いつか、あの日の戦場で。

くらーぐ

文字の大きさ
上 下
4 / 6

しおりを挟む
公園に着く、と....


彼女は、光に包まれ宙に浮いていた。

理解が追いつかない。が、その時にはもう走り出していた。

買っていた飲み物がこぼれ、落としたバックにかかる。その中身は死んでしまうだろうが気にしてはられない。

「サラ!!」
必死に彼女にに右手を伸ばす。


彼女の右手に触れる。その時、触れた右手に鋭い痛みがあった。

触れたが掴めはしなかった。瞬間に光は強くなっていく。

目の前が光で白くなる。
彼女の腕は光の粒子を纏うように見えた。






しおりを挟む

処理中です...