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君の顔
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エミリーがいなくなり僕も22歳になった。もう正妃を娶らないといけない。諦めたつもりだった。4年懸命に探したが彼女は見つからず、エドワードは酒に溺れ、リオンは数多の浮名を流し、シルクは手の皮膚が爛れるほど剣の稽古をし、リアムは政務に明けくれる日々。そして、自分は何事にも無気力になってしまった。彼女がいなくなってからというもの皆心なしか楽しくなさそうにしている。きっと皇太子の自分の前では隠しているが僕のせいだと思っているのだろう。あぁエミリー君の顔が見たい。
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