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24話 襲来
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リディアによるオーヴェリアさんへのレジ指導は見事なものであり、職場体験2日目にしてバイトリーダーのような風格が現れていた。
俺はもう大丈夫だなと判断し、テレビを見ていた。どうやら昨日捕まった男が脱走したらしい。物騒な世の中だ。
そんな俺を放って、菜々緒先輩はしきりにリディアを正式なバイトにしようと勧誘を始めた。その場合首を切られるのは誰だろう。菜々緒先輩だな、そうに違いない。
「というわけで少年、明後日のシフトから来なくていいぞ」
「そんなバカな」
和泉屋書店は笑いに包まれた。
リディアだけでなく、あのオーヴェリアですら口角が上がっている。この雰囲気を大事にして、リディアの気持ちを引き出したいものだ。
しかし、そんな願いは一瞬で崩される。
「よう」
「あ、いらっしゃいま……せ……」
客だ。
客に話しかけられることはよくある。
しかし、ド派手な赤髪。そしてコーンロウの髪型をした男性客は初めてだ。加えて身長は190センチほどだろうか。とにかく、デカい。
人を見た目で判断してはいけないというが、流石にパンチの強すぎる外見のため、言葉に詰まってしまった。
だが、ここでそれを態度で出してしまってはフリーターとして二流だ。一流は、ここで持ち直す。
「な、何か本をお探しですか?」
「いや、探し物は見つかったさ」
「え?」
「お前だよ、聖杯の持ち主!」
ゾクっとした。冷や汗が背中を滝のように流れる。
「伏せろ正輝! [ラルフ・ブリューナク]」
俺の目の前を、光の槍が通過した。指示通り伏せていなかったら、俺の頭蓋に穴が空いていたことだろう。
それに直撃した赤髪の男は本棚に体ごと突っ込んだ。パラパラと本が落ち、男の頭に降り注いでいる。
「現れたな、グリスティン・ワルディアル」
グリスティン・ワルディアル。その名前に聞き覚えがあった。
オーヴェリアと初めて会った日、その男についてリディアが語っていた。確か、聖杯の力で邪神と同じ力を手にし、異世界を混沌に突き落としたいと願う危険人物。
それがいま、目の前に転がっている。その事実に冷や汗がさらに湧き出てきた。
「相変わらず無茶苦茶な女だぜ」
「嘘だろ……」
グリスティンはまったく効いていないかのように立ち上がった。
俺は、腰が抜けて動けない。オーヴェリアも、まだ距離がある。
「聖杯を寄越せ。さっさとしろ」
「し、知らないね」
俺がそう答えると、グリスティンは俺の首根っこを掴んだ。
苦しい。
息ができない。
死ぬ。
怖い。
「お前からは聖杯の魔力がぷんぷん匂うんだよ。さっさと出せ、殺すぞ!」
「正輝さんを離せ! [ホワイトフレアデス]」
どこからともなく白い炎が飛び出してきて、俺の首根っこを掴むグリスティンの腕を焼いた。
グリスティンは俺を放り投げた。床に叩きつけられた衝撃で、尻が痛む。
「ごほっ、うあっはっ」
吐き出すように息をした。人生の中で、最も恐怖した瞬間だった。
「面倒な蝿だなぁ!」
グリスティンはまるで蚊を払うように、リディアの白い炎を薙ぎ消した。
「よくやったぞリディア」
その間に、オーヴェリアが俺とグリスティンの間に立った。
銀色の風が、落ちた本のページをめくる。
「オーヴェリアさん、お客さんと菜々緒先輩は?」
「とっくに逃してある。お前が勇気を出して反抗したおかげだ」
ほっとした。無関係の人を巻き込むわけにはいかない。
巻き込まれるのは、俺だけで十分だ。
「いい目だが貴様は逃げろ。もちろんリディアも連れてだ」
「そ、そんな! 私は戦えます!」
「愚か者が!」
オーヴェリアの叫びに、俺とリディア、それからグリスティンまで肩を跳ねさせた。
出会ってから今日までの中で、最もオーヴェリアが語気を強めた瞬間だった。
「冷たいじゃねぇの。全員でかかってこいよ」
挑発するグリスティンにも左右されず、オーヴェリアは俺を睨んだ。
俺は彼女からメッセージを受け取った気がして、リディアの方へと駆けて行った。
「ま、正輝さん?」
「悪いリディア。逃げるぞ」
「ちょ、離してください!」
俺はリディアの腕を掴み、バックヤードの方へと駆けて行った。
後ろから「待てや!」というガラの悪い声が聞こえてきたが、次いでオーヴェリアが銀剣を振る音が耳を刺した。本格的な戦いが始まったようだった。
「正輝さん離してください! 私はオーヴェリア様と一緒に戦います!」
「ダメだ! オーヴェリアが逃げろって言っただろ」
「でも私だって……」
「いいから逃げるぞ!」
俺はバックヤードに置いてあったリュックサックを持って、普段使わない従業員出入り口の前に積まれていた段ボールを蹴飛ばした。
リディアの腕を掴んだまま、俺たちは脱出に成功した。とにかく走って、走って、走る。
走っている間もリディアは強く抵抗した。オーヴェリアを助ける。その一点張りだった。
しかしリディアがグリスティンに通用しないのは火を見るよりも明らかだった。オーヴェリアが戦う場合、かえって邪魔になる場合もあるだろう。だからこそ彼女は俺たちを逃したんだ。
そしてリディアが反抗することもわかっていた。だから俺に託したんだ。リディアを頼むぞ、という目で。あの力強い目で。
ならば俺は、愛する彼女を守るのみ。
火事場の馬鹿力か。俺はリディアの腕を引き、黙って走った。
やがてリディアも俺の思いを汲み取ったのか、反抗は弱まっていった。それと比例するように、口数が減っていく。
俺たちは黙って、住宅街を全力疾走した。
俺はもう大丈夫だなと判断し、テレビを見ていた。どうやら昨日捕まった男が脱走したらしい。物騒な世の中だ。
そんな俺を放って、菜々緒先輩はしきりにリディアを正式なバイトにしようと勧誘を始めた。その場合首を切られるのは誰だろう。菜々緒先輩だな、そうに違いない。
「というわけで少年、明後日のシフトから来なくていいぞ」
「そんなバカな」
和泉屋書店は笑いに包まれた。
リディアだけでなく、あのオーヴェリアですら口角が上がっている。この雰囲気を大事にして、リディアの気持ちを引き出したいものだ。
しかし、そんな願いは一瞬で崩される。
「よう」
「あ、いらっしゃいま……せ……」
客だ。
客に話しかけられることはよくある。
しかし、ド派手な赤髪。そしてコーンロウの髪型をした男性客は初めてだ。加えて身長は190センチほどだろうか。とにかく、デカい。
人を見た目で判断してはいけないというが、流石にパンチの強すぎる外見のため、言葉に詰まってしまった。
だが、ここでそれを態度で出してしまってはフリーターとして二流だ。一流は、ここで持ち直す。
「な、何か本をお探しですか?」
「いや、探し物は見つかったさ」
「え?」
「お前だよ、聖杯の持ち主!」
ゾクっとした。冷や汗が背中を滝のように流れる。
「伏せろ正輝! [ラルフ・ブリューナク]」
俺の目の前を、光の槍が通過した。指示通り伏せていなかったら、俺の頭蓋に穴が空いていたことだろう。
それに直撃した赤髪の男は本棚に体ごと突っ込んだ。パラパラと本が落ち、男の頭に降り注いでいる。
「現れたな、グリスティン・ワルディアル」
グリスティン・ワルディアル。その名前に聞き覚えがあった。
オーヴェリアと初めて会った日、その男についてリディアが語っていた。確か、聖杯の力で邪神と同じ力を手にし、異世界を混沌に突き落としたいと願う危険人物。
それがいま、目の前に転がっている。その事実に冷や汗がさらに湧き出てきた。
「相変わらず無茶苦茶な女だぜ」
「嘘だろ……」
グリスティンはまったく効いていないかのように立ち上がった。
俺は、腰が抜けて動けない。オーヴェリアも、まだ距離がある。
「聖杯を寄越せ。さっさとしろ」
「し、知らないね」
俺がそう答えると、グリスティンは俺の首根っこを掴んだ。
苦しい。
息ができない。
死ぬ。
怖い。
「お前からは聖杯の魔力がぷんぷん匂うんだよ。さっさと出せ、殺すぞ!」
「正輝さんを離せ! [ホワイトフレアデス]」
どこからともなく白い炎が飛び出してきて、俺の首根っこを掴むグリスティンの腕を焼いた。
グリスティンは俺を放り投げた。床に叩きつけられた衝撃で、尻が痛む。
「ごほっ、うあっはっ」
吐き出すように息をした。人生の中で、最も恐怖した瞬間だった。
「面倒な蝿だなぁ!」
グリスティンはまるで蚊を払うように、リディアの白い炎を薙ぎ消した。
「よくやったぞリディア」
その間に、オーヴェリアが俺とグリスティンの間に立った。
銀色の風が、落ちた本のページをめくる。
「オーヴェリアさん、お客さんと菜々緒先輩は?」
「とっくに逃してある。お前が勇気を出して反抗したおかげだ」
ほっとした。無関係の人を巻き込むわけにはいかない。
巻き込まれるのは、俺だけで十分だ。
「いい目だが貴様は逃げろ。もちろんリディアも連れてだ」
「そ、そんな! 私は戦えます!」
「愚か者が!」
オーヴェリアの叫びに、俺とリディア、それからグリスティンまで肩を跳ねさせた。
出会ってから今日までの中で、最もオーヴェリアが語気を強めた瞬間だった。
「冷たいじゃねぇの。全員でかかってこいよ」
挑発するグリスティンにも左右されず、オーヴェリアは俺を睨んだ。
俺は彼女からメッセージを受け取った気がして、リディアの方へと駆けて行った。
「ま、正輝さん?」
「悪いリディア。逃げるぞ」
「ちょ、離してください!」
俺はリディアの腕を掴み、バックヤードの方へと駆けて行った。
後ろから「待てや!」というガラの悪い声が聞こえてきたが、次いでオーヴェリアが銀剣を振る音が耳を刺した。本格的な戦いが始まったようだった。
「正輝さん離してください! 私はオーヴェリア様と一緒に戦います!」
「ダメだ! オーヴェリアが逃げろって言っただろ」
「でも私だって……」
「いいから逃げるぞ!」
俺はバックヤードに置いてあったリュックサックを持って、普段使わない従業員出入り口の前に積まれていた段ボールを蹴飛ばした。
リディアの腕を掴んだまま、俺たちは脱出に成功した。とにかく走って、走って、走る。
走っている間もリディアは強く抵抗した。オーヴェリアを助ける。その一点張りだった。
しかしリディアがグリスティンに通用しないのは火を見るよりも明らかだった。オーヴェリアが戦う場合、かえって邪魔になる場合もあるだろう。だからこそ彼女は俺たちを逃したんだ。
そしてリディアが反抗することもわかっていた。だから俺に託したんだ。リディアを頼むぞ、という目で。あの力強い目で。
ならば俺は、愛する彼女を守るのみ。
火事場の馬鹿力か。俺はリディアの腕を引き、黙って走った。
やがてリディアも俺の思いを汲み取ったのか、反抗は弱まっていった。それと比例するように、口数が減っていく。
俺たちは黙って、住宅街を全力疾走した。
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