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ジーク 出会いと永遠の別れ
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しおりを挟む両親達が、バラ園にいると聞き向かった。
最初は害虫②の事を言っていたのでイラッとしたが、私の話を聞いた後の反応は想定内だったな。
バラ園で咲いている色とりどりのように、顔色が変わっていたな。
両親からは、ローバー侯爵と家族を城に呼ぶと言われた。そして。ローズマリーに告白するようにと。確かに。それもありかと。二人っきりにもなれないから、告白もしてない。告白場所を準備しようとしたけど。
影からのあの報告さえなければな。
害虫①が帰国して直ぐに、行動をおこすとは…思わなかったよ。
惜しいなぁ~あの行動力や頭の回転の速さ。ローズマリーの事がなければ、側近に欲しいぐらいだよ。本当に惜しい。
ま。仕方がないから、ローバー侯爵家の領地を豊かにしてもらおうか(クク)
それよりも。やはり準備は、前もって進めておいて正解だったな。備えあれば~だな。今後の公務にも活用できそうだ。
災害などに。
それはそうと。最後の仕上げをするために、影とあの者に指示とこの薬を渡したな。
想像以上の仕事をしてくれたよ。あの者には、臨時ボーナスを。影にはランクを上げた。
これからも、働いてもらわないといけないからな。
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