラージュが殺気走る。
こんな町中で騒ぎを起こしたくなかった私は慌てて2人を宥めた。
「まぁまぁ、落ち着いて。2人とも。少し行き違いがあるみたいだから…ここは私に任せてくれる?」
「う…まぁ、レベッカがそういうなら‥…任せるよ」
「そうですわね。レベッカ様にお願いしましょう」
サミュエル王子とミラージュがおとなしく引いてくれたところで、私は再度オーナーに向き直った。
「では、オーナー。私ともう一度お話しませんか?」
私はニコニコ笑いながら、こっそり『力』を使うことにした――。
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