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苦しい嘘
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――食事を終えたナオキは明日香とルカと共にテントにいた。八京の姿は無い。明日からの訓練の準備をしている。明日香が例のごとく手伝おうとしたが、『明日から大変だから、今日はゆっくりしてて』と軽く躱されてしまった。
ナオキとルカはそんな明日香の愚痴に付き合わされていた。
「……まったく……何で八京さんは私にあんなに素っ気ないんだろう……」
「さ、さぁどうかな? 以外に八京さん、そういうの奥手なのかもよ?」
なぜ八京は素っ気ない態度をしているのだろう……その先の答えを考えても明日香に良い結果にならないので明日香には言わないでいた。
「わ、私も、れ、恋愛とか、え、縁が無かったから……よ、よくわかりません……」
恐らくルカも気付いている。時々ナオキの顔をチラチラ見ているので話を合わせているのだろう。
そろそろ時間かな……
「そう言えば、こっちに戻ってくるとき、珍しいモノを見つけたんだ。今から見に行かないか?」
いい加減明日香の愚痴にも飽きた頃、ナオキは出来るだけさり気なく言った。
「はぁ? 今から? 一体何を見つけたのよ?」
まだ話したりなさそうな明日香はあまり興味が無さそうに冷たく言った。
「それは内緒だよ。実際に見て驚いてほしいから」
少しでも興味を持たせる。作戦を成功させるには必要なことだ。
「何勿体付けてるのよ。さっさと教えなさいよ」
「いいや、教えないね。そのほうが絶対驚くし、感動するはずだから」
「なにそれ? 私はいいわ! そんなに見せたいならルカちゃんに見せてあげなさいよ。で、ルカちゃんが喜んだなら明日にでも私に見せてくれればいいわ」
えっ!?
予想外の反応だった。
ヤバい。何とか二人を連れださないと……
「い、いや……明日以降は訓練で疲れるだろ? 二人にはできれば今日のうちに見せておきたいんだ。そんなに時間は取らせないから……な?」
頼む……行くと言ってくれ
明日香は少しの間考えていた。
「……ナオキはこう言ってるけど、ルカちゃんどうする?」
「わ、私は、セ、センパイが、み、見せたいって言ってるんで……い、行ってみたいです……」
よし! ルカちゃんナイス!
心の中でガッツポーズがでる。
「ほら、ルカちゃんもこう言ってるし、行こうぜ。な?」
「う~ん……ナオキがこんなこと言うなんてなんか胡散臭いのよね」
――ギクッ――
流石明日香、鋭い。
「そ、そんなことないだろ。絶対に損はさせないからさ」
「まぁ、そんなに言うなら仕方ないわね。でも大したものじゃ無かったら承知しないからね」
明日香は念を押すようにナオキに言った。
イエス!
心の中でナオキは再びガッツポーズをした。問題は数多くあるが、その一つをクリアしたのだ。
「絶対大丈夫だから。オレが保証する」
「だからその保証が信用無いんだけど……」
コ、コイツ……
「ま、まぁ大丈夫だから。なら明日も早いしスグに行こう! ほら、二人とも立って」
明日香とルカを立たせ、テントを出る様に促した。途中で気が変わったらたまらない。
「ちょっ……わかったわよ。行くからそんなに急かさないでよ。それに、ナオキが戻ってくる途中にあったんでしょ? 見回りの兵士が行かせてくれるの?」
し、しまった……
「そ……それは……兵士に見つからないようにコソコソっとさ……」
「……セ、センパイ……」
「……ナオキ、アンタ懲りて無いわね……」
二人の冷たい視線が痛いほどナオキを刺した。
この作戦駄目かも……
ナオキはこの作戦に不安を覚えた。
ナオキとルカはそんな明日香の愚痴に付き合わされていた。
「……まったく……何で八京さんは私にあんなに素っ気ないんだろう……」
「さ、さぁどうかな? 以外に八京さん、そういうの奥手なのかもよ?」
なぜ八京は素っ気ない態度をしているのだろう……その先の答えを考えても明日香に良い結果にならないので明日香には言わないでいた。
「わ、私も、れ、恋愛とか、え、縁が無かったから……よ、よくわかりません……」
恐らくルカも気付いている。時々ナオキの顔をチラチラ見ているので話を合わせているのだろう。
そろそろ時間かな……
「そう言えば、こっちに戻ってくるとき、珍しいモノを見つけたんだ。今から見に行かないか?」
いい加減明日香の愚痴にも飽きた頃、ナオキは出来るだけさり気なく言った。
「はぁ? 今から? 一体何を見つけたのよ?」
まだ話したりなさそうな明日香はあまり興味が無さそうに冷たく言った。
「それは内緒だよ。実際に見て驚いてほしいから」
少しでも興味を持たせる。作戦を成功させるには必要なことだ。
「何勿体付けてるのよ。さっさと教えなさいよ」
「いいや、教えないね。そのほうが絶対驚くし、感動するはずだから」
「なにそれ? 私はいいわ! そんなに見せたいならルカちゃんに見せてあげなさいよ。で、ルカちゃんが喜んだなら明日にでも私に見せてくれればいいわ」
えっ!?
予想外の反応だった。
ヤバい。何とか二人を連れださないと……
「い、いや……明日以降は訓練で疲れるだろ? 二人にはできれば今日のうちに見せておきたいんだ。そんなに時間は取らせないから……な?」
頼む……行くと言ってくれ
明日香は少しの間考えていた。
「……ナオキはこう言ってるけど、ルカちゃんどうする?」
「わ、私は、セ、センパイが、み、見せたいって言ってるんで……い、行ってみたいです……」
よし! ルカちゃんナイス!
心の中でガッツポーズがでる。
「ほら、ルカちゃんもこう言ってるし、行こうぜ。な?」
「う~ん……ナオキがこんなこと言うなんてなんか胡散臭いのよね」
――ギクッ――
流石明日香、鋭い。
「そ、そんなことないだろ。絶対に損はさせないからさ」
「まぁ、そんなに言うなら仕方ないわね。でも大したものじゃ無かったら承知しないからね」
明日香は念を押すようにナオキに言った。
イエス!
心の中でナオキは再びガッツポーズをした。問題は数多くあるが、その一つをクリアしたのだ。
「絶対大丈夫だから。オレが保証する」
「だからその保証が信用無いんだけど……」
コ、コイツ……
「ま、まぁ大丈夫だから。なら明日も早いしスグに行こう! ほら、二人とも立って」
明日香とルカを立たせ、テントを出る様に促した。途中で気が変わったらたまらない。
「ちょっ……わかったわよ。行くからそんなに急かさないでよ。それに、ナオキが戻ってくる途中にあったんでしょ? 見回りの兵士が行かせてくれるの?」
し、しまった……
「そ……それは……兵士に見つからないようにコソコソっとさ……」
「……セ、センパイ……」
「……ナオキ、アンタ懲りて無いわね……」
二人の冷たい視線が痛いほどナオキを刺した。
この作戦駄目かも……
ナオキはこの作戦に不安を覚えた。
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