5 / 6
妄想ノートは死のノート
しおりを挟む
「結ちゃん、ごはん食べよ♪」
七海はお弁当を持って近寄ってきた
「うん、食べよ」
結は鞄からお弁当を取り出し
「「いただきまーす」」
「そういや、結ちゃん」
「なに?七海ちゃん」
「いつもより学校来るの遅かったけど、どうしたの?」
「あぁ、ちょっとね」
(魔法少女になってモンスターと戦っていたなんて言えない)
「ふーん、まぁいいけど」
「グラングリル様はどんな感じなの?朝に超レアを当てたって言ってたけど」
「聞いちゃう?」
グラングリルとは
スマホゲーム〈時の空〉に出てくる渋いおじさま
「今はね、レベル485まで行ったんだけど、覚醒のアイテムが中々入らないの」
「485って昨日当てたばかりなんじゃ?」
「そうだよ、当たってから寝ずにずっとレベル上げしてたから眠いよ」
ふぁーと七海は欠伸した
「そうなんだ、ごちそうさま」
「食べるの早いね、結ちゃん」
「ちょっと書きたいことがあってね」
結は弁当箱を鞄に入れ
代わりに一冊のノートを取り出した
「妄想ノート?」
「うん、ちょっとアイディアが出てきたから、ちょっと集中するね」
「そうなんだ、わかった」
妄想ノートとは
私が考えたBLキャラクターや同級生の受け攻めを書いている
絶対に見られてはいけないノート
(えっと、ワオンじゃ感じが出ないから漢字にして、読みも変えて、和音で良いかな、設定は主人公(男)に飼われている犬で主人公の事が大好きで人間になりたいと思っていて、ある時神様が願いを聞いて人間になって一緒に暮らすの、そして、主人公のことが好きすぎて襲う、タイプは強引攻めかな)
結はペンを置いた
「終わったの?」
七海はスマホをいじりながら聞いてきた
「後は絵を描くだけ、七海は〈時の空?〉」
「そう、攻略サイトを見たら500までいったら覚醒アイテムが貰えるからレベル上げしてるの」
「そうなんだ、今はどれ位なの?」
「495だよ」
「10も上がってるじゃん、早くない?」
「まぁ課金アイテム使ってるからね」
「そりゃそうか」
「それよりも早く描かないと昼休み終わるよ?」
結が時計を見ると昼休みが終わるまで5分位しかなかった
「えっ本当だ」
結は最後の仕上げに絵を描き始めた
七海はお弁当を持って近寄ってきた
「うん、食べよ」
結は鞄からお弁当を取り出し
「「いただきまーす」」
「そういや、結ちゃん」
「なに?七海ちゃん」
「いつもより学校来るの遅かったけど、どうしたの?」
「あぁ、ちょっとね」
(魔法少女になってモンスターと戦っていたなんて言えない)
「ふーん、まぁいいけど」
「グラングリル様はどんな感じなの?朝に超レアを当てたって言ってたけど」
「聞いちゃう?」
グラングリルとは
スマホゲーム〈時の空〉に出てくる渋いおじさま
「今はね、レベル485まで行ったんだけど、覚醒のアイテムが中々入らないの」
「485って昨日当てたばかりなんじゃ?」
「そうだよ、当たってから寝ずにずっとレベル上げしてたから眠いよ」
ふぁーと七海は欠伸した
「そうなんだ、ごちそうさま」
「食べるの早いね、結ちゃん」
「ちょっと書きたいことがあってね」
結は弁当箱を鞄に入れ
代わりに一冊のノートを取り出した
「妄想ノート?」
「うん、ちょっとアイディアが出てきたから、ちょっと集中するね」
「そうなんだ、わかった」
妄想ノートとは
私が考えたBLキャラクターや同級生の受け攻めを書いている
絶対に見られてはいけないノート
(えっと、ワオンじゃ感じが出ないから漢字にして、読みも変えて、和音で良いかな、設定は主人公(男)に飼われている犬で主人公の事が大好きで人間になりたいと思っていて、ある時神様が願いを聞いて人間になって一緒に暮らすの、そして、主人公のことが好きすぎて襲う、タイプは強引攻めかな)
結はペンを置いた
「終わったの?」
七海はスマホをいじりながら聞いてきた
「後は絵を描くだけ、七海は〈時の空?〉」
「そう、攻略サイトを見たら500までいったら覚醒アイテムが貰えるからレベル上げしてるの」
「そうなんだ、今はどれ位なの?」
「495だよ」
「10も上がってるじゃん、早くない?」
「まぁ課金アイテム使ってるからね」
「そりゃそうか」
「それよりも早く描かないと昼休み終わるよ?」
結が時計を見ると昼休みが終わるまで5分位しかなかった
「えっ本当だ」
結は最後の仕上げに絵を描き始めた
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
0
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる