5 / 90
騎士団長
しおりを挟む
先ほどのシンプルな八京の部屋とは違い、部屋は広く、豪華なテーブルにしっかりとクッションのきいた椅子、お洒落な花瓶には見たことも無い花が生けられていて、壁の本棚には無数の本が並べられている。
そんな部屋の中でナオキは騎士団長のガルシアを紹介された。ホリの深い顔立ちは海外系の顔に見える。ブルーで透き通るような目が印象的だ。髪はショートで軽くウェーブがかかっている。
八京はナオキの召喚された後の状況を掻い摘んで説明した。
「中々落ち着いていてしっかりした青年ですよ。僕が知ってる中で一番理解が早かったんじゃないかな」
八京は褒めているが、素直に喜べない。ただ面食らっていただけなのだから。
「そうかそうか。いきなり召喚されて色々な行動を起こす者たちがいたからな。この前のリスタなんか清太郎と怒鳴りあっていたからな」
ガッハッハッハッと豪快に笑いながらガルシアは清太郎という名前を出した。
「リスタ?」
「あぁ、リスターターのことを言いやすくリスタって略すんだ。ナオキ君も好きなほうで呼ぶと良い。それにしても清太郎らしいですよ。あの件があって今回僕に立ち合いが回ってきたんですよ」
「私は八京、お前が適任だと考えていたぞ。今回のことでそれがはっきりしたわけだ」
ガルシア再びは大声で笑いながら嬉しそうに話している。豪快な人間のようだ。
「いえそんな、ナオキ君がしっかりしているだけですよ。それに今回はたまたまです」
手を左右に振りながら八京は困った顔をした。今回の召喚が評価されて次回もやることになったらたまったもんではないのだろう。
「ナオキ、今回の召喚、誠に申し訳ない。戸惑うことがあり、色々思うことがあるのも重々承知している。だが、是非我々に協力してほしい」
ガルシアは神妙な面持ちで頭を下げた。
「いえ、そんな…」
まいったな……なんて言っていいかわかんないぞ
「八京から聞いていると思うが、君には様々な魔物の討伐を行ってもらいたい。それ以外もあるが、当面は討伐がメインだ。当然危険が伴うことも承知して欲しい。時には怪我をすることも有るだろう。しかし、こちらで出来る最大限の協力はするつもりだ。もちろん討伐もナオキの力量に応じて対応するので是非ともよろしく頼む」
これ、改めて考えるとあまり良い条件じゃないんだよなぁ。魔物討伐なんて危険だし。そもそもオレに魔物を殺せるのかよ……今までネズミだって殺したことないのに……っていうか話の流れからしてほぼ強制じゃないかこれ。元の世界には戻れないっぽいしやらざるを得ないじゃん。
「で、出来るだけ頑張ります」
これがナオキに言える精一杯の言葉だった。
ガルシアは顔を上げ、また笑顔になった。
「ガッハッハッハッ。期待しているぞ。大丈夫、暫くは八京がついている。こいつは優秀でな、ここ数年のリスタの中じゃ間違いなく№1の実力者だ」
八京さんってそんなにすごいんだ。
「そんなことないですよ。ちょっと剣の扱いに慣れてるだけでまだまだです。この前だって周りの人たちの協力が無かったらやられてましたよ」
「八京、お前がいなかったら全滅だったぞ。なんせ、あんなにバカでかいドラゴンと戦ったんだからな。お前を含めて重傷者はいたが死者が出なかったのは不幸中の幸いだ」
「八京さん、ドラゴンを倒したんですか?」
「いや、あと少しってところで逃がしちゃったんだ。でもあそこで逃げてくれなかったらこっちに死人が出てたかもしれない。ガルシアさんの言う通りみんな生還できて良かったよ」
おいおい、ホントにオレはココでやっていけるのかよ……すぐ死ぬんじゃないだろうな。不安だぁ。不安だぁ。
「ガルシアさん、僕たちそろそろ行きますよ。ナオキ君を明日香さんに紹介することになってるんで」
八京が立ち上がったので合わせてナオキも立ち上がった。
明日香…おそらく10日前に召喚された女の子の名前だろう。
「おお、そうか。ナオキ、明日香は顔は良いが中々のじゃじゃ馬だ。色々大変だと思うが仲良くやってくれ」
ガルシアも立ち上がり両肩にガッチリ手を乗せながらそう言い、また大声で笑った。
……じゃじゃ馬……
「ガルシアさん。そんなこと言ったらナオキ君が警戒しますよ」
「そうか? だが男勝りな性格で言うことを聞かないのは事実ではないか」
……男勝り……
「確かに気の強い子だとは思いますけど、素直で思いやりのある子ですよ」
「ほう……噂には聞いていたが八京の前ではそういう態度になるのかあの娘は。覚えておこう」
ニヤニヤと笑いながらガルシアは顎をさすった。
「やだなぁ。みんなに対してそうですよ。ナオキ君、そろそろ行こうか。ガルシアさん、僕たちはこれで失礼します」
八京は頭を下げ、その後、扉の方へ向きを変えた。
「は、はい。ガルシアさん失礼します」
八京に続いてガルシアに頭を下げ八京の後を追った。
「おう、何かあったらいつでも来い! 別に用が無くても会いに来て構わんぞ」
八京はガルシアのその言葉を聞いた後で扉を閉めて通路を歩き出した。
「何か豪快な人ですね」
「うん、あの人はいつもそうなんだ。僕たちリスターターに対してもこの世界の人間のように接してくれる」
「この世界の人たちは違うんですか?」
「え? うん……やっぱり違う世界から来たからね。僕たちの存在は良くも悪くも特別なんだ。多かれ少なかれよそよそしい態度は感じるよ」
「そうなんですか。『腫れ物を扱う』的なもんですかね?」
「まあ……そんな感じかな。でも良い人達も沢山いるから気にしなくて大丈夫だよ」
そんな話を聞いてまったく気にしない訳にはいかないだろう。不安要素がまた一つ増えて小さくため息をついた。
この世界でうまくやっていけるのかオレ……引きこもりにはキツイぞこりゃ……
気分が沈んだ状態で歩いていると八京はある扉の前で歩くのを止めた。
「ここだよ」
そう言って八京は扉をノックした。
そんな部屋の中でナオキは騎士団長のガルシアを紹介された。ホリの深い顔立ちは海外系の顔に見える。ブルーで透き通るような目が印象的だ。髪はショートで軽くウェーブがかかっている。
八京はナオキの召喚された後の状況を掻い摘んで説明した。
「中々落ち着いていてしっかりした青年ですよ。僕が知ってる中で一番理解が早かったんじゃないかな」
八京は褒めているが、素直に喜べない。ただ面食らっていただけなのだから。
「そうかそうか。いきなり召喚されて色々な行動を起こす者たちがいたからな。この前のリスタなんか清太郎と怒鳴りあっていたからな」
ガッハッハッハッと豪快に笑いながらガルシアは清太郎という名前を出した。
「リスタ?」
「あぁ、リスターターのことを言いやすくリスタって略すんだ。ナオキ君も好きなほうで呼ぶと良い。それにしても清太郎らしいですよ。あの件があって今回僕に立ち合いが回ってきたんですよ」
「私は八京、お前が適任だと考えていたぞ。今回のことでそれがはっきりしたわけだ」
ガルシア再びは大声で笑いながら嬉しそうに話している。豪快な人間のようだ。
「いえそんな、ナオキ君がしっかりしているだけですよ。それに今回はたまたまです」
手を左右に振りながら八京は困った顔をした。今回の召喚が評価されて次回もやることになったらたまったもんではないのだろう。
「ナオキ、今回の召喚、誠に申し訳ない。戸惑うことがあり、色々思うことがあるのも重々承知している。だが、是非我々に協力してほしい」
ガルシアは神妙な面持ちで頭を下げた。
「いえ、そんな…」
まいったな……なんて言っていいかわかんないぞ
「八京から聞いていると思うが、君には様々な魔物の討伐を行ってもらいたい。それ以外もあるが、当面は討伐がメインだ。当然危険が伴うことも承知して欲しい。時には怪我をすることも有るだろう。しかし、こちらで出来る最大限の協力はするつもりだ。もちろん討伐もナオキの力量に応じて対応するので是非ともよろしく頼む」
これ、改めて考えるとあまり良い条件じゃないんだよなぁ。魔物討伐なんて危険だし。そもそもオレに魔物を殺せるのかよ……今までネズミだって殺したことないのに……っていうか話の流れからしてほぼ強制じゃないかこれ。元の世界には戻れないっぽいしやらざるを得ないじゃん。
「で、出来るだけ頑張ります」
これがナオキに言える精一杯の言葉だった。
ガルシアは顔を上げ、また笑顔になった。
「ガッハッハッハッ。期待しているぞ。大丈夫、暫くは八京がついている。こいつは優秀でな、ここ数年のリスタの中じゃ間違いなく№1の実力者だ」
八京さんってそんなにすごいんだ。
「そんなことないですよ。ちょっと剣の扱いに慣れてるだけでまだまだです。この前だって周りの人たちの協力が無かったらやられてましたよ」
「八京、お前がいなかったら全滅だったぞ。なんせ、あんなにバカでかいドラゴンと戦ったんだからな。お前を含めて重傷者はいたが死者が出なかったのは不幸中の幸いだ」
「八京さん、ドラゴンを倒したんですか?」
「いや、あと少しってところで逃がしちゃったんだ。でもあそこで逃げてくれなかったらこっちに死人が出てたかもしれない。ガルシアさんの言う通りみんな生還できて良かったよ」
おいおい、ホントにオレはココでやっていけるのかよ……すぐ死ぬんじゃないだろうな。不安だぁ。不安だぁ。
「ガルシアさん、僕たちそろそろ行きますよ。ナオキ君を明日香さんに紹介することになってるんで」
八京が立ち上がったので合わせてナオキも立ち上がった。
明日香…おそらく10日前に召喚された女の子の名前だろう。
「おお、そうか。ナオキ、明日香は顔は良いが中々のじゃじゃ馬だ。色々大変だと思うが仲良くやってくれ」
ガルシアも立ち上がり両肩にガッチリ手を乗せながらそう言い、また大声で笑った。
……じゃじゃ馬……
「ガルシアさん。そんなこと言ったらナオキ君が警戒しますよ」
「そうか? だが男勝りな性格で言うことを聞かないのは事実ではないか」
……男勝り……
「確かに気の強い子だとは思いますけど、素直で思いやりのある子ですよ」
「ほう……噂には聞いていたが八京の前ではそういう態度になるのかあの娘は。覚えておこう」
ニヤニヤと笑いながらガルシアは顎をさすった。
「やだなぁ。みんなに対してそうですよ。ナオキ君、そろそろ行こうか。ガルシアさん、僕たちはこれで失礼します」
八京は頭を下げ、その後、扉の方へ向きを変えた。
「は、はい。ガルシアさん失礼します」
八京に続いてガルシアに頭を下げ八京の後を追った。
「おう、何かあったらいつでも来い! 別に用が無くても会いに来て構わんぞ」
八京はガルシアのその言葉を聞いた後で扉を閉めて通路を歩き出した。
「何か豪快な人ですね」
「うん、あの人はいつもそうなんだ。僕たちリスターターに対してもこの世界の人間のように接してくれる」
「この世界の人たちは違うんですか?」
「え? うん……やっぱり違う世界から来たからね。僕たちの存在は良くも悪くも特別なんだ。多かれ少なかれよそよそしい態度は感じるよ」
「そうなんですか。『腫れ物を扱う』的なもんですかね?」
「まあ……そんな感じかな。でも良い人達も沢山いるから気にしなくて大丈夫だよ」
そんな話を聞いてまったく気にしない訳にはいかないだろう。不安要素がまた一つ増えて小さくため息をついた。
この世界でうまくやっていけるのかオレ……引きこもりにはキツイぞこりゃ……
気分が沈んだ状態で歩いていると八京はある扉の前で歩くのを止めた。
「ここだよ」
そう言って八京は扉をノックした。
0
あなたにおすすめの小説
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
地味スキル「ためて・放つ」が最強すぎた!~出来損ないはいらん!と追い出したくせに英雄に駆け上がってから戻れと言われても手遅れです~
かくろう
ファンタジー
【ためて・放つ】という地味スキルを一生に一度の儀式で授かってしまった主人公セージ。
そのせいで家から追放され、挙げ句に異母弟から殺されかけてしまう。
しかしあらゆるものを【ためる】でパワフルにできるこのスキルは、最高ランクの冒険者すらかすんでしまうほどのぶっ壊れ能力だった!
命からがら魔物の強襲から脱したセージは、この力を駆使して成り上がっていく事を決意する。
そして命の危機に瀕していた少女リンカニアと出会い、絆を深めていくうちに自分のスキルを共有できる事に気が付いた。
――これは、世界で類を見ない最強に成り上がっていく主人公と、彼の元へ集まってくる仲間達との物語である。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
二月から週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる