元執事は祓い師を目指す 〜冷たいご主人様にもう一度仕えたくて〜

わだなごみ

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六話「ああっ、ご主人様っ」※H描写アリ

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古賀先生side
~ ~ ~


生意気な生徒にあたってしまった。
即退学させたかったが、弟の方が対処したのでいったん退学は保留にした。

住まいは学校から徒歩10分圏内。術を使えば数秒で帰宅できる。
四時限目の授業が終わり、古賀こがは即座に家へと向かった。
そこには一人の議員がいた。奴隷の一人だ。

奴隷の名は犬磨けんま。顔立ちは整っているが、華やかというより端正で無駄がない。
眉はまっすぐ気味。目はやや切れ長だ。

瞳の色はくすんだ茶系で、光を反射しにくい静かな色をしていた。
スーツは体にぴったり合ったダークカラー。ネクタイもきちんと締められ、シャツの襟元まで隙がない。

「なんですか?急に呼び出しなんか。一応、僕も忙しい身なんですけどね」
「脱げ」
「は」

***

上等のスーツは床に散らばり、犬磨が今身に着けているのは白い靴下だけだった。

「おおっ、お、んっ」
「喘ぎが汚いな。相変わらず」
「ああっ、だ、だめっ、イきそうっ」

古賀にまたいだ犬磨けんまは背中を丸め、射精を必死に我慢する。しかし犬磨の努力を無視するかのように、古賀は絶えず腰を動かす。

「こすれるだけでも……たまらない、のに、……そんな弱いところばっかり…‥っ」

犬磨は体をよじり、気持ちよくなってしまうところを避ける動きを試みていたが、意味は無い。
角度を変えてまた良いところを貫かれるだけだ。

「あぅぅっ」

容赦なく下から貫かれる快感に、犬磨は息を詰めていた。
古賀は手を伸ばし、今にもイきそうな彼の乳首をつまむ。

「うンンッ」

胸部からやってくるビリビリとした甘い感覚に犬磨は喉を反らし、うめいた。
古賀は上下の服を一切脱いでいなかった。ズボンと下着をずらしているだけだ。

「イくなよ。イったら、おしおきだ」
「ふぅっ、く、うぅ……!」

イけない苦しみに、犬磨はポロポロと涙を流す。涙を拭おうにも、両手は古賀に掴まれて拭えない。

「まったく」

乾けばあとで目元が痛くなるだろう。
犬磨は感じやすくなると潮を吹くクセがある。そのため枕元にバスタオルを常備させている。一度中断し、犬磨の涙を拭ってやった。

犬磨は至近距離に古賀の顔があることに気づいた。
澄み切った蒼い瞳。宝石のように透明で、どこか現実離れしている色味。
睫毛は長く、目の形は切れ長だ。真顔になると、一瞬で冷たい神性を帯びる。

鼻筋はすっと高く通っていて、顎のラインはシャープだ。
口元は薄すぎない唇で、いつも少しだけ上がっている。
少しの笑みを携えていた。

「あっ」

犬磨の鈴口から、とろとろと透明の液体が漏れ出ている。

「犬磨、今、甘イキしただろ」

しめつけと、体内のうねりで古賀にはいとも簡単に伝わる。

「ん、く……ごめんなさい……ご主人さまがかっこよくて……ああっ、待って、本当に動かないでください……い、いっちゃう」

ぱちゅぱちゅとローションの音が犬磨の耳に届く。止める気など、全くないのが感じ取れ、涙がまたこぼれた。

「私に指図するのか? 良い度胸だな」
「そ、そんなつもりは……っ」

祓い師というのは性格の悪い者が多い。十代のうちに性格を矯正させなければ、将来ろくな大人にならない。
古賀が祓い師として活動していた時代、吐き気を催すほどひどい奴らが多くいた。そんな奴らを生み出さないためにも、自分は教師という道を選んだ。

教育というのは非常にやっかいだった。怒鳴ることもできず、体罰も与えられない。フラストレーションがたまる一方だった。正解はただ一つ。淡々と、冷静に生徒を正しい道へと導く。これが、数年かけて蓄積した古賀の教育法だ。

もとより感情の起伏が乏しい性格だったため、教師には向いていたように思う。だからといってストレスがたまらないわけではない。古賀は生徒に対し鬱屈とした感情を持ってしまった際は、複数名の奴隷のうち一人を家に呼び、こうして気分を晴らしている。

「ああっ、ご主人様っ」

腰を反らし、ビクビクと痙攣させながら射精する奴隷を、古賀は恍惚の目で見上げる。
射精後の余韻に浸らせる間もなく、古賀は犬磨をうつぶせに寝かせた。

「どうして約束を守れなかった? 私はまだイってないんだぞ?」
「ご、ごめんなさい……ご主人様の、気持ちよくて」

「言い訳するのか?」
「っご、ごめんなさ……あっ」
「次は勝手にイくなよ。枕でも握って耐えておけ。わかったな?」
「は、はい……んぅ……」

コンドームをはずし、とろとろに濡れた秘部へとずぶりと押し込んだ。

「あはぁ……」

再び訪れた圧倒的な質量に、犬磨の瞳が左右に揺れる。
生の熱い感覚に、古賀もフゥと息をついた。

「はぁ、濡れてるな。犬磨、いいか?」
「はぅん……すごく、気持ちいいです……」

犬磨はぶるぶると体をふるわせ、快感を味わった。
獣人には尻と陰茎の間に、膣がある。ただし男性の場合は生殖器としては活用できない。性的快感を得た時に濡れることはあるくらいだ。
犬磨の尻も膣も、今日はどちらも味わっていた。今入れたのは、膣の方だ。

どれだけ中に出しても、孕むことはない。
性奴隷としてはちょうどいい相手だ。

「はぁ、ん、あはぁ……!そこぉ……、だ、だめぇ……」

犬磨がより感じるところを狙って挿入を繰り返した。

「イくな」
「ひぃ、む、むりです……むりです……あぅぅぅん、おっ、おっ」

ガクガクと犬磨の腰が大きく痙攣した。前を触ってはいないが、ナカの動きでわかる。イったようだ。

「はあ、あ、ン……ああ、待って、待ってください、今、イッたばかりで……とまって……」
「イくなと命令したのを理解できなかったのか?」
「うぅ、ごめんなさい、ご主人様……でも、あぁ、お願い、休憩を……気持ちいいのが続いてて、戻れない……あっあっ……おかしくなるっ」

絶えず挿入は続けていた。

「黙ってイッた罰を与えないといけないからな。休憩はなしだ」

「ひぃぃ、そ、そんなっ、僕、午後もお仕事があって……」
「奇遇だな。私もだ。水を飲みなさい、これからたくさん、吹かせてやるから」

「アッアッ…んく……ご主人様、許してください……」

この状態の犬磨は、うしろだけの快感で何度でも射精してしまう。
そうなると、午後はクタクタできっと動けないだろう。
だが、そんなことは古賀の知ったことではない。


「だめだ。しっかり罰を受けてもらわないと」



<続く>







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