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異形編
#32 腐 〜corrosion〜
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「はぁ、音楽かぁ」
「照最近音楽嫌がってるよな」
「なんでだ?」
友人の東が尋ねてくる。
ウェパルのことは言えないし……どうすりゃいいんだか。
「ま、まぁ色々あるんだよ」
「色々ねぇ」
「楽しまないと損だぜ?」
「わかってるけどさ~」
ほんとに怖いんだって。
いつあいつが仕掛けてくるかなんてわかったもんじゃないし。
ついでにあの野郎腐敗を司ってるらしいし。
玲が腐敗に耐えられるかがわからない上に仮に耐えられなかったらこっちには決め手がないことになる。
もし折れたとしたら果たして誰が修復できるんだよ。
「星井さん?」
「うぇっ?!」
「最近ほんとに暗いですけど大丈夫ですか?」
「蒼野先生、妙に僕のこと心配そうですが」
「なんかありました?」
「えっいやなんもないですよ?」
まさか異形だった時の記憶が残ってるとかか?
「まぁ僕なら大丈夫ですよ」
「そ、そう?」
「ならいいんですが」
「本当に大丈夫なんですか?」
「上春……さん」
「あらあら、そう警戒しないでくださいよ」
「そりゃ無理な相談なんだけどな」
「そ、それじゃあ作業を始めてください」
先生が僕らの険悪な雰囲気を察してか、作業開始の指示をだす。
各々が自分のギターやベースを取り出し作業を開始する。
僕の作業は何かというとやすりでシーラーを整える作業だったりする。
ただひたすらに擦ってはかけ擦ってはかけを繰り返し、コーティングをしていく。
どうやら休み中にやったのは近すぎたらしく、すごく固まっている部分ができてしまった。
「星井ってほんと重装備だよな」
「そうかぁ?」
「いや普通はエプロンにマスクに眼鏡するとは思わないんよ」
「まぁ汚れるの嫌だしね」
「あと粉が目に入るとまぁまぁ痛い」
「確かに」
「それなら一理あるか」
「そうそう」
実は僕って交友関係少ないんだけど、話しかけられることはあるんだよね。
まぁ交友関係少ない理由は喋ると止まらなくなるからなんだけど。
それだからクラスではちょっと浮いてたり。
東くらいしか話せる人いないから助かってるよ。
そうこうしてるうちに時間はドンドン過ぎていき、
「一旦休憩してくださーい」
休憩時間になる。
さて、仕掛けてくるならこの辺なんだよな。
玲に目配せをして、ちょっとタイミングをずらして木工室を出る。
そのまま一旦普通教室棟へ戻ろうとする。
が、
「全く、逃げるなんて酷いわ」
「酷いも何もないだろ」
「俺はあくまで荷物を取りに行こうとしただけだぜ?」
「その口調の時点で警戒態勢なのはわかってるんだけど」
「お前だって人前と口調全然違うだろ」
「そうね」
「それよりも、グレモリーちゃんはどうだったかしら?」
「強かったよ」
「それはよかったわ」
「退屈せずに済んだでしょ」
「あと一歩で助けられた所に妨害に来やがって!」
「そう」
「それじゃあ」
「それじゃあ?」
「死んでもらおうかしら」
そうウェパルが告げた瞬間、怪物がやってきて教室棟と特別棟を繋ぐ連絡橋を落とす!
「お前!最初からこれを!」
「卑怯、とは言わないでよ?」
「玲!」
「応!」
「変身!」
≪融合承認!≫
≪参式!≫
「断翼!」
なんとか翼を生やし、乗り切る。
「あぶねぇな!」
「あら、耐えるのね」
「何が起きたの?!」
蒼野先生が走ってくる。
「連絡橋が?」
「それに、怪物?!」
「上春さん、こっちに!」
くっそ、そいつが親玉なんて言えねぇし!
一旦あの怪物をぶっ潰すしかねぇか!
「断影剣・氷!」
氷の斬撃波を飛ばす!
「オマエ、ドコ、ネラッテル?」
「お前らはほんとに煽りスキルが高いよな!」
「断影剣・炎!」
今度は炎の斬撃波を飛ばす。
「ソレ、アタルト、アブナイ」
「ってかケンタウロスだけじゃなくてお前みたいな人型もいるんだな!」
「オチロ」
「やべっ!」
槍型の光弾が飛んでくる。
「落ち落ち考え事もできねぇってか」
≪あんまり長期戦はやめとけよ?≫
「わかってるよ、零」
しかし遠距離攻撃は効かないとなるとなぁ。
「カンガエゴト、カ?」
「えぇい!」
「炎星斬!」
「ナニ?!」
燃え盛る刀で斬りつける!
その勢いで目の前の怪物は下に吹き飛ぶ。
「さて、次は!」
「氷彗斬!」
断影剣よりも巨大な斬撃波を飛ばし、追撃を図る。
「マダクルノカ?!」
両腕で斬撃波を抑えているが、徐々に押されていっている。
これならこの攻撃は通るな!
「ムリカ!」
斬撃波が体を貫く。
「とどめだ!」
「ザビ・セブ・ガガ・ジオ・ギル……」
「ダマレェェェェ!」
無策に突撃をしてくる怪物。
それに対して刀を構え、
「断縁斬!」
一刀両断にする。
そしてその斬り口から人間が排出される。
その人間をキャッチし、先生たちのいる方へ置く。
「それでは」
「ま、待ってくれ!」
「なんだ?少年」
「前に俺を助けてくれただろ!」
「まぁ、そうだな」
「そん時に女の子を2人見なかったか?」
「女?俺は怪人と悪魔しか見てないが」
「そんなはずはないんだ!」
「怪人が化けていた可能性だってある」
「怪人が?」
「あぁ」
「そうね、怪人は化けられるもの」
「え?」
「今度はお前か」
『あら?ちょっと嫌そうね』
「そりゃ嫌だよ」
「というかわざわざ化けられることを伝えるためだけに人語をしゃべりやがって」
『悪い?』
「悪くはねぇよ」
「――――ライスシャワー」
『私は東君が欲しいのよ!』
「渡さんよ!」
「雷星斬!」
豪雷を纏った刀を振り下ろし、稲妻をライスシャワーに向けて飛ばす!
『危ないわね!』
≪気をつけろよ!下手に肆式なんかになったら2分と持たないからな!≫
「わかってるって!」
「はぁ!」
接近しての通常の斬撃を繰り出す。
『おおっと!』
お互いの攻撃を弾き合いながら戦闘を続ける。
「ちっ!」
向かい合う形で陸地に着地する。
「断衝撃・乱!」
『血の冥黒!』
光弾がぶつかり合う。
「ったく、キリがねぇって!」
『それはこっちのセリフなんだけど?』
≪2分で決め切る自信はあるか?≫
「でもやるしかないよな!」
≪あぁ!≫
「ライスシャワー、今からお前をぶちのめす!」
≪肆式!≫
体が真紅に染まり、ブースターや車輪がつく。
「さぁ、斬られる準備は」
「出来たか?」
『そんなもの!』
「まずは!」
「氷星の息吹!」
『それは?!』
吹雪をライスシャワーに向けて放つ!
『体が……凍って!』
「さらに!」
「狐狗狸燦!」
狐と狗と狸のエネルギーとともに突っ込む!
「とどめといかせてもらう!」
「それはさせない」
虚空から鎌が出現し、続いてフードを被った少女が出現する。
「グレモリー!」
不味いな、グレモリーを相手にする体力はない!
どうする、どうする!
「!」
なんだ、何かに気づいた?
「この機会を逃せ、なんて言うとは」
「え?」
「断斬、命拾いしたね」
「は?」
「撤退させてもらう」
『まだ私はやられて――』
「撤退、上からの命令」
『わかったわよ』
そう納得したそぶりを見せた後、もう一度虚空へと消えていく。
「そ、それじゃあまた」
翼を広げ、一旦学校から離れる。
そして頃合いを見て屋上に着地する。
「危ねぇ、マジであとちょっとで正体バレしてたな」
「それにしてもウェパルの奴、一体何を考えているんだ?」
「なぁ、星井」
「なんだ?」
「あの怪物にあの橋を落とすパワーがあったと思うか?」
「それは僕も思った」
「ウェパルの能力ってなんだった?」
「確か傷口をすぐに腐らせて3日で殺すとかなんとか」
「もしかして!」
「あぁ、あいつがあの橋を腐らせた可能性がある」
「でもそしたら事前準備が」
「軽く腐らせて怪物に後押しさせた可能性はある」
「確かに」
「これもしかして相当やばい?」
「かもな」
「なにしろソロモン72柱の悪魔だよ?」
「やっぱりあいつの力を借りるべきか?」
「僕は断るよ」
「悪魔の力を借りるわけにはいかない」
「そうだな」
「肆式の持続は伸ばさないとな」
「あぁ、今日は消耗してたのもあってからだいぶ短かったもんな」
「とりあえずそろそろ連絡橋が会ったところに行くか」
「だね」
そう言って、連絡橋にたどり着く。
「照~!」
「東~!」
「なんでこんなことになってるんだ~?」
「わかんねぇ~!」
「外から回るわ!」
「わかった~」
結局また授業は中止、特別棟を使わなければいけない授業は休講が続いた。
早いとか手を打たないとな。
~~~繝倥Ν繧「繝ウ繝峨?繝悶Φ縺ョ諡?轤ケ~~~
「お帰り、グレモリーちゃん、ウェパルちゃん、小雨ちゃん」
「ウェパル、あの場面で引けってどういうこと?」
「だって、もし正体がバレて隠れて生活するようになったら手に入れるのが大変になるでしょ?」
「特にあいつの会社の兵力と警察を相手にするとなると時間はかかるし、面倒でしょ?」
「あいつの姉の会社じゃないの?」
「それが見てみたらびっくり、設立したのは星井照みたいだった」
「姉を社長にしつつも実際はあいつにあるらしい」
「なるほど」
「なら納得がいく」
「それよりも早く照を孤立させたいわね」
「そうすればいずれ私のものに……」
「あははははは!」
「愛は人を狂わせる、か」
笑っている哀をみながらそう呟くグレモリーだった。
「照最近音楽嫌がってるよな」
「なんでだ?」
友人の東が尋ねてくる。
ウェパルのことは言えないし……どうすりゃいいんだか。
「ま、まぁ色々あるんだよ」
「色々ねぇ」
「楽しまないと損だぜ?」
「わかってるけどさ~」
ほんとに怖いんだって。
いつあいつが仕掛けてくるかなんてわかったもんじゃないし。
ついでにあの野郎腐敗を司ってるらしいし。
玲が腐敗に耐えられるかがわからない上に仮に耐えられなかったらこっちには決め手がないことになる。
もし折れたとしたら果たして誰が修復できるんだよ。
「星井さん?」
「うぇっ?!」
「最近ほんとに暗いですけど大丈夫ですか?」
「蒼野先生、妙に僕のこと心配そうですが」
「なんかありました?」
「えっいやなんもないですよ?」
まさか異形だった時の記憶が残ってるとかか?
「まぁ僕なら大丈夫ですよ」
「そ、そう?」
「ならいいんですが」
「本当に大丈夫なんですか?」
「上春……さん」
「あらあら、そう警戒しないでくださいよ」
「そりゃ無理な相談なんだけどな」
「そ、それじゃあ作業を始めてください」
先生が僕らの険悪な雰囲気を察してか、作業開始の指示をだす。
各々が自分のギターやベースを取り出し作業を開始する。
僕の作業は何かというとやすりでシーラーを整える作業だったりする。
ただひたすらに擦ってはかけ擦ってはかけを繰り返し、コーティングをしていく。
どうやら休み中にやったのは近すぎたらしく、すごく固まっている部分ができてしまった。
「星井ってほんと重装備だよな」
「そうかぁ?」
「いや普通はエプロンにマスクに眼鏡するとは思わないんよ」
「まぁ汚れるの嫌だしね」
「あと粉が目に入るとまぁまぁ痛い」
「確かに」
「それなら一理あるか」
「そうそう」
実は僕って交友関係少ないんだけど、話しかけられることはあるんだよね。
まぁ交友関係少ない理由は喋ると止まらなくなるからなんだけど。
それだからクラスではちょっと浮いてたり。
東くらいしか話せる人いないから助かってるよ。
そうこうしてるうちに時間はドンドン過ぎていき、
「一旦休憩してくださーい」
休憩時間になる。
さて、仕掛けてくるならこの辺なんだよな。
玲に目配せをして、ちょっとタイミングをずらして木工室を出る。
そのまま一旦普通教室棟へ戻ろうとする。
が、
「全く、逃げるなんて酷いわ」
「酷いも何もないだろ」
「俺はあくまで荷物を取りに行こうとしただけだぜ?」
「その口調の時点で警戒態勢なのはわかってるんだけど」
「お前だって人前と口調全然違うだろ」
「そうね」
「それよりも、グレモリーちゃんはどうだったかしら?」
「強かったよ」
「それはよかったわ」
「退屈せずに済んだでしょ」
「あと一歩で助けられた所に妨害に来やがって!」
「そう」
「それじゃあ」
「それじゃあ?」
「死んでもらおうかしら」
そうウェパルが告げた瞬間、怪物がやってきて教室棟と特別棟を繋ぐ連絡橋を落とす!
「お前!最初からこれを!」
「卑怯、とは言わないでよ?」
「玲!」
「応!」
「変身!」
≪融合承認!≫
≪参式!≫
「断翼!」
なんとか翼を生やし、乗り切る。
「あぶねぇな!」
「あら、耐えるのね」
「何が起きたの?!」
蒼野先生が走ってくる。
「連絡橋が?」
「それに、怪物?!」
「上春さん、こっちに!」
くっそ、そいつが親玉なんて言えねぇし!
一旦あの怪物をぶっ潰すしかねぇか!
「断影剣・氷!」
氷の斬撃波を飛ばす!
「オマエ、ドコ、ネラッテル?」
「お前らはほんとに煽りスキルが高いよな!」
「断影剣・炎!」
今度は炎の斬撃波を飛ばす。
「ソレ、アタルト、アブナイ」
「ってかケンタウロスだけじゃなくてお前みたいな人型もいるんだな!」
「オチロ」
「やべっ!」
槍型の光弾が飛んでくる。
「落ち落ち考え事もできねぇってか」
≪あんまり長期戦はやめとけよ?≫
「わかってるよ、零」
しかし遠距離攻撃は効かないとなるとなぁ。
「カンガエゴト、カ?」
「えぇい!」
「炎星斬!」
「ナニ?!」
燃え盛る刀で斬りつける!
その勢いで目の前の怪物は下に吹き飛ぶ。
「さて、次は!」
「氷彗斬!」
断影剣よりも巨大な斬撃波を飛ばし、追撃を図る。
「マダクルノカ?!」
両腕で斬撃波を抑えているが、徐々に押されていっている。
これならこの攻撃は通るな!
「ムリカ!」
斬撃波が体を貫く。
「とどめだ!」
「ザビ・セブ・ガガ・ジオ・ギル……」
「ダマレェェェェ!」
無策に突撃をしてくる怪物。
それに対して刀を構え、
「断縁斬!」
一刀両断にする。
そしてその斬り口から人間が排出される。
その人間をキャッチし、先生たちのいる方へ置く。
「それでは」
「ま、待ってくれ!」
「なんだ?少年」
「前に俺を助けてくれただろ!」
「まぁ、そうだな」
「そん時に女の子を2人見なかったか?」
「女?俺は怪人と悪魔しか見てないが」
「そんなはずはないんだ!」
「怪人が化けていた可能性だってある」
「怪人が?」
「あぁ」
「そうね、怪人は化けられるもの」
「え?」
「今度はお前か」
『あら?ちょっと嫌そうね』
「そりゃ嫌だよ」
「というかわざわざ化けられることを伝えるためだけに人語をしゃべりやがって」
『悪い?』
「悪くはねぇよ」
「――――ライスシャワー」
『私は東君が欲しいのよ!』
「渡さんよ!」
「雷星斬!」
豪雷を纏った刀を振り下ろし、稲妻をライスシャワーに向けて飛ばす!
『危ないわね!』
≪気をつけろよ!下手に肆式なんかになったら2分と持たないからな!≫
「わかってるって!」
「はぁ!」
接近しての通常の斬撃を繰り出す。
『おおっと!』
お互いの攻撃を弾き合いながら戦闘を続ける。
「ちっ!」
向かい合う形で陸地に着地する。
「断衝撃・乱!」
『血の冥黒!』
光弾がぶつかり合う。
「ったく、キリがねぇって!」
『それはこっちのセリフなんだけど?』
≪2分で決め切る自信はあるか?≫
「でもやるしかないよな!」
≪あぁ!≫
「ライスシャワー、今からお前をぶちのめす!」
≪肆式!≫
体が真紅に染まり、ブースターや車輪がつく。
「さぁ、斬られる準備は」
「出来たか?」
『そんなもの!』
「まずは!」
「氷星の息吹!」
『それは?!』
吹雪をライスシャワーに向けて放つ!
『体が……凍って!』
「さらに!」
「狐狗狸燦!」
狐と狗と狸のエネルギーとともに突っ込む!
「とどめといかせてもらう!」
「それはさせない」
虚空から鎌が出現し、続いてフードを被った少女が出現する。
「グレモリー!」
不味いな、グレモリーを相手にする体力はない!
どうする、どうする!
「!」
なんだ、何かに気づいた?
「この機会を逃せ、なんて言うとは」
「え?」
「断斬、命拾いしたね」
「は?」
「撤退させてもらう」
『まだ私はやられて――』
「撤退、上からの命令」
『わかったわよ』
そう納得したそぶりを見せた後、もう一度虚空へと消えていく。
「そ、それじゃあまた」
翼を広げ、一旦学校から離れる。
そして頃合いを見て屋上に着地する。
「危ねぇ、マジであとちょっとで正体バレしてたな」
「それにしてもウェパルの奴、一体何を考えているんだ?」
「なぁ、星井」
「なんだ?」
「あの怪物にあの橋を落とすパワーがあったと思うか?」
「それは僕も思った」
「ウェパルの能力ってなんだった?」
「確か傷口をすぐに腐らせて3日で殺すとかなんとか」
「もしかして!」
「あぁ、あいつがあの橋を腐らせた可能性がある」
「でもそしたら事前準備が」
「軽く腐らせて怪物に後押しさせた可能性はある」
「確かに」
「これもしかして相当やばい?」
「かもな」
「なにしろソロモン72柱の悪魔だよ?」
「やっぱりあいつの力を借りるべきか?」
「僕は断るよ」
「悪魔の力を借りるわけにはいかない」
「そうだな」
「肆式の持続は伸ばさないとな」
「あぁ、今日は消耗してたのもあってからだいぶ短かったもんな」
「とりあえずそろそろ連絡橋が会ったところに行くか」
「だね」
そう言って、連絡橋にたどり着く。
「照~!」
「東~!」
「なんでこんなことになってるんだ~?」
「わかんねぇ~!」
「外から回るわ!」
「わかった~」
結局また授業は中止、特別棟を使わなければいけない授業は休講が続いた。
早いとか手を打たないとな。
~~~繝倥Ν繧「繝ウ繝峨?繝悶Φ縺ョ諡?轤ケ~~~
「お帰り、グレモリーちゃん、ウェパルちゃん、小雨ちゃん」
「ウェパル、あの場面で引けってどういうこと?」
「だって、もし正体がバレて隠れて生活するようになったら手に入れるのが大変になるでしょ?」
「特にあいつの会社の兵力と警察を相手にするとなると時間はかかるし、面倒でしょ?」
「あいつの姉の会社じゃないの?」
「それが見てみたらびっくり、設立したのは星井照みたいだった」
「姉を社長にしつつも実際はあいつにあるらしい」
「なるほど」
「なら納得がいく」
「それよりも早く照を孤立させたいわね」
「そうすればいずれ私のものに……」
「あははははは!」
「愛は人を狂わせる、か」
笑っている哀をみながらそう呟くグレモリーだった。
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