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深夜のナオキとルカ
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深夜。ナオキはベッドの中で寝返りをうっていた。もう何度寝返りをしただろう……明日のことを考えると眠気は起こらず、目が冴えていた。
眠ることをナオキは諦め、ベッドから出た。
「何か飲んで気分を落ち着かせよう……」
ナオキは部屋を出て食堂へ向かった。
食堂で水を飲んで自室に戻ろうと歩いていると、中庭に人影があることにナオキは気付いた。
こんな時間に誰だろう……
ナオキは人影へ近づいて行った。別に気にせずそのまま自室に戻っても良かったのだが、何となく気になった。
中庭の隅にある人影は座って上を見ていた。
星を見ているようだ。ナオキが近づいても人影は動かない。
近くまで来て人影はルカだと知った。
「……眠れないの?」
声を掛けられ、驚いたようにルカはナオキの方を振り返った。そしてナオキの質問に返事は無い。
「こんな時間にどうしたの? 明日は早いし寝ておいたほうがいいよ」
まるで自分に言い聞かせているような言葉だ。
ルカの横まで歩いて行き、そのままナオキは座った。
「………………」
「………………」
「………………」
「………………」
やっぱり会話が無い……明日香とならスグに話せるのに……
「……あ……あの……」
沈黙を破ったのはルカだった。
「わ、私……人見知りが酷くって……しかも男の人と、は、話すことなんて今までほとんどなくて……せ、折角話し掛けてくれてたのに……ほ、ホントにす、すいません」
「そ、そうだったんだ。別に気にしてないから大丈夫だよ。それにオレの方こそ変に気を使わせちゃったみたいでゴメンね」
極度の人見知り……なるほど、そう言うことだったのか。それに異世界なんて突拍子もないところで男に話し掛けられれば尚更だろう。
「いえ……き、気を使ってくれていたのはう、嬉しかったんです。た、ただ緊張しちゃって、ど、どう話せばいいのか分からなくって……そ、そのうちへ、変な間が出来ちゃって……か、会話もロ、ロクにできなくて……」
今も精一杯ルカは喋っているのだろう。でも自分の言葉でしっかり意思を伝えようとする気持ちがナオキには嬉しかった。
「ありがとう。ルカさんが自分の気持ちを素直に話してくれて嬉しいよ」
「そ……そんな……あ、ありがとうなんて……わ、私は感謝されるようなことは……む、むしろナ、ナオキさんを不快にさせてて、も、申し訳ありません……」
両手を左右に振った後でルカは頭を下げた。
「そんなに気にしないでよ。人間苦手なことがあって当然なんだから。オレも色々苦手なことが多くって……ホント嫌になるよ」
「そ、そうなんですか?」
「そうだよ。この前だってゴブリン一匹倒せなくってさ。明日香にはスッゲェ文句言われてるんだぜ。情けなくって……ホント凹むよ」
「そ、そんな……で、でもそ、それって……あ、あっちの世界ではな、無かったことだし……ふ、普通のことだと思います。わ、私も……あ、明日からのことが怖くって……ね、眠れなくって……」
「もしかして、それでこんな時間にここにいたの?」
ナオキの質問にルカはコクリと頷いた。夜の暗がりで表情はよく分からなかったが、よく見ると身体は小さく震えている。
「そっか……実はさ……オレも今まで怖くって眠れなかったんだよね」
「え? ……そ、そうだったんですか?」
「そうだよ。やっぱり魔物をオレが倒せるか不安で、多分剣の腕前は上がってるしその気になれば倒せると思うけど……やっぱり気持ちが付いて行かないんだよね。だって猫や犬だって普通殺さないのにこっちの世界に来て『魔物を殺せ!』って言われても納得できなくって……この世界では当たり前なのは理解してるんだけど中々ね……」
「そ、それ……わ、わかります。わ、私もい、一緒です……ま、魔物でもい、命があるわけだし……そ、それをわ、私が奪うのがこ、怖いって言うか、お、恐ろしいって言うか。と、とにかくふ、不安で……」
ルカの声が大きくなる。それだけナオキに共感を感じたのだろう。
「何だ……オレたち、同じことで悩んでたんだね。こっちの世界に来て初めて共感してくれる人がいて安心したよ」
「わ、私もです。あ、明日香さんはや、優しくしてくれるけどし、しっかりしてて……わ、私とは全然違って……き、きっとも、元の世界でもあ、あんな感じでカッコよかったのかなぁなんて思ったらさ、更に不安になっちゃって……」
「そうだよね。アイツ年上にもハッキリ言うし、意外と気が利くし元の世界では優等生だったんだろうなぁ。オレなんかここに来る直前まで引きこもりだったんだぜ。ウケるだろ」
自嘲気味に笑った。
本当はこのことを誰にも話す気は無かった。あの時の記憶も気持ちも全部まとめて心の奥に閉じ込めておきたかった。だが、ルカには不思議と話せそうな気がした。
「えっ?」
ルカの声がより一層大きかった。それだけ驚いているのだろう。
「……実は……わ、私もお、同じです……こ、ここに来るまで家の中で閉じ籠ってました」
「えっ!?」
今度はナオキが驚いた。この世界に自分と同じ人間が……しかも目の前に……
「ホントに? スゲー偶然じゃん。……って言ってもお互いあんまり嬉しい話じゃないよね。ごめん。ちょっとびっくりしてさ」
「いえ……わ、私もびっくりしました。まさかナオキさんが私と一緒だなんて……意外でした」
私と一緒……
確かに引きこもっていたのは同じだが、その原因までは同じではない。絶対に――
ルカにはルカがそうなっただけの理由がある。だがお互いの共通事項があるだけでルカとの距離が近く感じたのは間違い無い。
「……あの……ナオキさん……」
「ん? 何?」
「も、もし嫌でなかったらその……私の引き籠った話し聞いてもらってもいいですか?」
「えっ!?」
意外だった。ナオキには自分の恥ずかしくて、惨めで、情けない、一番嫌いな、できれば消し去りたい闇の記憶を他人に話すなんてとても出来ない。それをルカはナオキに話そうとしている。理由によっては相手に驚かれ、軽蔑され、今後の付き合いが微妙なものになってしまうかもしれないのに……ひょっとしたらルカはそこまで考えていないかもしれない……ルカの気持ちが分からなかった。
「……いいの? その……多分ルカさんの辛い出来事だったんでしょ? それを無理して話さなくても……ほら、他人には知られたくないことってあるし……」
「いえ、で、出来ればナオキさんに聞いてもらいたいんです。そ、その……私が前に進むために必要だと思うから……な、ナオキさんには迷惑だと思いますけど、もしよかったらお願いします」
――自分が前に進むため――
ナオキが考えもしなかった答えだ。ルカも悩んで苦しんだだろう。ルカはそこからどうにかして自分を変えようと頑張っている。対してナオキ自身はどうだろう……お互い引きこもっていたが果たしてナオキにルカの理由を聞く資格があるのだろうか……
「あの……ホントにオレでいいの? こんなオレで……」
「はい、ナオキさんに聞いてもらいたいです」
暫く考えた。月明かりの中ルカのナオキを見つめる真っ直ぐで青色な瞳を見ていると、ルカの意思の硬さが伝わってきた。
年下の女の子にここまで頼まれたのだ。もう断る理由はない。
「……分かった。聞かせてもらうよ」
ルカの顔がほころび、わずかな笑みが浮かんだ。やはりそれなりの覚悟をもって話そうとしているのだろう。
「ありがとうございます。ただその……聞いていてつまらないし退屈かもしれませんけど……」
「そんなの関係ないよ。大丈夫、聞かせてもらうよ」
最後まで聞こう……それでルカの気持ちが晴れて前に進むことが出来るのなら。そしてナオキ自身も……
眠ることをナオキは諦め、ベッドから出た。
「何か飲んで気分を落ち着かせよう……」
ナオキは部屋を出て食堂へ向かった。
食堂で水を飲んで自室に戻ろうと歩いていると、中庭に人影があることにナオキは気付いた。
こんな時間に誰だろう……
ナオキは人影へ近づいて行った。別に気にせずそのまま自室に戻っても良かったのだが、何となく気になった。
中庭の隅にある人影は座って上を見ていた。
星を見ているようだ。ナオキが近づいても人影は動かない。
近くまで来て人影はルカだと知った。
「……眠れないの?」
声を掛けられ、驚いたようにルカはナオキの方を振り返った。そしてナオキの質問に返事は無い。
「こんな時間にどうしたの? 明日は早いし寝ておいたほうがいいよ」
まるで自分に言い聞かせているような言葉だ。
ルカの横まで歩いて行き、そのままナオキは座った。
「………………」
「………………」
「………………」
「………………」
やっぱり会話が無い……明日香とならスグに話せるのに……
「……あ……あの……」
沈黙を破ったのはルカだった。
「わ、私……人見知りが酷くって……しかも男の人と、は、話すことなんて今までほとんどなくて……せ、折角話し掛けてくれてたのに……ほ、ホントにす、すいません」
「そ、そうだったんだ。別に気にしてないから大丈夫だよ。それにオレの方こそ変に気を使わせちゃったみたいでゴメンね」
極度の人見知り……なるほど、そう言うことだったのか。それに異世界なんて突拍子もないところで男に話し掛けられれば尚更だろう。
「いえ……き、気を使ってくれていたのはう、嬉しかったんです。た、ただ緊張しちゃって、ど、どう話せばいいのか分からなくって……そ、そのうちへ、変な間が出来ちゃって……か、会話もロ、ロクにできなくて……」
今も精一杯ルカは喋っているのだろう。でも自分の言葉でしっかり意思を伝えようとする気持ちがナオキには嬉しかった。
「ありがとう。ルカさんが自分の気持ちを素直に話してくれて嬉しいよ」
「そ……そんな……あ、ありがとうなんて……わ、私は感謝されるようなことは……む、むしろナ、ナオキさんを不快にさせてて、も、申し訳ありません……」
両手を左右に振った後でルカは頭を下げた。
「そんなに気にしないでよ。人間苦手なことがあって当然なんだから。オレも色々苦手なことが多くって……ホント嫌になるよ」
「そ、そうなんですか?」
「そうだよ。この前だってゴブリン一匹倒せなくってさ。明日香にはスッゲェ文句言われてるんだぜ。情けなくって……ホント凹むよ」
「そ、そんな……で、でもそ、それって……あ、あっちの世界ではな、無かったことだし……ふ、普通のことだと思います。わ、私も……あ、明日からのことが怖くって……ね、眠れなくって……」
「もしかして、それでこんな時間にここにいたの?」
ナオキの質問にルカはコクリと頷いた。夜の暗がりで表情はよく分からなかったが、よく見ると身体は小さく震えている。
「そっか……実はさ……オレも今まで怖くって眠れなかったんだよね」
「え? ……そ、そうだったんですか?」
「そうだよ。やっぱり魔物をオレが倒せるか不安で、多分剣の腕前は上がってるしその気になれば倒せると思うけど……やっぱり気持ちが付いて行かないんだよね。だって猫や犬だって普通殺さないのにこっちの世界に来て『魔物を殺せ!』って言われても納得できなくって……この世界では当たり前なのは理解してるんだけど中々ね……」
「そ、それ……わ、わかります。わ、私もい、一緒です……ま、魔物でもい、命があるわけだし……そ、それをわ、私が奪うのがこ、怖いって言うか、お、恐ろしいって言うか。と、とにかくふ、不安で……」
ルカの声が大きくなる。それだけナオキに共感を感じたのだろう。
「何だ……オレたち、同じことで悩んでたんだね。こっちの世界に来て初めて共感してくれる人がいて安心したよ」
「わ、私もです。あ、明日香さんはや、優しくしてくれるけどし、しっかりしてて……わ、私とは全然違って……き、きっとも、元の世界でもあ、あんな感じでカッコよかったのかなぁなんて思ったらさ、更に不安になっちゃって……」
「そうだよね。アイツ年上にもハッキリ言うし、意外と気が利くし元の世界では優等生だったんだろうなぁ。オレなんかここに来る直前まで引きこもりだったんだぜ。ウケるだろ」
自嘲気味に笑った。
本当はこのことを誰にも話す気は無かった。あの時の記憶も気持ちも全部まとめて心の奥に閉じ込めておきたかった。だが、ルカには不思議と話せそうな気がした。
「えっ?」
ルカの声がより一層大きかった。それだけ驚いているのだろう。
「……実は……わ、私もお、同じです……こ、ここに来るまで家の中で閉じ籠ってました」
「えっ!?」
今度はナオキが驚いた。この世界に自分と同じ人間が……しかも目の前に……
「ホントに? スゲー偶然じゃん。……って言ってもお互いあんまり嬉しい話じゃないよね。ごめん。ちょっとびっくりしてさ」
「いえ……わ、私もびっくりしました。まさかナオキさんが私と一緒だなんて……意外でした」
私と一緒……
確かに引きこもっていたのは同じだが、その原因までは同じではない。絶対に――
ルカにはルカがそうなっただけの理由がある。だがお互いの共通事項があるだけでルカとの距離が近く感じたのは間違い無い。
「……あの……ナオキさん……」
「ん? 何?」
「も、もし嫌でなかったらその……私の引き籠った話し聞いてもらってもいいですか?」
「えっ!?」
意外だった。ナオキには自分の恥ずかしくて、惨めで、情けない、一番嫌いな、できれば消し去りたい闇の記憶を他人に話すなんてとても出来ない。それをルカはナオキに話そうとしている。理由によっては相手に驚かれ、軽蔑され、今後の付き合いが微妙なものになってしまうかもしれないのに……ひょっとしたらルカはそこまで考えていないかもしれない……ルカの気持ちが分からなかった。
「……いいの? その……多分ルカさんの辛い出来事だったんでしょ? それを無理して話さなくても……ほら、他人には知られたくないことってあるし……」
「いえ、で、出来ればナオキさんに聞いてもらいたいんです。そ、その……私が前に進むために必要だと思うから……な、ナオキさんには迷惑だと思いますけど、もしよかったらお願いします」
――自分が前に進むため――
ナオキが考えもしなかった答えだ。ルカも悩んで苦しんだだろう。ルカはそこからどうにかして自分を変えようと頑張っている。対してナオキ自身はどうだろう……お互い引きこもっていたが果たしてナオキにルカの理由を聞く資格があるのだろうか……
「あの……ホントにオレでいいの? こんなオレで……」
「はい、ナオキさんに聞いてもらいたいです」
暫く考えた。月明かりの中ルカのナオキを見つめる真っ直ぐで青色な瞳を見ていると、ルカの意思の硬さが伝わってきた。
年下の女の子にここまで頼まれたのだ。もう断る理由はない。
「……分かった。聞かせてもらうよ」
ルカの顔がほころび、わずかな笑みが浮かんだ。やはりそれなりの覚悟をもって話そうとしているのだろう。
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