異世界ツアーしませんか?

ゑゐる

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122 ツアー翌日です

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 ここは飛行島のダイニングです。

 新婚旅行の翌朝です。

 これから朝食です。
 メニューは、鮭の塩焼き、だし巻き玉子、なすの浅漬け、昆布の佃煮、玉ねぎと油揚げの味噌汁です。

アンナ「いただきます」
陽子 「いただきます」

 日本の朝ごはんです。いいですね。陽子さんが作る和食メニューは美味しいです。
 テーブルの横では、マオが離乳食を食べています。

 今日は、用事が済んだ後、ピクニックに出かける予定です。

アンナ「陽子さん、朝食後、お弁当作りをお願いします」
陽子 「はい。わかりました」

     *

 朝食が終りました。

アンナ「ごちそうさまでした」
陽子 「ごちそうさまでした」

 食器を片付けたあと、わたしは陽子さんにお弁当作りを指示しました。

 そしてわたしは、リビングに行きます。
 お取り寄せをします。買うものは決まっているのですが、どの色にするか迷っています。
 グリーンとイエローにしましょう。
 
アンナ「召喚」

 お取り寄せしたものは、カラフルで大きなビーズクッション、二つです。早速開封しました。
 前から欲しかったんですよ、これ。ベッドやソファーになる優れものです。
 それなりに大きいですが、リビングが広いの余裕です。必要なら買い増ししましょう。
 クッションの上で横になると、動きたくなくなりますね。しかしそうも言っていられません。

 わたしは、代金を支払います。

アンナ「転移」

 次に買うものは挽肉作りに使うミートチョッパーです。金属製のものを2台買います。
 
アンナ「召喚」

 わたしは、代金を支払います。

アンナ「転移」

 支払いが完了しました。お取り寄せは以上です。

     *

アンナ「わたしはワウラの街に行ってきます」
陽子 「いってらっしゃいませ」

 わたしは玄関で靴を履きます。

アンナ「転移」


*    *    *


 肉屋の前に転移しました。

 お店の前では、従業員がカツレツバーガーとフライドポテトを売っています。
 わたしはお店の中に入りました。

アンナ「ニックさん、おはようございます。」

 ニックさんは、肉屋の店主です。

ニック「アンナさん、おはようございます」
アンナ「今日は、便利な道具を持って来ました」
ニック「中に入ってください」

 わたしは作業場に入りました。

アンナ「これは挽肉を作る道具です。」

 わたしはクリーン魔法できれいにして、挽肉を作りました。

アンナ「これがあれば、ソーセージ作りが楽になります。
    使ってください」
ニック「ありがとうございます」

 現在このお店では肉の他にに、ハム、ソーセージなどの加工肉も売っています。
 最近になって、スープやソースも売るようになりました。

アンナ「これは新しいスープとソースのレシピです」

 わたしはレシピを渡して、アイテムボックスからフォンドボーとデミグラスソースを出しました。

アンナ「味をみてください」

 ぺろっ。

ニック「美味しい」
アンナ「フォンドボーは手間と時間がかかります。
    作るかどうかは、お任せします」
ニック「ありがとうございます」

 わたしは肉屋を後にしました。

     *

 そのあと、各お店に食材をおろしました。

アンナ「転移」


*    *    *


 コテージに戻りました。

 キッチンでは陽子さんがお弁当を作っています。わたしも手伝います。

     *

 お弁当が完成したので、アイテムボックスに入れます。飲み物も用意しました。

 わたしはマオをスリングに入れて、たすき掛けにしました。
 今回は陽子さんも一緒に出掛けます。
 いつも飛行島の中にいるので、島の外も見せたいです。

 わたしと陽子さんは、コテージから出ました。
 そして陽子さんの手を握ります。

アンナ「これから空を飛びます」
陽子 「はい」

 わたしは飛翔して飛行島を出ました。
 少しずつ高度を下げながら海岸を目指します。

 今日も天気がいいです。
 海は、陽光が反射してキラキラしています。

 陽子さんとお出かけするのは初めてです。
 ワクワクします。



 これからピクニックに行きます。
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