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3章
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ギルクが集めた北の国の仲間たちが身を寄せるアジトは、深い霧に覆われた廃墟の地下――
外界から隔絶されたように、ひっそりと息を潜めて存在していた。
ファミリアに導かれ、静流はその薄暗い通路を進んでいく。
壁は崩れかけ、床には血の跡が乾いたまま残っていた。
灯りも乏しく、空気は重く淀んでいる。
中にいたのは、傷を負った者ばかり。
包帯に染みる血、うつむいた顔、沈黙。
誰も静流に目を向けようとせず、ただ生き延びることに精一杯のようだった。
(……負傷者ばかりだ。
それに、この場所……空気が重い。
ずっといたら、心まで蝕まれそう)
静流は思わず足を止め、胸の奥に広がる不快なざわめきを押し殺した。
ここは、ただの隠れ家ではない。
痛みと瘴気が染みついた、戦いの残滓が残る場所だった。
「ねぇ、ファミリアさん。
アジト内でも瘴気の気配がするけど、なんで…?霧はたちこめてるけど、紫のもやもないのに」
やりきれない空気に耐えかねたように、静流がファミリアに問いかける。
「瘴気に犯されたものが多いんだ。
瘴気は長時間浴びることで動けなくなり、時に死に至る。
だが、弱い瘴気は短時間なら、浴びても問題はない。
しかし瘴気は消えることなく、身体に蓄積し続ける。
微量でも浴び続けると、やがて死に至る。
このじわじわと瘴気に蝕まれる現象を、他国の人間は、北の国の人間が起こした“呪い”と噂している」
(ゼントフェレスでも、紫の靄を身体に纏わせた人いたな。
あの時はジュペリアさんが数人だけ治して…中には死んじゃった人もいた。
俺もファミリアさんの手を借りず、ジュペリアさんみたいに誰かを救えたらいいのに。
俺にもっと力があればーー。そしたらゼントフェレスに帰ってもアルジスの役にたてるのに…ー。
アルジス、今、無事かなぁ。呪いで苦しんでないかなあ)
静流がそんなことを思っていると――
「ギルク様!ギルク様!ギルク様はどこですか?」
静寂を破るように、叫ぶ声がアジトに響いた。
現れたのは、薄いピンク色の巻き毛をした美少女だった。
(すっげぇかわいい…。小顔でロリ系アイドルみたいな…、俺の好きなまゆにゃんみたい…)
現れた美少女に、静流が見惚れる。
その少女は静流に一瞥もくれず、真っ直ぐファミリアのもとへ向かっていく。
そして、怒りを隠すことなく、いきなりファミリアの胸ぐらを掴み上げた。
「ギルク様は!
ねぇ……まさか危険な目に合わせたんじゃないでしょうね」
「…それは…ー」
「落ち着きなさい、ミルル。一体どうしたのです」
ガルシアが間に入り、少女をなだめるように声をかける。
彼女――ミルルと呼ばれた少女は、ハッとしたようにガルシアの前で姿勢を正した。
「ガルシア様!ご無事だったのですね。今、皆が大変で…ーー。それより、ギルク様は…」
「ギルクは…ーー」
ファミリアは沈痛な面持ちで顔を伏せる。
ガルシアがファミリアの気持ちをくみ取り「ギルク様は行方不明のようです。いつ戻られるのかいきておられるかもわからない」と代わりに説明すればミルルは怒りをあらわに、ファミリアに殴りかかり、再びギルクに止められた。
「なんで、あんたがいてギルク様がいないのよ!ギルク様は、あんたを助けに言ったのよ。
ギルク様の言うことも聞かず、飛び出したあんたを助ける為に!あんたが好き勝手するからこんな…!」
「ミルル。落ち着きなさいと言っているでしょう。
ファミリア様をこれ以上責めても、自体はなんの解決にもならない。
それより大変なこととは…ー」
ミルルは、ガルシアに叱られてしぶしぶ状況を説明し始めた。
ファミリアたちがアジトを離れた後、黒いローブの男がアジトを襲撃したのだという。
その男は片手に黒く禍々しい本を携え、瘴気を自在に操っていた。
抵抗むなしく、数人は瘴気に呑まれて命を落とした。
命を取り留めた者も、瘴気に深く侵され、今ではアジトの奥で身動きすら取れない状態にあるという――。
ミルルの説明に、空気は一気に冷え込み、言葉を失うほどの緊張がその場を支配した。
「強い瘴気を浴びて、仲間は生死を彷徨っている。
そんな瘴気を纏った彼らを、魔物がいつ嗅ぎつけるかわからない」
「……」
「ファミリア様、いかがいたしますか?貴方には、決断する権利と義務があります。
いいえ、“貴方だからこそ”決めなければならない責任があるのです」
「私は…ーーー」
「聞いても無駄よ。
そいつに、まともな決断ができると思わない。
どうせ、瘴気に犯されているものを犠牲にして、自分は逃げるんでしょ。
弱いものは見捨てるだけ。じゃまになるものね。
そいつは、私達がどうなろうが、ただ宰相さえ倒してこの国の王になればいいと思っているのよ。
復讐さえできれば、弱いものの犠牲なんて気にしないんだから!
ただその地位につきたいだけ。」
痛烈な非難が場に突き刺さる。
しかし――ファミリアは一言も反論せず、ただ黙って背を向けた。
そしてそのまま、足早にその場を立ち去っていく。
「……!」
静流はミルルの怒気に一瞬圧倒されながらも、慌ててファミリアの後を追った。
「ファミリアさん! ファミリアさん……ってば!」
アジトを出たファミリアは、何も言わず、ただ黙々と歩き続けていた。
静流が何度も呼びかけても、彼は振り返ることなく、まるで何も聞こえていないかのように足を止めなかった。
やがて、数分ほど歩いた先――
崩れ落ちた建物の前で、ようやくファミリアの足が止まった。
彼はその場にズルズルと腰を下ろし、地面に膝を抱えて、顔をうずめた。
「ファミリアさん?」
「馬鹿だな。私は。お前には偉そうなことを言ったが、ミルルの言うとおりだ。
私はギルクがいなければなにもできない…ーー。本当は、誰かが死ぬのだってみたくない。
誰も死んで欲しくないのに、私の力不足で死んでいく。誰も犠牲にしたくないのに、犠牲にしないと前に進めない。
見たくもないのに、見せられてしまう。
もう嫌なんだ。誰かが私のためを思って死んでいくのを見続けるのは。
私はギルクのようになれない。
あいつのように、強くなれない。
あの時私が変わりに死ねば…良かったんだ。
そしたら、仲間の指揮は下がらなかった。
私に、救う価値なんかないのにーー」
弱々しい声で吐き出される本音。
その背中には、いつもの気丈さや威厳は微塵もなかった。
静流はそっとファミリアの隣に腰を下ろし、優しく頭に触れた。
「そこまででやめよう、ファミリアさん。
大丈夫です、おっさんは絶対生きてるって…希望は捨てちゃ駄目だよ。
誰も誰かの変わりになんて絶対、なれないしなる必要もないから…。誰にかわりにもなれないんだよ」
「……静流」
「ねぇ、ファミリアさんはどうしたい?無理だとか、不可能だとか一回忘れてさ。何がファミリアさんにとって、一番大事なの」
「私は…」
少しの沈黙。
ファミリアは膝を抱えたまま、わずかに顔を上げて、迷うように目を閉じた。
「私は、平和な世界を手にしたい。
瘴気の恐怖から開放されたい。
できるなら、今だってアジトにいる仲間を全員助けたい。私にそんな力があるのなら…ー」
「そう。じゃあいこうか」
静流はそう言うと、ファミリアの手を取って立ち上がらせ、再びアジトの方へと歩き出した。
「お、おい……どこへ行くつもりだ?」
「戻るよ。そして、みんなを助ける。
瘴気で苦しんでる人たちを、全員だ。ひとり残さず」
静流は前を向いたまま、迷いなく言い切った。
「それに、ファミリアさんがちゃんと国のこと、みんなのことを本気で想ってるって――証明しようよ。
あんなふうに言われたままなんて、悔しいじゃん。俺はそういうの、性に合わないんだ。売られた喧嘩は買わなきゃさ。……男が廃る。言われっぱなしはダメだよ」
「…治すって…、お前も瘴気の気配を感じるようになったのだろう?
瘴気にやられた人間は1人2人じゃない。この間とはわけが違う」
「わかってる。
でも、ひとりじゃない。二人でならきっとやれるよ。
一人でうまくいかないことも、2人なら何かのきっかけでやれるかもしれない。
失敗したって怒られたって、俺は何度でもつきあうよ。
俺は、ファミリアさんに信じて貰えるまで頑張るって最初に宣言したじゃん。
俺は頑固だからね、みくびらないでよ」
ファミリアはしばらく黙って静流を見つめていた。
そして、ふっと肩の力を抜くように、表情をゆるめた。
「お前は…ーーまったく…」
次の瞬間、ファミリアのその表情にはいつものような自信と光が戻っていた。
ファミリアはぎゅっと静流の手を握りしめると「私も信じてやる。私だって、馬鹿になってやるさ」そういって、静流とともにアジトへ戻った。
ギルクが集めた北の国の仲間たちが身を寄せるアジトは、深い霧に覆われた廃墟の地下――
外界から隔絶されたように、ひっそりと息を潜めて存在していた。
ファミリアに導かれ、静流はその薄暗い通路を進んでいく。
壁は崩れかけ、床には血の跡が乾いたまま残っていた。
灯りも乏しく、空気は重く淀んでいる。
中にいたのは、傷を負った者ばかり。
包帯に染みる血、うつむいた顔、沈黙。
誰も静流に目を向けようとせず、ただ生き延びることに精一杯のようだった。
(……負傷者ばかりだ。
それに、この場所……空気が重い。
ずっといたら、心まで蝕まれそう)
静流は思わず足を止め、胸の奥に広がる不快なざわめきを押し殺した。
ここは、ただの隠れ家ではない。
痛みと瘴気が染みついた、戦いの残滓が残る場所だった。
「ねぇ、ファミリアさん。
アジト内でも瘴気の気配がするけど、なんで…?霧はたちこめてるけど、紫のもやもないのに」
やりきれない空気に耐えかねたように、静流がファミリアに問いかける。
「瘴気に犯されたものが多いんだ。
瘴気は長時間浴びることで動けなくなり、時に死に至る。
だが、弱い瘴気は短時間なら、浴びても問題はない。
しかし瘴気は消えることなく、身体に蓄積し続ける。
微量でも浴び続けると、やがて死に至る。
このじわじわと瘴気に蝕まれる現象を、他国の人間は、北の国の人間が起こした“呪い”と噂している」
(ゼントフェレスでも、紫の靄を身体に纏わせた人いたな。
あの時はジュペリアさんが数人だけ治して…中には死んじゃった人もいた。
俺もファミリアさんの手を借りず、ジュペリアさんみたいに誰かを救えたらいいのに。
俺にもっと力があればーー。そしたらゼントフェレスに帰ってもアルジスの役にたてるのに…ー。
アルジス、今、無事かなぁ。呪いで苦しんでないかなあ)
静流がそんなことを思っていると――
「ギルク様!ギルク様!ギルク様はどこですか?」
静寂を破るように、叫ぶ声がアジトに響いた。
現れたのは、薄いピンク色の巻き毛をした美少女だった。
(すっげぇかわいい…。小顔でロリ系アイドルみたいな…、俺の好きなまゆにゃんみたい…)
現れた美少女に、静流が見惚れる。
その少女は静流に一瞥もくれず、真っ直ぐファミリアのもとへ向かっていく。
そして、怒りを隠すことなく、いきなりファミリアの胸ぐらを掴み上げた。
「ギルク様は!
ねぇ……まさか危険な目に合わせたんじゃないでしょうね」
「…それは…ー」
「落ち着きなさい、ミルル。一体どうしたのです」
ガルシアが間に入り、少女をなだめるように声をかける。
彼女――ミルルと呼ばれた少女は、ハッとしたようにガルシアの前で姿勢を正した。
「ガルシア様!ご無事だったのですね。今、皆が大変で…ーー。それより、ギルク様は…」
「ギルクは…ーー」
ファミリアは沈痛な面持ちで顔を伏せる。
ガルシアがファミリアの気持ちをくみ取り「ギルク様は行方不明のようです。いつ戻られるのかいきておられるかもわからない」と代わりに説明すればミルルは怒りをあらわに、ファミリアに殴りかかり、再びギルクに止められた。
「なんで、あんたがいてギルク様がいないのよ!ギルク様は、あんたを助けに言ったのよ。
ギルク様の言うことも聞かず、飛び出したあんたを助ける為に!あんたが好き勝手するからこんな…!」
「ミルル。落ち着きなさいと言っているでしょう。
ファミリア様をこれ以上責めても、自体はなんの解決にもならない。
それより大変なこととは…ー」
ミルルは、ガルシアに叱られてしぶしぶ状況を説明し始めた。
ファミリアたちがアジトを離れた後、黒いローブの男がアジトを襲撃したのだという。
その男は片手に黒く禍々しい本を携え、瘴気を自在に操っていた。
抵抗むなしく、数人は瘴気に呑まれて命を落とした。
命を取り留めた者も、瘴気に深く侵され、今ではアジトの奥で身動きすら取れない状態にあるという――。
ミルルの説明に、空気は一気に冷え込み、言葉を失うほどの緊張がその場を支配した。
「強い瘴気を浴びて、仲間は生死を彷徨っている。
そんな瘴気を纏った彼らを、魔物がいつ嗅ぎつけるかわからない」
「……」
「ファミリア様、いかがいたしますか?貴方には、決断する権利と義務があります。
いいえ、“貴方だからこそ”決めなければならない責任があるのです」
「私は…ーーー」
「聞いても無駄よ。
そいつに、まともな決断ができると思わない。
どうせ、瘴気に犯されているものを犠牲にして、自分は逃げるんでしょ。
弱いものは見捨てるだけ。じゃまになるものね。
そいつは、私達がどうなろうが、ただ宰相さえ倒してこの国の王になればいいと思っているのよ。
復讐さえできれば、弱いものの犠牲なんて気にしないんだから!
ただその地位につきたいだけ。」
痛烈な非難が場に突き刺さる。
しかし――ファミリアは一言も反論せず、ただ黙って背を向けた。
そしてそのまま、足早にその場を立ち去っていく。
「……!」
静流はミルルの怒気に一瞬圧倒されながらも、慌ててファミリアの後を追った。
「ファミリアさん! ファミリアさん……ってば!」
アジトを出たファミリアは、何も言わず、ただ黙々と歩き続けていた。
静流が何度も呼びかけても、彼は振り返ることなく、まるで何も聞こえていないかのように足を止めなかった。
やがて、数分ほど歩いた先――
崩れ落ちた建物の前で、ようやくファミリアの足が止まった。
彼はその場にズルズルと腰を下ろし、地面に膝を抱えて、顔をうずめた。
「ファミリアさん?」
「馬鹿だな。私は。お前には偉そうなことを言ったが、ミルルの言うとおりだ。
私はギルクがいなければなにもできない…ーー。本当は、誰かが死ぬのだってみたくない。
誰も死んで欲しくないのに、私の力不足で死んでいく。誰も犠牲にしたくないのに、犠牲にしないと前に進めない。
見たくもないのに、見せられてしまう。
もう嫌なんだ。誰かが私のためを思って死んでいくのを見続けるのは。
私はギルクのようになれない。
あいつのように、強くなれない。
あの時私が変わりに死ねば…良かったんだ。
そしたら、仲間の指揮は下がらなかった。
私に、救う価値なんかないのにーー」
弱々しい声で吐き出される本音。
その背中には、いつもの気丈さや威厳は微塵もなかった。
静流はそっとファミリアの隣に腰を下ろし、優しく頭に触れた。
「そこまででやめよう、ファミリアさん。
大丈夫です、おっさんは絶対生きてるって…希望は捨てちゃ駄目だよ。
誰も誰かの変わりになんて絶対、なれないしなる必要もないから…。誰にかわりにもなれないんだよ」
「……静流」
「ねぇ、ファミリアさんはどうしたい?無理だとか、不可能だとか一回忘れてさ。何がファミリアさんにとって、一番大事なの」
「私は…」
少しの沈黙。
ファミリアは膝を抱えたまま、わずかに顔を上げて、迷うように目を閉じた。
「私は、平和な世界を手にしたい。
瘴気の恐怖から開放されたい。
できるなら、今だってアジトにいる仲間を全員助けたい。私にそんな力があるのなら…ー」
「そう。じゃあいこうか」
静流はそう言うと、ファミリアの手を取って立ち上がらせ、再びアジトの方へと歩き出した。
「お、おい……どこへ行くつもりだ?」
「戻るよ。そして、みんなを助ける。
瘴気で苦しんでる人たちを、全員だ。ひとり残さず」
静流は前を向いたまま、迷いなく言い切った。
「それに、ファミリアさんがちゃんと国のこと、みんなのことを本気で想ってるって――証明しようよ。
あんなふうに言われたままなんて、悔しいじゃん。俺はそういうの、性に合わないんだ。売られた喧嘩は買わなきゃさ。……男が廃る。言われっぱなしはダメだよ」
「…治すって…、お前も瘴気の気配を感じるようになったのだろう?
瘴気にやられた人間は1人2人じゃない。この間とはわけが違う」
「わかってる。
でも、ひとりじゃない。二人でならきっとやれるよ。
一人でうまくいかないことも、2人なら何かのきっかけでやれるかもしれない。
失敗したって怒られたって、俺は何度でもつきあうよ。
俺は、ファミリアさんに信じて貰えるまで頑張るって最初に宣言したじゃん。
俺は頑固だからね、みくびらないでよ」
ファミリアはしばらく黙って静流を見つめていた。
そして、ふっと肩の力を抜くように、表情をゆるめた。
「お前は…ーーまったく…」
次の瞬間、ファミリアのその表情にはいつものような自信と光が戻っていた。
ファミリアはぎゅっと静流の手を握りしめると「私も信じてやる。私だって、馬鹿になってやるさ」そういって、静流とともにアジトへ戻った。
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