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19-1 問題の解決?
翌朝――
「う……」
カーテンの隙間から差し込むオレンジ色の光が顔に当たり、エルウィンはうめいた。
(ま、眩しい……一体何だって言うんだ……?)
エルウィンは薄目を開け……見慣れた天井が目に入り、慌てて目を擦った。
「ここは……俺の部屋じゃないか?いつの間に戻ってきたんだ……いや、それとも今迄の全ての事は夢だったのだろうか……?」
ため息混じりに天井を眺めた時……すぐに大事なことに気付いた。
「そ、そうだ!アリアドネは!今どうしているのだ?!」
夢の中でアリアドネが自分の元から去ろうとしていたことをエルウィンは思い出した。
慌ててベッドから飛び起きた瞬間、背中がズキリと傷んだ。
(そうだ……この背中の痛みはカルタン族によってやられた傷だ……!ということは……やはり今までの出来事は夢では無かったのだ!)
「それにしても何故……俺は自分の部屋で眠っているんだ……?おまけによく見ると扉も開きっぱなしじゃないか……」
部屋を見渡しながら……徐々に昨夜の記憶が蘇ってきた。
(そうだ。俺はアリアドネに一斉一大の告白をして……その後、無様にも……気を失ってしまったんだ!それでアリアドネから返事も聞けていないんじゃないか!)
「くっそ……。『戦場の暴君』ともあろう俺が、あんな無様な失態をさらけ出してしまうなんて……これでは告白よりも戦いのほうが楽勝だ……!」
するとそこへ運悪く、シュミットとスティーブが現れた。
「エルウィン様!目が覚められたのですね?!」
「大将!良かった……!」
「お前達……!」
ベッドから身体を起こしているエルウィンにシュミットとスティーブは駆け寄ってきた。
「一体、俺はどうしていたんだ?」
エルウィンは早速2人に尋ねた。
「はい、エルウィン様は昨夜王太子殿下に攫われたアリアドネ様を追って、隣の宿場町『ラザール』で追いつかれたのです。その後、殿下達はアリアドネ様を残して王都に戻られました」
「そして、俺たちは後を追って『ラザール』へ着いたところ、大将が宿屋のベッドで気絶していたのを発見したんですよ。丁度開いてしまった傷の手当も済んでいたので、持ってきた馬車に乗せて城に戻ってきたんですぜ?」
「そうだったのか……世話を掛けたな」
ポツリと呟くエルウィン。
「いいえ、ご無事で何よりでした。問題も解決したようですし」
「問題……?」
シュミットの言葉に首を傾げるエルウィン
「ええ、大事な問題ですぜ?」
何故か意味深な笑みを浮かべるスティーブ。
「何を言ってるんだ?2人とも……」
その時――。
「エルウィン様……?」
扉の方から声が聞こえ、エルウィンは視線を声の聞こえた方角に移した。
「アリアドネ……!」
扉の前にはメイド服姿のアリアドネが目を見開いて立っていた――。
「う……」
カーテンの隙間から差し込むオレンジ色の光が顔に当たり、エルウィンはうめいた。
(ま、眩しい……一体何だって言うんだ……?)
エルウィンは薄目を開け……見慣れた天井が目に入り、慌てて目を擦った。
「ここは……俺の部屋じゃないか?いつの間に戻ってきたんだ……いや、それとも今迄の全ての事は夢だったのだろうか……?」
ため息混じりに天井を眺めた時……すぐに大事なことに気付いた。
「そ、そうだ!アリアドネは!今どうしているのだ?!」
夢の中でアリアドネが自分の元から去ろうとしていたことをエルウィンは思い出した。
慌ててベッドから飛び起きた瞬間、背中がズキリと傷んだ。
(そうだ……この背中の痛みはカルタン族によってやられた傷だ……!ということは……やはり今までの出来事は夢では無かったのだ!)
「それにしても何故……俺は自分の部屋で眠っているんだ……?おまけによく見ると扉も開きっぱなしじゃないか……」
部屋を見渡しながら……徐々に昨夜の記憶が蘇ってきた。
(そうだ。俺はアリアドネに一斉一大の告白をして……その後、無様にも……気を失ってしまったんだ!それでアリアドネから返事も聞けていないんじゃないか!)
「くっそ……。『戦場の暴君』ともあろう俺が、あんな無様な失態をさらけ出してしまうなんて……これでは告白よりも戦いのほうが楽勝だ……!」
するとそこへ運悪く、シュミットとスティーブが現れた。
「エルウィン様!目が覚められたのですね?!」
「大将!良かった……!」
「お前達……!」
ベッドから身体を起こしているエルウィンにシュミットとスティーブは駆け寄ってきた。
「一体、俺はどうしていたんだ?」
エルウィンは早速2人に尋ねた。
「はい、エルウィン様は昨夜王太子殿下に攫われたアリアドネ様を追って、隣の宿場町『ラザール』で追いつかれたのです。その後、殿下達はアリアドネ様を残して王都に戻られました」
「そして、俺たちは後を追って『ラザール』へ着いたところ、大将が宿屋のベッドで気絶していたのを発見したんですよ。丁度開いてしまった傷の手当も済んでいたので、持ってきた馬車に乗せて城に戻ってきたんですぜ?」
「そうだったのか……世話を掛けたな」
ポツリと呟くエルウィン。
「いいえ、ご無事で何よりでした。問題も解決したようですし」
「問題……?」
シュミットの言葉に首を傾げるエルウィン
「ええ、大事な問題ですぜ?」
何故か意味深な笑みを浮かべるスティーブ。
「何を言ってるんだ?2人とも……」
その時――。
「エルウィン様……?」
扉の方から声が聞こえ、エルウィンは視線を声の聞こえた方角に移した。
「アリアドネ……!」
扉の前にはメイド服姿のアリアドネが目を見開いて立っていた――。
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