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二人の心音
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私は今大学生だ。ちなみに彼氏は今はいない。
これから少し、私が高校生の時のお話をさせてもらおう。
これは東京都立の高校のに通っていたときの話である。
高校二年生の春のこと、私には同級生に一年生の終わりから好きな男子がいた。
だけど、勇気がなくて私からは告白できないでいた。すると、彼も私のことを好いていてくれたらしく、二年生の春に告白してくれたので勿論了解をして付き合い始めた。
春の桜が舞う季節、彼と私は初めてのデートに近場の公園を選んだ。
二人で手を繋いで公園の敷地内にある池の周りを一週するだけのデート。もはや、デートと呼んでいいのかもわからないものだったが、お互いに恋人になるのは初めてだったので、手を繋いで歩いただけでもお互い、ドキドキしてしまい、目を見て話すことすらまともにはできなかった。
向日葵の花が咲き誇る季節、私と彼は2回目のデートをした。
その時は東京から離れて彼の両親と4人で北海道まで向日葵の花を観に行った。勿論、泊まりがけで。
彼は彼のお父さんと、私は彼のお母さんと同じ部屋で泊まった。すごく丁寧なおかみさんだったのでゆっくりと過ごすことができた。
海が恋しくなる季節、私達は三度目のデートをした。
私達は千葉県の海に二人きりで行った。
その時にはじめてキスをした。お互いに初めてのキスだったが、一度すると止まらず、ディープキスまで一気に経験した。そのあとは少し、恥ずかしかったが、彼もとてもいい笑顔を浮かべていた。
山が赤く染まる季節、私達は4度目のデートをした。
私達は京都へ行って紅葉狩りをした。この日もキスをした。
このとき、彼から初めてのプレゼントをもらった。それは紅葉のキーホルダーだった。それも二人お揃いのもの。私は大切にするね!と言ってすぐに鞄にほどけないようにきつく縛り付けた。
雪の降る季節、この季節はよく恋人が別れる季節と言うが私達はそうではなかった。むしろこの時が一番よかったかもしれない。
私達は5度目のデートをしに北海道へ二人きりで泊まりにいった。
前と同じ旅館に泊まった。ちなみに二人で同じ部屋に泊まった。だが、特に何かあったわけではなく、いつも通りのハグとキスだけだったが、彼の気配りが物凄かった。
私を少しでも飽きさせないように色々なところへ連れていってくれたりと工夫をしてくれた。
桜が咲き誇る季節、もう少しで付き合って一年になる。付き合った記念日の夜は二人でカウントダウンをして過ごした。
付き合ってから一年だったので、6度目のデートは初めてのデートでいったあのとある公園へ行った。前と同じように池の周りを歩いたあと、二人でカラオケにいった。
そしていつも通りキスをした。
そう、ここまでは順調だった。
だが、問題はこの後に起きた。
カラオケにいったあと、二人で夜ご飯を食べようと思いレストランに入って席に座った後に彼がトイレに立ったときのことだった。
彼のスマホからLINEの着信音が聴こえてきた。初めは無視していたが、ざっと20回近く鳴ったので誰からのLINEか気になって、彼のスマホを開ける。
すると、私にとっても彼にとっても同級生のとある女の子からのLINEだった。
その内容は、昨日はありがとう❤️とっても楽しかったよ!というようなものだった。
ちょうど帰ってきた彼を私は問い詰めた。
「ねぇ、どういうこと?これ」
「え?…あー、えっと…」
彼は言い訳すらも思い付かないようで黙って下を向いているだけだった。
その日はお互いにその事には触れず、そのまま別れて家に帰った。
次の日彼から「会いたい」というLINEがきた。それまでの私ならきっと、あ!7度目のデートだ!とか、二日連続で彼に会える!と思っていただろうがその時の私はそうは思わなかった。
彼と待ち合わせ場所と時間を決めて、会いに行くことにした。会って、きっちり話をつけるために。
待ち合わせ場所であるカフェに私がついてから20分たった頃、彼が遅れてきた。
「あ!ごめん!15分も待たせちゃったね!遅れてごめん!」
『どうせあの子とLINE通話でもしてたんでしょ?」私はそう思った。でもさすがにそうは言えないので、「ううん、大丈夫。」とだけ答えた。
そのあと彼と私は話し合い(…というか、彼が一方的に私と別れたいと遠回しにいっているだけなのだが)をして、結局別れることに決めた。
彼は私と付き合いながら、例のLINEの女の子と付き合っていて、そっちの子の方が私よりもいいらしいので私から引くことにした。
そうして、私達の約1年ちょっとの恋人生活が幕を閉じた。
あれから約3年たった今ではあのときの思いでも、彼への熱い想いもなにのも残っていなかった。
これから少し、私が高校生の時のお話をさせてもらおう。
これは東京都立の高校のに通っていたときの話である。
高校二年生の春のこと、私には同級生に一年生の終わりから好きな男子がいた。
だけど、勇気がなくて私からは告白できないでいた。すると、彼も私のことを好いていてくれたらしく、二年生の春に告白してくれたので勿論了解をして付き合い始めた。
春の桜が舞う季節、彼と私は初めてのデートに近場の公園を選んだ。
二人で手を繋いで公園の敷地内にある池の周りを一週するだけのデート。もはや、デートと呼んでいいのかもわからないものだったが、お互いに恋人になるのは初めてだったので、手を繋いで歩いただけでもお互い、ドキドキしてしまい、目を見て話すことすらまともにはできなかった。
向日葵の花が咲き誇る季節、私と彼は2回目のデートをした。
その時は東京から離れて彼の両親と4人で北海道まで向日葵の花を観に行った。勿論、泊まりがけで。
彼は彼のお父さんと、私は彼のお母さんと同じ部屋で泊まった。すごく丁寧なおかみさんだったのでゆっくりと過ごすことができた。
海が恋しくなる季節、私達は三度目のデートをした。
私達は千葉県の海に二人きりで行った。
その時にはじめてキスをした。お互いに初めてのキスだったが、一度すると止まらず、ディープキスまで一気に経験した。そのあとは少し、恥ずかしかったが、彼もとてもいい笑顔を浮かべていた。
山が赤く染まる季節、私達は4度目のデートをした。
私達は京都へ行って紅葉狩りをした。この日もキスをした。
このとき、彼から初めてのプレゼントをもらった。それは紅葉のキーホルダーだった。それも二人お揃いのもの。私は大切にするね!と言ってすぐに鞄にほどけないようにきつく縛り付けた。
雪の降る季節、この季節はよく恋人が別れる季節と言うが私達はそうではなかった。むしろこの時が一番よかったかもしれない。
私達は5度目のデートをしに北海道へ二人きりで泊まりにいった。
前と同じ旅館に泊まった。ちなみに二人で同じ部屋に泊まった。だが、特に何かあったわけではなく、いつも通りのハグとキスだけだったが、彼の気配りが物凄かった。
私を少しでも飽きさせないように色々なところへ連れていってくれたりと工夫をしてくれた。
桜が咲き誇る季節、もう少しで付き合って一年になる。付き合った記念日の夜は二人でカウントダウンをして過ごした。
付き合ってから一年だったので、6度目のデートは初めてのデートでいったあのとある公園へ行った。前と同じように池の周りを歩いたあと、二人でカラオケにいった。
そしていつも通りキスをした。
そう、ここまでは順調だった。
だが、問題はこの後に起きた。
カラオケにいったあと、二人で夜ご飯を食べようと思いレストランに入って席に座った後に彼がトイレに立ったときのことだった。
彼のスマホからLINEの着信音が聴こえてきた。初めは無視していたが、ざっと20回近く鳴ったので誰からのLINEか気になって、彼のスマホを開ける。
すると、私にとっても彼にとっても同級生のとある女の子からのLINEだった。
その内容は、昨日はありがとう❤️とっても楽しかったよ!というようなものだった。
ちょうど帰ってきた彼を私は問い詰めた。
「ねぇ、どういうこと?これ」
「え?…あー、えっと…」
彼は言い訳すらも思い付かないようで黙って下を向いているだけだった。
その日はお互いにその事には触れず、そのまま別れて家に帰った。
次の日彼から「会いたい」というLINEがきた。それまでの私ならきっと、あ!7度目のデートだ!とか、二日連続で彼に会える!と思っていただろうがその時の私はそうは思わなかった。
彼と待ち合わせ場所と時間を決めて、会いに行くことにした。会って、きっちり話をつけるために。
待ち合わせ場所であるカフェに私がついてから20分たった頃、彼が遅れてきた。
「あ!ごめん!15分も待たせちゃったね!遅れてごめん!」
『どうせあの子とLINE通話でもしてたんでしょ?」私はそう思った。でもさすがにそうは言えないので、「ううん、大丈夫。」とだけ答えた。
そのあと彼と私は話し合い(…というか、彼が一方的に私と別れたいと遠回しにいっているだけなのだが)をして、結局別れることに決めた。
彼は私と付き合いながら、例のLINEの女の子と付き合っていて、そっちの子の方が私よりもいいらしいので私から引くことにした。
そうして、私達の約1年ちょっとの恋人生活が幕を閉じた。
あれから約3年たった今ではあのときの思いでも、彼への熱い想いもなにのも残っていなかった。
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