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5章
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先生が僕に与えてくれたのは、先生が書庫として使っていた部屋だった。
6畳ほどの広さの個室。壁紙は薄いグレーの落ち着いた雰囲気の部屋だった。
床には整理されていない本が乱雑に置いてあったが、キチンと本棚にしまえば寝るスペースは充分あった。
先生は部屋を好きに使っていいと言ってくれたし、置いてある本も自由に読むことを許可してくれた。
「触ってだめなものなんて、ないんですか?」
「…とくにはないよ。好きに使ってね」
先生は、ふんわりと笑う。
これが満だったら、危ない道具があるから漁るなとかベッドの下からエロ本が…なんてこともあり得なくもないけど…。
先生は、そういうことに関しては疎そうだし淡白そうだ。
僕にとって、汚してはいけない純粋無垢な天使のイメージ。
守ってあげなきゃいけない、純粋な人なのだ。
「あれ、この段ボール…」
先生と部屋を片付けていると、部屋の片隅にいくつか蓋が閉まったままの段ボールが鎮座されていた。
段ボールを片付けることができれば、かなり部屋のスペースに空きができそうだった。
「これ、中身本ですか?」
「うーん、多分…」
「開けてみてもいいですか?」
「いいよ。どうせ大したものは入ってないと思うから」
許しを貰ったので、積まれた段ボールを1つ1つ開けて行く。
中身は本だったり、服だったりと、一貫性なくゴチャゴチャに段ボール箱に詰め込まれていた。
子供だってもう少しキチンと片付けるんじゃないだろうか。
「なんか、ただ詰め込んだだけ…みたいですね」
「イチイチわけるの面倒じゃない?
どうせ、あんまり使ってないものばかりだし」
「取り出す時とかわかりづらくありません?
こんなゴチャゴチャに入っていたらイチイチ探すのも面倒だと思うんですけど」
「うーん。言われてみれば、そうだね…」
のんびりと言う先生に、脱力する。
大したものは入ってないって言っていたけど、先生のこの性格だから、大事なものも間違えて入れてしまっているんじゃないか?
例えば…、昔なくした原稿とか。先生が大事にしていた切手のコレクションとか。
こんなゴチャゴチャに入れているんだから、なくし物の1つや2つ、出てきてもおかしくはなさそうだ。
僕は気合を入れて、段ボールからモノを取り出すと、1つずつ種類ごとに分類して床に置いて行く。先生は段ボールに興味がないのか、床に散らばった本を片付けていた。
服に、お札に、玩具のミニカーに、なんだかわからないお面に、不気味な人形。
段ボールからは、普段使えそうな服から何に使うかわからない道具まで、まるでドラえもんの四次元ポケットのように、色んなものが収納されていた。
「…なんか領収証やら、カードなんかも出てきますけど、先生、これ本当にいらなかったんですか?」
「はは…」
「これ…封筒ですけど、中に入っているの先生がなくした原稿なんじゃ…」
手に取ったのは、A4サイズの茶色の封筒だった。
封筒に宛名は書いていないけど、中身はしっかりと入っている。
しかも、かなりの厚みがあった。
いつぞや、先生は締め切り前に原稿をなくしたことがあった。
その無くした原稿はこれなのではないか…?
疑惑の目で先生を見つめると、先生は困ったように頭をかく。
「あは…はは…」
「笑って誤魔化しても駄目です。開けますからね」
封筒の中身は、やっぱり原稿であった。
ワープロで打たれたその原稿には、タイトル部分に『淡い夜の夢』と書かれており、名前の部分には『海月智也』と書かれていた。
海月智也というのは、先生の本名である。
「先生、これは?」
「ああ、これ。昔書いた作品だよ。懐かしいな…」
先生は僕から原稿を受け取ると、懐かしそうに目を細めた。
淡い夜の夢、っていうタイトルは確か夏目くんが言っていた作品のタイトルであった。
「こんな作品書かれていたんですね。
先生の名義の本、全部読みましたが、このタイトルの本なかったですよね?タイトル変更されたんですか?」
「いや、変更はしてないよ。
作品は、どこの出版社にも出してないから。
この作品は特別なものだったからね。たった1人のために書いた特別な話なんだよ」
「特別?」
「僕の特別な人のためだけに書いたんだ。
だから、どこの出版社にも出してない僕の幻の作品なんだ。
この作品を読んだのは、多分この世に1人だけだよ」
「幻の…」
先生にとって特別で、幻な作品。
それを、どうして、夏目くんが知っていたんだろう。
『〝真夜中の楠がある公園には、魔女がいる。
昼は子供の遊び場で、夜は大人の夢を叶えてくれる…。どんな問題も解決してくれる。
悩んだ時は大きな楠の木に行くといい〟先生の昔書いた作品にそんな一文があったはずです。確か…
淡い夜の夢』
『相良先生は…、あの人は…ダメです!』
夏目くんのあの言葉。
2人は…かねてからの知り合いだった…?
酒井くんが夏目くんは相良先生の担当になりたがっていた、って言っていたけど…それって…ーーー。
「読みたい?読んでもいいよ。
ただし、出版することはないから読むだけね。
昔の作品だから、読みづらいと思うけど覚悟してね…」
「で、でも、大切な人の為に書いたんでしょう?
特別な作品なんでしょう?なのに、僕なんかが読んでいいんですか?」
「この作品を読ませたかった相手は、もう僕の側にはいないからね」
「いない?」
「僕が、逃げだしてしまったから…。
僕が彼を裏切ってしまったからね……」
そういって、先生は寂しげに原稿に視線を落とした。
相良先生がたった一人の為に書いた作品のことを、夏目くんは知っていた。
…先生が過去に特別に思っていた人って夏目くん?
そんな寂しそうな表情をするってことは、先生はまだ…ー?
原稿を前に固まった僕を見て、先生は
「だからこそ、この作品宮沢さんに読んでほしいんだ」と原稿を差し出した。
「僕に…?」
「うん。僕は宮沢さんが、好きだから…」
「僕も先生のこと好きですよ」
サラリと告げられた言葉に、軽く返せばと先生は「じゃあ、キスでもしようか?」と顔を近づけてくる。
「え?き、キス?」
「好きなんだよね?両思いってことだよね」
「す、好き…?って、ええ?あ、あの…」
キスする好きって、それってライクじゃなくて、恋愛の意味の好きってことだよね?好きってそういう意味の好きだよね?
でも、僕と先生はそんな間柄ではなくて…ーー。
と、僕が慌てていると、先生はくすりと笑って顔を離した。
「あはは、驚かせてしまったかな。
でも、君に好きって言ったの、これで2回目だよ?全然本気にしてくれないんだから」
「嘘…」
「ほんとだよ。
っと言っても、前に言ったのは“好きになっているかも”だったけどね」
1回目はあれかな…、花蓮ちゃんにお父さんを振り回さないで!って言われたとき。
あの時、そういえば先生は…『僕は、宮沢さんのことを…もしかしたら、好きになっているんじゃないかなって…』って去り際に呟いていて…。それで…
「ええっと、先生。先生の好きってライクな意味なんでしょうか?それとも」
「ずっと一緒にいたいって意味かなぁ。宮沢さんといるとすっごく安心するし…。
無理だと思ったことも、宮沢さんとなら乗り越えられる気がするんだ。君の笑顔で、凄く勇気づけられている」
これって、君のこと恋愛感情で好きってことなんじゃないかな?と、先生は僕の顔を覗き込む。
先生の綺麗な顔が、至近距離にある。
まつげ長いなぁ…と、見惚れていたら、先生は僕の額に口づけを落とした。
「せ、先生…!」
「あははは。顔真っ赤だね。可愛いなぁ…」
「だって、急にこんなこと…反則ですよ…!
こんな地味眼鏡に!先生みたいにモテないんですから、免疫ないんです!」
赤らんでいる顔を見られたくなくて、両手で顔を覆い隠す。
先生は僕の様子に、しばらくクスクスと笑った。
告白しているのは先生の方なのに、先生の方が余裕でなんで僕の方が恥ずかしがっているんだろう。
それに…僕が好きなのは…ーーー。
「あの、先生、僕は」
先生は僕の言葉を封じるように口に人差し指を充てた。
「君が、好きな人がいるのは、知っている。
だけど、少しだけ考えてみてくれないかな、ぼくのこと」
「先生…」
「ちゃんと振られるからさ。
だから、少しだけ君の頭を僕のことでいっぱいにして、考えてみて。
少しでも、僕を、意識して見てほしいんだ」
先生はそういうと、部屋を出ていってしまった。
6畳ほどの広さの個室。壁紙は薄いグレーの落ち着いた雰囲気の部屋だった。
床には整理されていない本が乱雑に置いてあったが、キチンと本棚にしまえば寝るスペースは充分あった。
先生は部屋を好きに使っていいと言ってくれたし、置いてある本も自由に読むことを許可してくれた。
「触ってだめなものなんて、ないんですか?」
「…とくにはないよ。好きに使ってね」
先生は、ふんわりと笑う。
これが満だったら、危ない道具があるから漁るなとかベッドの下からエロ本が…なんてこともあり得なくもないけど…。
先生は、そういうことに関しては疎そうだし淡白そうだ。
僕にとって、汚してはいけない純粋無垢な天使のイメージ。
守ってあげなきゃいけない、純粋な人なのだ。
「あれ、この段ボール…」
先生と部屋を片付けていると、部屋の片隅にいくつか蓋が閉まったままの段ボールが鎮座されていた。
段ボールを片付けることができれば、かなり部屋のスペースに空きができそうだった。
「これ、中身本ですか?」
「うーん、多分…」
「開けてみてもいいですか?」
「いいよ。どうせ大したものは入ってないと思うから」
許しを貰ったので、積まれた段ボールを1つ1つ開けて行く。
中身は本だったり、服だったりと、一貫性なくゴチャゴチャに段ボール箱に詰め込まれていた。
子供だってもう少しキチンと片付けるんじゃないだろうか。
「なんか、ただ詰め込んだだけ…みたいですね」
「イチイチわけるの面倒じゃない?
どうせ、あんまり使ってないものばかりだし」
「取り出す時とかわかりづらくありません?
こんなゴチャゴチャに入っていたらイチイチ探すのも面倒だと思うんですけど」
「うーん。言われてみれば、そうだね…」
のんびりと言う先生に、脱力する。
大したものは入ってないって言っていたけど、先生のこの性格だから、大事なものも間違えて入れてしまっているんじゃないか?
例えば…、昔なくした原稿とか。先生が大事にしていた切手のコレクションとか。
こんなゴチャゴチャに入れているんだから、なくし物の1つや2つ、出てきてもおかしくはなさそうだ。
僕は気合を入れて、段ボールからモノを取り出すと、1つずつ種類ごとに分類して床に置いて行く。先生は段ボールに興味がないのか、床に散らばった本を片付けていた。
服に、お札に、玩具のミニカーに、なんだかわからないお面に、不気味な人形。
段ボールからは、普段使えそうな服から何に使うかわからない道具まで、まるでドラえもんの四次元ポケットのように、色んなものが収納されていた。
「…なんか領収証やら、カードなんかも出てきますけど、先生、これ本当にいらなかったんですか?」
「はは…」
「これ…封筒ですけど、中に入っているの先生がなくした原稿なんじゃ…」
手に取ったのは、A4サイズの茶色の封筒だった。
封筒に宛名は書いていないけど、中身はしっかりと入っている。
しかも、かなりの厚みがあった。
いつぞや、先生は締め切り前に原稿をなくしたことがあった。
その無くした原稿はこれなのではないか…?
疑惑の目で先生を見つめると、先生は困ったように頭をかく。
「あは…はは…」
「笑って誤魔化しても駄目です。開けますからね」
封筒の中身は、やっぱり原稿であった。
ワープロで打たれたその原稿には、タイトル部分に『淡い夜の夢』と書かれており、名前の部分には『海月智也』と書かれていた。
海月智也というのは、先生の本名である。
「先生、これは?」
「ああ、これ。昔書いた作品だよ。懐かしいな…」
先生は僕から原稿を受け取ると、懐かしそうに目を細めた。
淡い夜の夢、っていうタイトルは確か夏目くんが言っていた作品のタイトルであった。
「こんな作品書かれていたんですね。
先生の名義の本、全部読みましたが、このタイトルの本なかったですよね?タイトル変更されたんですか?」
「いや、変更はしてないよ。
作品は、どこの出版社にも出してないから。
この作品は特別なものだったからね。たった1人のために書いた特別な話なんだよ」
「特別?」
「僕の特別な人のためだけに書いたんだ。
だから、どこの出版社にも出してない僕の幻の作品なんだ。
この作品を読んだのは、多分この世に1人だけだよ」
「幻の…」
先生にとって特別で、幻な作品。
それを、どうして、夏目くんが知っていたんだろう。
『〝真夜中の楠がある公園には、魔女がいる。
昼は子供の遊び場で、夜は大人の夢を叶えてくれる…。どんな問題も解決してくれる。
悩んだ時は大きな楠の木に行くといい〟先生の昔書いた作品にそんな一文があったはずです。確か…
淡い夜の夢』
『相良先生は…、あの人は…ダメです!』
夏目くんのあの言葉。
2人は…かねてからの知り合いだった…?
酒井くんが夏目くんは相良先生の担当になりたがっていた、って言っていたけど…それって…ーーー。
「読みたい?読んでもいいよ。
ただし、出版することはないから読むだけね。
昔の作品だから、読みづらいと思うけど覚悟してね…」
「で、でも、大切な人の為に書いたんでしょう?
特別な作品なんでしょう?なのに、僕なんかが読んでいいんですか?」
「この作品を読ませたかった相手は、もう僕の側にはいないからね」
「いない?」
「僕が、逃げだしてしまったから…。
僕が彼を裏切ってしまったからね……」
そういって、先生は寂しげに原稿に視線を落とした。
相良先生がたった一人の為に書いた作品のことを、夏目くんは知っていた。
…先生が過去に特別に思っていた人って夏目くん?
そんな寂しそうな表情をするってことは、先生はまだ…ー?
原稿を前に固まった僕を見て、先生は
「だからこそ、この作品宮沢さんに読んでほしいんだ」と原稿を差し出した。
「僕に…?」
「うん。僕は宮沢さんが、好きだから…」
「僕も先生のこと好きですよ」
サラリと告げられた言葉に、軽く返せばと先生は「じゃあ、キスでもしようか?」と顔を近づけてくる。
「え?き、キス?」
「好きなんだよね?両思いってことだよね」
「す、好き…?って、ええ?あ、あの…」
キスする好きって、それってライクじゃなくて、恋愛の意味の好きってことだよね?好きってそういう意味の好きだよね?
でも、僕と先生はそんな間柄ではなくて…ーー。
と、僕が慌てていると、先生はくすりと笑って顔を離した。
「あはは、驚かせてしまったかな。
でも、君に好きって言ったの、これで2回目だよ?全然本気にしてくれないんだから」
「嘘…」
「ほんとだよ。
っと言っても、前に言ったのは“好きになっているかも”だったけどね」
1回目はあれかな…、花蓮ちゃんにお父さんを振り回さないで!って言われたとき。
あの時、そういえば先生は…『僕は、宮沢さんのことを…もしかしたら、好きになっているんじゃないかなって…』って去り際に呟いていて…。それで…
「ええっと、先生。先生の好きってライクな意味なんでしょうか?それとも」
「ずっと一緒にいたいって意味かなぁ。宮沢さんといるとすっごく安心するし…。
無理だと思ったことも、宮沢さんとなら乗り越えられる気がするんだ。君の笑顔で、凄く勇気づけられている」
これって、君のこと恋愛感情で好きってことなんじゃないかな?と、先生は僕の顔を覗き込む。
先生の綺麗な顔が、至近距離にある。
まつげ長いなぁ…と、見惚れていたら、先生は僕の額に口づけを落とした。
「せ、先生…!」
「あははは。顔真っ赤だね。可愛いなぁ…」
「だって、急にこんなこと…反則ですよ…!
こんな地味眼鏡に!先生みたいにモテないんですから、免疫ないんです!」
赤らんでいる顔を見られたくなくて、両手で顔を覆い隠す。
先生は僕の様子に、しばらくクスクスと笑った。
告白しているのは先生の方なのに、先生の方が余裕でなんで僕の方が恥ずかしがっているんだろう。
それに…僕が好きなのは…ーーー。
「あの、先生、僕は」
先生は僕の言葉を封じるように口に人差し指を充てた。
「君が、好きな人がいるのは、知っている。
だけど、少しだけ考えてみてくれないかな、ぼくのこと」
「先生…」
「ちゃんと振られるからさ。
だから、少しだけ君の頭を僕のことでいっぱいにして、考えてみて。
少しでも、僕を、意識して見てほしいんだ」
先生はそういうと、部屋を出ていってしまった。
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