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旧石器革命の章
シヴェーノの戴冠式
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ジル「こんなところに娘さんがいるだなんて!大変だわ!ミンティオ坊っちゃん、この方を運ぶのを手伝ってくださいませ」
ミンティオ「うん!」
麻衣とシヴェーノのすむ住居。
ミンティオ「ジル、ここがちょうど良い!この住居を借りよう!ごめんください!」
シヴェーノM「ん?ウラニアの声じゃないぞ?この土地に他の住人を見た事がないが…」
恐る恐る近づく
シヴェーノ「誰だ!?」
三人、顔を合わせる。
シヴェーノ「ひょっとして…ジルと…ミンティオ?」
ミンティオ「そういう君は…シヴェーノ?」
ジル「シヴェーノお坊っちゃん!」
シヴェーノ「あぁ…夢みたいだ!再会できて嬉しいよ!でもどうして…」
ジル「お話は後ですわ。とにかく今は彼女を!」
シヴェーノ「ウラニア!」
ミンティオ「知り合い?」
シヴェーノ「この国で知り合って一緒に暮らし始めた母のような人だ」
急いで中へ案内。
シヴェーノ「丁度にジルが見つけてくれて良かった!ジル、ウラニアを頼む!」
ジル「分かりましたわ。シヴェーノ坊っちゃん、ミンティオ坊っちゃん、あなた方は外に出ていた方がお宜しいでしょう」
シヴェーノとミンティオ、外に出る。
数時間後、産声。
シヴェーノ「ウラニア!」
ミンティオ「生まれたのか!?」
ジル、顔を出す。
ジル「お坊っちゃん方、お嬢様がお二人お生まれになられましたよ」
シヴェーノ「女の子か」
ミンティオ「お名前は?」
ジル「中にお入りになって奥様に直接お聞きになられた方がお宜しいでしょう」
ミンティオ「シヴェーノ、まさか奥さんの子供だが…君との子ではないだろう?」
シヴェーノ「まさか!」
シヴェーノ、赤くなって首を振る。
住居の中。
シヴェーノ「ウラニア!」
麻衣「シヴェーノ…それに…どなた?」
ミンティオ「彼の友人のミンティオです」
麻衣「ミンティオ…それにジル、本当にどうもありがとう。見て、双子の女の子よ」
シヴェーノ「名は?」
麻衣「右の子がリシンガ、左の子がウラルジアよ」
シヴェーノ「リシンガにウラルジアか…」
麻衣「これでまた、少し準備が整ったわね」
シヴェーノとミンティオに
麻衣「シヴェーノにミンティオ、あなた方二人にこの二人の娘をあげます。だから二人とも、この誰もいない国…シヴェーノはリシンガを、ミンティオはウラルジアと結婚なさい」
シヴェーノ「ウラニア、気が早い!」
シヴェーノ、真っ赤になる
ジル「きっとこのお嬢様方も奥様に似て将来美人になりますわ。坊っちゃんにも大変お似合いの女性となりましょう」
シヴェーノ、麻衣を見て更に赤面。
ミンティオ「お、シヴェーノが赤くなった!さては君、奥様の事が好きなんだな!」
シヴェーノ「そんなんじゃない!」
麻衣「(笑う)あり得ないわ。だって私はこの子よりも30歳近く年上なのよ。シヴェーノから見ればお母さんの様な年の差なんですもの、そんな事を言ったらシヴェーノが可哀想よ」
全員笑う。
5年後。小柄な城が出来ている。
麻衣「すごいわ!私達4人でここまで出来ちゃうだなんて!」
ジル「これも皆さんの信念の賜物ですわ」
ミンティオ「でも広い地域に城だけがポツリ、住人は私達だけ…なんだか寂しい様な…」
シヴェーノ「確かに…」
麻衣「いいえシヴェーノ、これからだわ」
シヴェーノ「え?」
麻衣「今はまだ寂しい国だけど、将来にはきっと大勢の人たちで繁栄する賑やかな国になっているでしょう。その国をシヴェーノ、これからあなたが作っていくのよ」
シヴェーノ「わ…私が?」
麻衣「そうよシヴェーノ!さぁ、城も出来上がったんだから本格的に始めるわよ!これからは君と私達の居場所はこのお城の中よ!ここに住みながらこれから王国をどう作っていくかを考えていきましょう!」
シヴェーノ「でもウラニア、王国と言うからには王がいなければ王国とは言えないだろう?一体誰が王だと言う?」
麻衣「さっきも言ったでしょう?シヴェーノ、君がこの国を作っていく初代王様になるのよ」
シヴェーノ「そんな!ちょっと!」
ジル「私も賛成ですわ!坊っちゃんでしたら忠実で誠なるお心のお父上・レアンゴ様のお心を受けているのですもの、きっと聖君となり、より良いお国をお作りになられますわ」
ミンティオ「そうだ。頑張れよ、シヴェーノ」
麻衣「なら早速、まだ私達しかいない静かなものだけど、戴冠式を執り行いましょう!」
シヴェーノ「待てよ!私が確かに摂政の息子ではあるが王族や王子ではない!国王になる教養も知識もない!」
麻衣「その点は心配ご無用。私が君を聖君にする指導係になるわ」
シヴェーノ「お前が!?」
麻衣「そうよ。私の夫は王族…ではないけど、伯爵の教育係もしていたことがあるわ。だから夫の受け売りで少しは私も知識があるの」
ジル「ウラニア様は頼もしいですわ!では坊っちゃんをよろしくお願いします」
麻衣「任せておいて!」
翌日。城の中、学修堂。
麻衣「見てシヴェーノ!昨日私が徹夜で仕上げた教科書よ!今日からこれをお使いなさい」
シヴェーノ「おぉ…」
目を丸くして教科書をペラペラ
シヴェーノ「ウラニア…お前と言うやつは…」
麻衣「では王様、やりますよ!1ページ目を開いて。ではまず…“聖君とは、民の事を重んじ、民を第一に考え、民のために最善のよりよい政治を執り行う。民が安心して暮らせる、気持ち良く生活が出来る国にしていく事が出来、裕福、貧困を差別して貧困の民を傷つける事なく、どんな人々も争いを起こす事なく平和に暮らしていける国、秩序を保って過ごせる国に導くことが聖君としての第一歩である”」
シエネオとアルシンゴ、広野を歩いている。
シエネオ「いつの間にかこんなところまで来てしまったが…一体ここは何処なんだ?」
アルシンゴ「それよりも私達の仲間はどうしちまったんだ!」
シエネオ「おい!あれ見ろよ!」
目の前に城。
シエネオ「城があるぞ!ってことはここは王政がある王国で人が住んでるって事なのか?」
アルシンゴ「バカ言うな!これが…」
何もない荒れ果てた地。
アルシンゴ「人が住んでいる様に見えるか?」
シエネオ「とにかく、城の近くまで行ってみよう」
2人、城を目指して歩く。
シヴェーノ、伸びをする
麻衣「お疲れ様、良く頑張りました」
シヴェーノ「ありがとう。とても良い授業だったよ!では…私は少し出てくる」
麻衣「何処へ?」
シヴェーノ「湖と山さ。今夜のごはん困るだろ?」
小粋に
シヴェーノ「聖君はまず美味しいごはんをいっぱい食べる事からさ!」
麻衣「まぁ!」
シヴェーノ、走っていく。麻衣、ククッと笑う。
庭。シヴェーノ、屋内から飛び出す。そこへシエネオとアルシンゴ。
シヴェーノ「あ…」
固まる。
シエ・アル「あ…」
シヴェーノ「シエネオ、それにアルシンゴ!」
シエネオ「シヴェーノ!一体どうしたんだ?何故こんなところにいる?」
アルシンゴ「この城には一体どなたが住んでいるのかね?」
シヴェーノ「私とジル、そしてミンティオとウラニアっていう女性さ」
アルシンゴ、シエネオ、ちんぷんかんぷん
シヴェーノ「詳しく話せば長くなる。ほら、とりあえずは入って!中にジルとミンティオもいるよ」
シヴェーノ、二人を中に案内。
ミンティオ「シエネオ!アルシンゴ!」
ジル「まぁ!」
麻衣「お知り合い?」
シヴェーノ「ほら、前に話したろ?アルシンゴとシエネオだよ」
麻衣「まぁ!ではタルタラの?」
シエネオ「シヴェーノから、もう私達の事を聞いていたんですね。お察しの通りです。あなたは?」
麻衣「ウラニアと申します。でも、ここまでの経緯を詳しく話すと長くなりますから順に追って話していきますわ」
麻衣「という訳なんです。それで一週間の後に戴冠式をと」
アルシンゴ「では何か?つまりこの国の城主はシヴェーノになると言う事か」
シエネオ「なるほど。ではもしそちらが構わなければ私達も共にしてよろしいかな?」
シヴェーノ「大歓迎さ!」
アルシンゴ「ありがとう。しかし父ではなく息子が王になるとはなぁ…」
アルシンゴ、笑う。シヴェーノも恥ずかしそうに笑う。
一週間後。麻衣、シヴェーノをめかしこくっている。
シヴェーノ「ウラニア、そんなにまでしなくても良い!」
麻衣「そんなわけにはいかないわ。だって大切な息子の晴れ日なんですもの!」
シヴェーノ「え?」
麻衣「私にとって君は実の息子の様に愛しい…だから私、正式に君の養母になりたいと思う。君はどう?私の事…母親としてみれる?」
シヴェーノ「ウラニア…」
麻衣「何て急に言われても困っちゃうわよね…ごめん、今の話は忘れてね」
全員。一生懸命準備をする。
数キロ先。レアンゴが歩いている。遠くに城を見つけて立ち止まってまじまじ見上げる。
ミンティオ「うん!」
麻衣とシヴェーノのすむ住居。
ミンティオ「ジル、ここがちょうど良い!この住居を借りよう!ごめんください!」
シヴェーノM「ん?ウラニアの声じゃないぞ?この土地に他の住人を見た事がないが…」
恐る恐る近づく
シヴェーノ「誰だ!?」
三人、顔を合わせる。
シヴェーノ「ひょっとして…ジルと…ミンティオ?」
ミンティオ「そういう君は…シヴェーノ?」
ジル「シヴェーノお坊っちゃん!」
シヴェーノ「あぁ…夢みたいだ!再会できて嬉しいよ!でもどうして…」
ジル「お話は後ですわ。とにかく今は彼女を!」
シヴェーノ「ウラニア!」
ミンティオ「知り合い?」
シヴェーノ「この国で知り合って一緒に暮らし始めた母のような人だ」
急いで中へ案内。
シヴェーノ「丁度にジルが見つけてくれて良かった!ジル、ウラニアを頼む!」
ジル「分かりましたわ。シヴェーノ坊っちゃん、ミンティオ坊っちゃん、あなた方は外に出ていた方がお宜しいでしょう」
シヴェーノとミンティオ、外に出る。
数時間後、産声。
シヴェーノ「ウラニア!」
ミンティオ「生まれたのか!?」
ジル、顔を出す。
ジル「お坊っちゃん方、お嬢様がお二人お生まれになられましたよ」
シヴェーノ「女の子か」
ミンティオ「お名前は?」
ジル「中にお入りになって奥様に直接お聞きになられた方がお宜しいでしょう」
ミンティオ「シヴェーノ、まさか奥さんの子供だが…君との子ではないだろう?」
シヴェーノ「まさか!」
シヴェーノ、赤くなって首を振る。
住居の中。
シヴェーノ「ウラニア!」
麻衣「シヴェーノ…それに…どなた?」
ミンティオ「彼の友人のミンティオです」
麻衣「ミンティオ…それにジル、本当にどうもありがとう。見て、双子の女の子よ」
シヴェーノ「名は?」
麻衣「右の子がリシンガ、左の子がウラルジアよ」
シヴェーノ「リシンガにウラルジアか…」
麻衣「これでまた、少し準備が整ったわね」
シヴェーノとミンティオに
麻衣「シヴェーノにミンティオ、あなた方二人にこの二人の娘をあげます。だから二人とも、この誰もいない国…シヴェーノはリシンガを、ミンティオはウラルジアと結婚なさい」
シヴェーノ「ウラニア、気が早い!」
シヴェーノ、真っ赤になる
ジル「きっとこのお嬢様方も奥様に似て将来美人になりますわ。坊っちゃんにも大変お似合いの女性となりましょう」
シヴェーノ、麻衣を見て更に赤面。
ミンティオ「お、シヴェーノが赤くなった!さては君、奥様の事が好きなんだな!」
シヴェーノ「そんなんじゃない!」
麻衣「(笑う)あり得ないわ。だって私はこの子よりも30歳近く年上なのよ。シヴェーノから見ればお母さんの様な年の差なんですもの、そんな事を言ったらシヴェーノが可哀想よ」
全員笑う。
5年後。小柄な城が出来ている。
麻衣「すごいわ!私達4人でここまで出来ちゃうだなんて!」
ジル「これも皆さんの信念の賜物ですわ」
ミンティオ「でも広い地域に城だけがポツリ、住人は私達だけ…なんだか寂しい様な…」
シヴェーノ「確かに…」
麻衣「いいえシヴェーノ、これからだわ」
シヴェーノ「え?」
麻衣「今はまだ寂しい国だけど、将来にはきっと大勢の人たちで繁栄する賑やかな国になっているでしょう。その国をシヴェーノ、これからあなたが作っていくのよ」
シヴェーノ「わ…私が?」
麻衣「そうよシヴェーノ!さぁ、城も出来上がったんだから本格的に始めるわよ!これからは君と私達の居場所はこのお城の中よ!ここに住みながらこれから王国をどう作っていくかを考えていきましょう!」
シヴェーノ「でもウラニア、王国と言うからには王がいなければ王国とは言えないだろう?一体誰が王だと言う?」
麻衣「さっきも言ったでしょう?シヴェーノ、君がこの国を作っていく初代王様になるのよ」
シヴェーノ「そんな!ちょっと!」
ジル「私も賛成ですわ!坊っちゃんでしたら忠実で誠なるお心のお父上・レアンゴ様のお心を受けているのですもの、きっと聖君となり、より良いお国をお作りになられますわ」
ミンティオ「そうだ。頑張れよ、シヴェーノ」
麻衣「なら早速、まだ私達しかいない静かなものだけど、戴冠式を執り行いましょう!」
シヴェーノ「待てよ!私が確かに摂政の息子ではあるが王族や王子ではない!国王になる教養も知識もない!」
麻衣「その点は心配ご無用。私が君を聖君にする指導係になるわ」
シヴェーノ「お前が!?」
麻衣「そうよ。私の夫は王族…ではないけど、伯爵の教育係もしていたことがあるわ。だから夫の受け売りで少しは私も知識があるの」
ジル「ウラニア様は頼もしいですわ!では坊っちゃんをよろしくお願いします」
麻衣「任せておいて!」
翌日。城の中、学修堂。
麻衣「見てシヴェーノ!昨日私が徹夜で仕上げた教科書よ!今日からこれをお使いなさい」
シヴェーノ「おぉ…」
目を丸くして教科書をペラペラ
シヴェーノ「ウラニア…お前と言うやつは…」
麻衣「では王様、やりますよ!1ページ目を開いて。ではまず…“聖君とは、民の事を重んじ、民を第一に考え、民のために最善のよりよい政治を執り行う。民が安心して暮らせる、気持ち良く生活が出来る国にしていく事が出来、裕福、貧困を差別して貧困の民を傷つける事なく、どんな人々も争いを起こす事なく平和に暮らしていける国、秩序を保って過ごせる国に導くことが聖君としての第一歩である”」
シエネオとアルシンゴ、広野を歩いている。
シエネオ「いつの間にかこんなところまで来てしまったが…一体ここは何処なんだ?」
アルシンゴ「それよりも私達の仲間はどうしちまったんだ!」
シエネオ「おい!あれ見ろよ!」
目の前に城。
シエネオ「城があるぞ!ってことはここは王政がある王国で人が住んでるって事なのか?」
アルシンゴ「バカ言うな!これが…」
何もない荒れ果てた地。
アルシンゴ「人が住んでいる様に見えるか?」
シエネオ「とにかく、城の近くまで行ってみよう」
2人、城を目指して歩く。
シヴェーノ、伸びをする
麻衣「お疲れ様、良く頑張りました」
シヴェーノ「ありがとう。とても良い授業だったよ!では…私は少し出てくる」
麻衣「何処へ?」
シヴェーノ「湖と山さ。今夜のごはん困るだろ?」
小粋に
シヴェーノ「聖君はまず美味しいごはんをいっぱい食べる事からさ!」
麻衣「まぁ!」
シヴェーノ、走っていく。麻衣、ククッと笑う。
庭。シヴェーノ、屋内から飛び出す。そこへシエネオとアルシンゴ。
シヴェーノ「あ…」
固まる。
シエ・アル「あ…」
シヴェーノ「シエネオ、それにアルシンゴ!」
シエネオ「シヴェーノ!一体どうしたんだ?何故こんなところにいる?」
アルシンゴ「この城には一体どなたが住んでいるのかね?」
シヴェーノ「私とジル、そしてミンティオとウラニアっていう女性さ」
アルシンゴ、シエネオ、ちんぷんかんぷん
シヴェーノ「詳しく話せば長くなる。ほら、とりあえずは入って!中にジルとミンティオもいるよ」
シヴェーノ、二人を中に案内。
ミンティオ「シエネオ!アルシンゴ!」
ジル「まぁ!」
麻衣「お知り合い?」
シヴェーノ「ほら、前に話したろ?アルシンゴとシエネオだよ」
麻衣「まぁ!ではタルタラの?」
シエネオ「シヴェーノから、もう私達の事を聞いていたんですね。お察しの通りです。あなたは?」
麻衣「ウラニアと申します。でも、ここまでの経緯を詳しく話すと長くなりますから順に追って話していきますわ」
麻衣「という訳なんです。それで一週間の後に戴冠式をと」
アルシンゴ「では何か?つまりこの国の城主はシヴェーノになると言う事か」
シエネオ「なるほど。ではもしそちらが構わなければ私達も共にしてよろしいかな?」
シヴェーノ「大歓迎さ!」
アルシンゴ「ありがとう。しかし父ではなく息子が王になるとはなぁ…」
アルシンゴ、笑う。シヴェーノも恥ずかしそうに笑う。
一週間後。麻衣、シヴェーノをめかしこくっている。
シヴェーノ「ウラニア、そんなにまでしなくても良い!」
麻衣「そんなわけにはいかないわ。だって大切な息子の晴れ日なんですもの!」
シヴェーノ「え?」
麻衣「私にとって君は実の息子の様に愛しい…だから私、正式に君の養母になりたいと思う。君はどう?私の事…母親としてみれる?」
シヴェーノ「ウラニア…」
麻衣「何て急に言われても困っちゃうわよね…ごめん、今の話は忘れてね」
全員。一生懸命準備をする。
数キロ先。レアンゴが歩いている。遠くに城を見つけて立ち止まってまじまじ見上げる。
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