10 / 29
2章
2-4
しおりを挟む
(断らなくては……)
ノアがなんと言おうとも、カオルは芯まで汚れている。しかも不妊症という、貴族では致命的な欠陥持ちだ。ここで首を縦に振っては、エヴァンス家の将来を潰してしまう。
(断ら、なくては……っ)
「私、は……っ」
それなのに、いつまで経ってもその先が言えなかった。
これはまるで毒のようだ。欲がじわりと広がって、どこまでも重くのしかかってくる。
(帰りたく、ない……)
離縁をしたら、カオルはもう一生イルミナ家から抜け出せないだろう。暖かいお湯も、美味しいご飯も、二度と触ることはできない。『展示』も遠からず再開される。
(ここに、いたい……っ)
ノアの黒曜石のような目で見つめられて、名前を呼んでほしい。ルーカスさんも、話していてとっても楽しかった。ここで一緒に暮らせたら、どんなに幸せだろうか。
「やっと、目が合ったな」
ノアはそう言って、カオルの頬をそっと撫でた。
陶器に触るような優しい手つきに、顔全体が熱くなる。お料理よりも格段に、凍った心が溶かされる。
「どうだろう。私は一緒に、暮らして欲しい。カオルはどうだ。ここは嫌か」
気づけば、想いがそのまま口をついていた。
「私は……、わたし、もっ、……です」
「教えてくれ」
「私も、ここに……っ、いたい、です……っ!」
「そうか、よかった」
ふう、とノアが小さく息を吐いた。ため息だろうか、本当は帰って欲しかったんだろうか。
でも、ノアの口元はカオルにもわかるほど綻んでいて、それでようやく、それが安堵の吐息だとわかった。
「それを聞いて、安心した」
「あ、あん……しん……?」
「ああ。カオルが今日もここにいてくれると知れて、安心した」
「そ、それは、ありがとう、ござい、ます……?」
何を言ったら良いかわからない。そもそも喉がつかえて、言葉にならない。
そして、先ほどからノアの指がずっとカオルの頬に触れていて、顔が熱くて、どうにかなりそう。
「あ、あのっ。ノア様……っ。指が……、汚れてしまいます」
「……まだいろいろと直すべきところはありそうだが。それは追い追いで良いだろう」
仄かに笑って、ノアが言う。
「少なくとも今日、カオルのことを一つ知れた。それで良しとしておく」
「……はあ……?」
怪訝な顔をしてしまうカオルに、ノアは顔を背けてぽつりと言った。
「お前の青い目は、とても綺麗だ」
きれい、きれい……。
綺麗。……私が?
「はぁ、あ……、え……なん……っ⁉︎」
不明瞭な悲鳴をあげる頃には、ノアは既に階下に降りてしまっていた。
◇
やはりカオルには、相当の無理がかかっていたようだった。
水を飲ませて、しばらく部屋を開けてから中を見ると、新妻は深く寝入っていた。儚げな寝顔をじっくりと見てみたい気もしたが、ノアは自分を紳士だと信じているため控えることにした。
代わりに、離れに向かう。
離れの扉を開ける前から既にどんちゃんとうるさくて、ノアは顰めっ面でドアを開けた。
「……来てたんだな、ケアラ」
「やっほー! お邪魔してるよん、ノアの兄貴!」
ルーカスと肩を組んで乾杯なんぞしていた茶髪の女は、猫のようなアーモンド型の目を意地悪く細める。
「なになに? 奥さんに翻弄されてるんだって? 超楽しいじゃん。教えてよ酒の肴にしたいから」
「そうだそうだ! 全部話せこの鬼畜野郎が!」
「ルーカス貴様……。私とカオルの話が決裂していたらどうするつもりだったんだ。したたかに酔いやがって」
「その辺りは信頼してたんだぜ。兄貴は優しいし、カオルさんも優しそうだったから。話せばわかる。実際そうなったんだろ? 聞かせてくれよ」
「……一杯よこせ。素面で言えるものか」
どれだけ憎たらしいことになろうとも、孤児院仲間に対してだけは、隠し事はしないと決めている。
明日に響かないように、一杯だけアルコールを流し込んだ。
◇
やっぱりカオルに関することだけは、隠すことにしよう。
ノアがそう決めてから、もう一時間ほど経つ。目の前では、神経を逆撫でする下手くそな芝居が打たれている。
「『去れ、娼婦。次に私の寝室を跨いだら、離婚と思え』……。よくあんな綺麗な奥さんにそんなこと言えるよな。頭いっちまった時の兄貴は本当に、そりゃ冷血って言われるわけだぜ」
「うっわサイテー。女の敵ってレベルじゃないよ。あたしなら埋めてる」
「うるさいなケアラ……。あとルーカス。私はそんな顔はしていない。誇張するな」
「……そんでお前、謝るときは口下手すぎるだろ。頼むと申し訳ないしか言ってなくないか? ぶふっ」
「…………なんだ文句でもあるのか」
「はいはーい! 次はじゃあ、格好付けて誉めてみましたの物真似しまーす! さあルーカスも一緒にせーの……」
「「『お前の青い目は、とても綺麗だ』……。あっはっはっはっは!」」
きりっ、と真面目くさった顔をしたかと思えば、堪えきれずに大笑いをするルーカスとケアラに、ノアはジョッキをテーブルに叩きつける。
「事実だろうが!」
「え、なに惚気てんの?」
「うるさい黙れ! 二度と貴様らにこんな話するか。私は寝る。ルーカス、お前、次の仕事日は馬車馬のように働かせるからな」
うげえ、と呻くルーカスの額をべしんと叩いて、ノアは立ち上がる。シャワーでも浴びて、ゆっくり寝よう。幸い明日は休みを取ったから、多少は寝坊をしても良いだろう。
ふと、ケアラが言った。
「ところで兄貴。……カオルさんには、言ったの? あのこと」
ぴたりと、時間が止まったようだった。
しばしの沈黙ののち、ノアは下を向く。
「…………言ってない」
「ノアの兄貴は、何一つ悪くない。その上で女の視点から、多少厳しいことを言うんだけどさ。……やっぱり多少は、ショックを受けると、思うんだ。言うなら早めがいいと思う」
「………………」
ドアノブに手をかけたまま、ノアは押し黙る。ルーカスも、この時ばかりはジョッキを置いて下を向いていた。
「言ったらおそらく、離婚だろうな」
「……あたしたちは何があっても、ノアの兄貴に付いていくよ」
「おそらくカオルには、教育が欠落している」
馬鹿にしているわけではない。適切な機会を与えるのは庇護者の責任で、カオルには露ほどの非もない。
「一通りの学と、学び方を叩き込む。最悪、実家を離れても自力で生きて行けるように助力する。……そしたらちゃんと言うさ。私が欠陥人間であることを」
「兄貴、そんな言い方はやめてくれ。卑下するなよ。あんたは間違いなく、俺たちの救世主なんだ」
「……どうだか」
ノア=エヴァンス。
瞬間記憶能力と、類稀な頭脳を併せ持ち、最底辺の貧民でも閲覧できる虫食いだらけの学習書から、平易な教科書を編纂してのけた、孤児にとっての救世主。
しかし神というやつは、才能の代わりにノアからあるものを奪っていた。
「私は子孫を、残せない。生殖能力に致命的な欠陥があるそうだ。……エヴァンス家は、私が死ねば取り潰し。女としての喜びを奪い、地位も失われる。そんなものにカオルを巻き込むわけにも、いかないだろう」
まだ出会って二日目だが、もうはっきりとした感情があった。
ノアはカオルに、幸せになってほしいと、思っている。
そしてその幸せは、ノアでは決して、与えてやることはできない。
「すまなかったな。最後に水を差した」
おやすみ、と言ってノアは離れを後にする。
背後から、二人分の「おやすみ」が聞こえていた。
ノアがなんと言おうとも、カオルは芯まで汚れている。しかも不妊症という、貴族では致命的な欠陥持ちだ。ここで首を縦に振っては、エヴァンス家の将来を潰してしまう。
(断ら、なくては……っ)
「私、は……っ」
それなのに、いつまで経ってもその先が言えなかった。
これはまるで毒のようだ。欲がじわりと広がって、どこまでも重くのしかかってくる。
(帰りたく、ない……)
離縁をしたら、カオルはもう一生イルミナ家から抜け出せないだろう。暖かいお湯も、美味しいご飯も、二度と触ることはできない。『展示』も遠からず再開される。
(ここに、いたい……っ)
ノアの黒曜石のような目で見つめられて、名前を呼んでほしい。ルーカスさんも、話していてとっても楽しかった。ここで一緒に暮らせたら、どんなに幸せだろうか。
「やっと、目が合ったな」
ノアはそう言って、カオルの頬をそっと撫でた。
陶器に触るような優しい手つきに、顔全体が熱くなる。お料理よりも格段に、凍った心が溶かされる。
「どうだろう。私は一緒に、暮らして欲しい。カオルはどうだ。ここは嫌か」
気づけば、想いがそのまま口をついていた。
「私は……、わたし、もっ、……です」
「教えてくれ」
「私も、ここに……っ、いたい、です……っ!」
「そうか、よかった」
ふう、とノアが小さく息を吐いた。ため息だろうか、本当は帰って欲しかったんだろうか。
でも、ノアの口元はカオルにもわかるほど綻んでいて、それでようやく、それが安堵の吐息だとわかった。
「それを聞いて、安心した」
「あ、あん……しん……?」
「ああ。カオルが今日もここにいてくれると知れて、安心した」
「そ、それは、ありがとう、ござい、ます……?」
何を言ったら良いかわからない。そもそも喉がつかえて、言葉にならない。
そして、先ほどからノアの指がずっとカオルの頬に触れていて、顔が熱くて、どうにかなりそう。
「あ、あのっ。ノア様……っ。指が……、汚れてしまいます」
「……まだいろいろと直すべきところはありそうだが。それは追い追いで良いだろう」
仄かに笑って、ノアが言う。
「少なくとも今日、カオルのことを一つ知れた。それで良しとしておく」
「……はあ……?」
怪訝な顔をしてしまうカオルに、ノアは顔を背けてぽつりと言った。
「お前の青い目は、とても綺麗だ」
きれい、きれい……。
綺麗。……私が?
「はぁ、あ……、え……なん……っ⁉︎」
不明瞭な悲鳴をあげる頃には、ノアは既に階下に降りてしまっていた。
◇
やはりカオルには、相当の無理がかかっていたようだった。
水を飲ませて、しばらく部屋を開けてから中を見ると、新妻は深く寝入っていた。儚げな寝顔をじっくりと見てみたい気もしたが、ノアは自分を紳士だと信じているため控えることにした。
代わりに、離れに向かう。
離れの扉を開ける前から既にどんちゃんとうるさくて、ノアは顰めっ面でドアを開けた。
「……来てたんだな、ケアラ」
「やっほー! お邪魔してるよん、ノアの兄貴!」
ルーカスと肩を組んで乾杯なんぞしていた茶髪の女は、猫のようなアーモンド型の目を意地悪く細める。
「なになに? 奥さんに翻弄されてるんだって? 超楽しいじゃん。教えてよ酒の肴にしたいから」
「そうだそうだ! 全部話せこの鬼畜野郎が!」
「ルーカス貴様……。私とカオルの話が決裂していたらどうするつもりだったんだ。したたかに酔いやがって」
「その辺りは信頼してたんだぜ。兄貴は優しいし、カオルさんも優しそうだったから。話せばわかる。実際そうなったんだろ? 聞かせてくれよ」
「……一杯よこせ。素面で言えるものか」
どれだけ憎たらしいことになろうとも、孤児院仲間に対してだけは、隠し事はしないと決めている。
明日に響かないように、一杯だけアルコールを流し込んだ。
◇
やっぱりカオルに関することだけは、隠すことにしよう。
ノアがそう決めてから、もう一時間ほど経つ。目の前では、神経を逆撫でする下手くそな芝居が打たれている。
「『去れ、娼婦。次に私の寝室を跨いだら、離婚と思え』……。よくあんな綺麗な奥さんにそんなこと言えるよな。頭いっちまった時の兄貴は本当に、そりゃ冷血って言われるわけだぜ」
「うっわサイテー。女の敵ってレベルじゃないよ。あたしなら埋めてる」
「うるさいなケアラ……。あとルーカス。私はそんな顔はしていない。誇張するな」
「……そんでお前、謝るときは口下手すぎるだろ。頼むと申し訳ないしか言ってなくないか? ぶふっ」
「…………なんだ文句でもあるのか」
「はいはーい! 次はじゃあ、格好付けて誉めてみましたの物真似しまーす! さあルーカスも一緒にせーの……」
「「『お前の青い目は、とても綺麗だ』……。あっはっはっはっは!」」
きりっ、と真面目くさった顔をしたかと思えば、堪えきれずに大笑いをするルーカスとケアラに、ノアはジョッキをテーブルに叩きつける。
「事実だろうが!」
「え、なに惚気てんの?」
「うるさい黙れ! 二度と貴様らにこんな話するか。私は寝る。ルーカス、お前、次の仕事日は馬車馬のように働かせるからな」
うげえ、と呻くルーカスの額をべしんと叩いて、ノアは立ち上がる。シャワーでも浴びて、ゆっくり寝よう。幸い明日は休みを取ったから、多少は寝坊をしても良いだろう。
ふと、ケアラが言った。
「ところで兄貴。……カオルさんには、言ったの? あのこと」
ぴたりと、時間が止まったようだった。
しばしの沈黙ののち、ノアは下を向く。
「…………言ってない」
「ノアの兄貴は、何一つ悪くない。その上で女の視点から、多少厳しいことを言うんだけどさ。……やっぱり多少は、ショックを受けると、思うんだ。言うなら早めがいいと思う」
「………………」
ドアノブに手をかけたまま、ノアは押し黙る。ルーカスも、この時ばかりはジョッキを置いて下を向いていた。
「言ったらおそらく、離婚だろうな」
「……あたしたちは何があっても、ノアの兄貴に付いていくよ」
「おそらくカオルには、教育が欠落している」
馬鹿にしているわけではない。適切な機会を与えるのは庇護者の責任で、カオルには露ほどの非もない。
「一通りの学と、学び方を叩き込む。最悪、実家を離れても自力で生きて行けるように助力する。……そしたらちゃんと言うさ。私が欠陥人間であることを」
「兄貴、そんな言い方はやめてくれ。卑下するなよ。あんたは間違いなく、俺たちの救世主なんだ」
「……どうだか」
ノア=エヴァンス。
瞬間記憶能力と、類稀な頭脳を併せ持ち、最底辺の貧民でも閲覧できる虫食いだらけの学習書から、平易な教科書を編纂してのけた、孤児にとっての救世主。
しかし神というやつは、才能の代わりにノアからあるものを奪っていた。
「私は子孫を、残せない。生殖能力に致命的な欠陥があるそうだ。……エヴァンス家は、私が死ねば取り潰し。女としての喜びを奪い、地位も失われる。そんなものにカオルを巻き込むわけにも、いかないだろう」
まだ出会って二日目だが、もうはっきりとした感情があった。
ノアはカオルに、幸せになってほしいと、思っている。
そしてその幸せは、ノアでは決して、与えてやることはできない。
「すまなかったな。最後に水を差した」
おやすみ、と言ってノアは離れを後にする。
背後から、二人分の「おやすみ」が聞こえていた。
1
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜
来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。
望んでいたわけじゃない。
けれど、逃げられなかった。
生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。
親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。
無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。
それでも――彼だけは違った。
優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。
形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。
これは束縛? それとも、本当の愛?
穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
婚約解消されたら隣にいた男に攫われて、強請るまで抱かれたんですけど?〜暴君の暴君が暴君過ぎた話〜
紬あおい
恋愛
婚約解消された瞬間「俺が貰う」と連れ去られ、もっとしてと強請るまで抱き潰されたお話。
連れ去った強引な男は、実は一途で高貴な人だった。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
女の子がほとんど産まれない国に転生しました。
さくらもち
恋愛
何番煎じかのお話です。
100人に3~5人しか産まれない女の子は大切にされ一妻多夫制の国に産まれたのは前世の記憶、日本で亭主関白の旦那に嫁いびりと男尊女卑な家に嫁いで挙句栄養失調と過労死と言う令和になってもまだ昭和な家庭!でありえない最後を迎えてしまった清水 理央、享年44歳
そんな彼女を不憫に思った女神が自身の世界の女性至上主義な国に転生させたお話。
当面は2日に1話更新予定!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる