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第40話 光と闇の合同授業
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「あっ、いた!セレスティアちゃーん!」
心の中で血の涙を流しながらエリスに奢られ、昼食を終えた後。
俺たちが演習場へ向かおうとしていると、遠くから元気な声が聞こえてきた。
ミーナだ。
相変わらずブンブンと手を振りながら近づいてくる。
この子には疲れという概念がないのだろうか。
「あらミーナ、どうしたんですの?」
「セレスティアちゃんって実技魔法の授業で好きな属性選べるんでしょ?だったら光属性の授業一緒に受けようよ!」
光属性かぁ。確かに悪くない提案だ。
そういえば光属性って、この学園にはミーナ以外にはいないはずだ。普段はどうやって授業を受けているんだろう?
「光属性の授業って、一体なにするんですの?」
俺が問いかけると、ミーナは目を輝かせて答えた。
「今までは教えられる人がいなかったから自習だったんだけどね!今日から先生が帰ってきてて、ちゃんと授業受けられるんだって!だからセレスティアちゃんもどうかなって思って!」
へぇ~、この学校に光属性の教師がいたのかぁ。
せっかく貴重な光魔法を使えるんだ。
ぜひ専門家に教えてもらいたい。
「いいですわね。一緒に行きますわよ!」
「やったー!」
「じゃあ私も行きましょうかね♪面白そうですし♪」
唐突にエリスが割り込んでくる。
当然のようについてくる気満々だ。
「あれっ? エリスちゃんって光属性なの?でも私以外はいないって聞いたような……?そもそもエリスちゃんの属性聞いたことないや、何属性なの?」
「神属性ですよ♪」
「へっ? ……神?」
「冗談ですよ♪冗談♪」
何言ってんだこいつ……いやまあ、事実ではあるんだけど。
どうせこいつのことだから、何を言っても意地でもついて来るんだろう。
相手にするだけ時間の無駄だ。
さっさと行ってしまったほうがいい。
「……バカなこと言ってないでさっさと行きますわよ」
「えっ?あっうん……結局何属性なんだろう……」
そんな疑問を呟くミーナと、なぜか堂々とついてくるエリスとともに、俺たちは演習場へ向かった。
そして演習場――
「……なんであんたがここにいるのよ」
「……それはこっちのセリフですわ」
なぜかオフィーリアがいた。
腕を組み、不機嫌そうに睨みつけてくる。
「あなた闇属性ではなくて?ここは光属性ですわ。場所間違ってますわよ」
「はぁ?あんた何も知らないのね。光属性と闇属性は合同で授業することになったのよ」
合同?
確かにどっちの属性も貴重で、生徒の数が少ないんだろうが……
正反対と思えるふたつの属性を合同にして、教えられる先生なんて存在するのか?
「光属性と闇属性ってまったく違う属性じゃありませんの? 合同で教えられる人なんているんですの?」
「呆れた……ここまで無知だとかわいそうになってくるわ……」
「私たちを担当してくれる先生は、光と闇の『二重属性(デュアル)』なんだよ!」
意地悪なオフィーリアとは対照的に、ミーナが親切に教えてくれた。
『二重属性(デュアル)』……?
へぇ~、複数の属性持ちの人もいるのか。
しかも光と闇って、めちゃくちゃ貴重なんじゃないか?
全属性の俺が言うのもなんだが……
「ていうかセレスティアちゃん、その子と友達なの? 私にも紹介してよ!」
「いや、友達というか……」
知り合いではあるけども……
一方的に襲われそうになったと思ったら、勝手に自己完結して去っていったとんでもない女なんだけど……
「へぇ~、あなたが村出身の光属性って噂の子ね。私はオフィーリアよ」
「私はミーナだよ!よろしくね、オフィーリアちゃん!」
ミーナはオフィーリアの手を取り、ガシッと握手する。
相変わらず強引な子だ。
しかし、その屈託のなさが彼女のいいところでもある。
「よ、よろしく。なんか距離近いわね……」
「そうかな?これくらい普通じゃない?友達同士だし!」
さすがミーナ!
出会って数秒でもう『友達』の距離感になっている!
さすがのオフィーリアも少し押され気味のようだ。
「って、あれ……?」
すると突然、ミーナの様子が変わった。
キョトンとした顔でオフィーリアの顔をまじまじと見つめ、不思議そうな声を漏らす。
「……二人いる?」
心の中で血の涙を流しながらエリスに奢られ、昼食を終えた後。
俺たちが演習場へ向かおうとしていると、遠くから元気な声が聞こえてきた。
ミーナだ。
相変わらずブンブンと手を振りながら近づいてくる。
この子には疲れという概念がないのだろうか。
「あらミーナ、どうしたんですの?」
「セレスティアちゃんって実技魔法の授業で好きな属性選べるんでしょ?だったら光属性の授業一緒に受けようよ!」
光属性かぁ。確かに悪くない提案だ。
そういえば光属性って、この学園にはミーナ以外にはいないはずだ。普段はどうやって授業を受けているんだろう?
「光属性の授業って、一体なにするんですの?」
俺が問いかけると、ミーナは目を輝かせて答えた。
「今までは教えられる人がいなかったから自習だったんだけどね!今日から先生が帰ってきてて、ちゃんと授業受けられるんだって!だからセレスティアちゃんもどうかなって思って!」
へぇ~、この学校に光属性の教師がいたのかぁ。
せっかく貴重な光魔法を使えるんだ。
ぜひ専門家に教えてもらいたい。
「いいですわね。一緒に行きますわよ!」
「やったー!」
「じゃあ私も行きましょうかね♪面白そうですし♪」
唐突にエリスが割り込んでくる。
当然のようについてくる気満々だ。
「あれっ? エリスちゃんって光属性なの?でも私以外はいないって聞いたような……?そもそもエリスちゃんの属性聞いたことないや、何属性なの?」
「神属性ですよ♪」
「へっ? ……神?」
「冗談ですよ♪冗談♪」
何言ってんだこいつ……いやまあ、事実ではあるんだけど。
どうせこいつのことだから、何を言っても意地でもついて来るんだろう。
相手にするだけ時間の無駄だ。
さっさと行ってしまったほうがいい。
「……バカなこと言ってないでさっさと行きますわよ」
「えっ?あっうん……結局何属性なんだろう……」
そんな疑問を呟くミーナと、なぜか堂々とついてくるエリスとともに、俺たちは演習場へ向かった。
そして演習場――
「……なんであんたがここにいるのよ」
「……それはこっちのセリフですわ」
なぜかオフィーリアがいた。
腕を組み、不機嫌そうに睨みつけてくる。
「あなた闇属性ではなくて?ここは光属性ですわ。場所間違ってますわよ」
「はぁ?あんた何も知らないのね。光属性と闇属性は合同で授業することになったのよ」
合同?
確かにどっちの属性も貴重で、生徒の数が少ないんだろうが……
正反対と思えるふたつの属性を合同にして、教えられる先生なんて存在するのか?
「光属性と闇属性ってまったく違う属性じゃありませんの? 合同で教えられる人なんているんですの?」
「呆れた……ここまで無知だとかわいそうになってくるわ……」
「私たちを担当してくれる先生は、光と闇の『二重属性(デュアル)』なんだよ!」
意地悪なオフィーリアとは対照的に、ミーナが親切に教えてくれた。
『二重属性(デュアル)』……?
へぇ~、複数の属性持ちの人もいるのか。
しかも光と闇って、めちゃくちゃ貴重なんじゃないか?
全属性の俺が言うのもなんだが……
「ていうかセレスティアちゃん、その子と友達なの? 私にも紹介してよ!」
「いや、友達というか……」
知り合いではあるけども……
一方的に襲われそうになったと思ったら、勝手に自己完結して去っていったとんでもない女なんだけど……
「へぇ~、あなたが村出身の光属性って噂の子ね。私はオフィーリアよ」
「私はミーナだよ!よろしくね、オフィーリアちゃん!」
ミーナはオフィーリアの手を取り、ガシッと握手する。
相変わらず強引な子だ。
しかし、その屈託のなさが彼女のいいところでもある。
「よ、よろしく。なんか距離近いわね……」
「そうかな?これくらい普通じゃない?友達同士だし!」
さすがミーナ!
出会って数秒でもう『友達』の距離感になっている!
さすがのオフィーリアも少し押され気味のようだ。
「って、あれ……?」
すると突然、ミーナの様子が変わった。
キョトンとした顔でオフィーリアの顔をまじまじと見つめ、不思議そうな声を漏らす。
「……二人いる?」
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