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女の存在
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―結城side
私と涼はその日・・・マンションに戻ってまた一樹と優樹の話をした。
涼は、どうしても美佳が一樹達と別れたことに疑問が残るらしい。
それは私だって一緒。
「美佳ちゃんって・・・もう本当に一樹とのことは良いのかな?」
涼がそう言った。
「何度か言ったけどね、詳しくは言わないけどー・・・・」
でも、美佳は・・・今の仕事も大好きで・・・沖縄に来ちゃったら続けられないって思ったのかもしれない。
だからと言って別れなくてもいいような気がした。
一樹さんは、もしも美佳とそのまま付き合っていたら・・・・毎月1.2回は優樹君と会いに行く気満々だったし・・・・・。
やっぱり、子供なのかな?
でも、優樹君と不仲じゃなかったっぽいし・・・・・。
その日の夜、私は久しぶりに美佳に電話をした。
『あっ!!もしもしーーーー』
美佳は、結構元気だった。
「あ・・、美佳さ今話してて平気???」
私が言うと、
『なになに??大丈夫よ、今日はね休みだったー・・。沖縄いい感じ???』
なんか変なテンションだなー・・・。
こういう時って何かあることが多いけど・・・・。
「あーー・・うん、凄く楽しいよ」
『そっかーー、私も早く行きたいなー・・仕事でになっちゃうけどねー・・・』
あ、そっか・・・・。
フェスあるもんね・・・・。
「美佳さ・・今度仕事ってだけで来るの???」
私がそう言うと・・・美佳は黙ってしまった。
『なに?どこか連れてってくれる?』
そ・・・・。
そうじゃなくってさ・・・・・。
「あのさ、・・・美佳は一樹の事もうなんとも思ってないの???」
『なによー・・今更ーー・・』
今更じゃないよ。
私はやっぱり、ずっと気になってる・・・・・。
私はバルコニーに行き夜景を見ながら、
「美佳さ・・・もし一樹が他の人と付き合っても普通に祝福できるの??」
『・・・・・・・』
―美佳side
結城・・・・・・。
お願い、
今は・・・・・・・・・。
「わ・・・・私はね・・・どっちにしても一樹のそばには居られないからさ・・・・」
そう、私はもう・・・・。
一樹のそばには居られない。
「ほかに良い人が出来たら、・・・・その人と仲良くやってほしいし、祝福・・・・するよ」
ギュッと手を握ってしゃがみ込んだ。
手が震えて、・・・・それが声に出てしまいそうで必死で堪えたの。
『美佳・・・・・』
結城・・・・・。
私、・・・・凄く後悔してるよ。
あの人と出逢ってしまった事を。
出逢わなければ、こんなに辛くなかったはず。
優樹のあの笑顔も知らなければ・・・・。
こんなに辛くなかった。
私は我慢できず電話を切った。
ずっと見ないで我慢してた一樹からのライン。
勇気を振り絞って見ると、最後にくれたラインは1か月前。
『いつでも連絡して』
『大好きだよ』
―結城side
今思えば、私は美佳の気持ちを分かっていなかったって・・・そう思う。
電話を切って、暫く一人でバルコニーから海を眺めていた。
美佳は・・・。
もういいって事なのかな。
一人でぼーっとしてると、
「結城ーーーーーっ!!!チビお願いーーー」
脱衣所の方から聞こえる涼の声。
私は急いで直ぐに浴室の方に走って行くと、そこには優樹君がバスタオルに包まれて立っていた。
「優樹君お帰りーーーっ!!」
ギュッと抱きしめ頭を拭くと・・・
「ねむーーい!!!」
優樹君の体を拭き、直ぐにベットに連れて行った。
優樹君は今日も見っキーを抱っこして、
「結城ちゃーん・・・」
「んー????」
「・・・・美佳ちゃんーーー・・・もう来ないのー???」
・・・・え・・・・・。
優樹君から初めて聞いた・・美佳の名・・・・・。
「ん??どうしたの???何で美佳???」
私が少し体を起こし言うと、
「さっき結城ちゃんー・・美佳って言ったでしょ~??」
電話の声聞こえちゃったのかな。
「あー・・・あのね、美佳ちゃん今お仕事忙しいんだって・・美佳ちゃん好き???」
私が聞くと、優樹君はスッゴイ笑いだして・・・・。
「んーーー・・あのねぇー・・・美佳ちゃんのハンバーグ硬かったーーーー」
そう言ってケラケラ声を上げて笑った。
「焦げてた???」
私が聞くと、
優樹君はケタケタ笑って・・・。
「あのねー・・焦げたの一生懸命―はがして僕にくれたー・・・リンゴもね皮むけないから~・・凄く小さくなるのーーー」
優樹君は思い出し笑いをしながらベットに転がった。
こんなに笑う優樹君久々・・・・///////////
そして・・・・。
「美佳ちゃん大好きだよー・・・」
その時、・・・・すっごく胸の奥が熱くなって・・・・目頭も熱くなった。
美佳ちゃん・・・・。
大好きだよ・・・。
って・・・・・・・。
この子、
パパとそっくりだな・・・・///////////////
私と涼はその日・・・マンションに戻ってまた一樹と優樹の話をした。
涼は、どうしても美佳が一樹達と別れたことに疑問が残るらしい。
それは私だって一緒。
「美佳ちゃんって・・・もう本当に一樹とのことは良いのかな?」
涼がそう言った。
「何度か言ったけどね、詳しくは言わないけどー・・・・」
でも、美佳は・・・今の仕事も大好きで・・・沖縄に来ちゃったら続けられないって思ったのかもしれない。
だからと言って別れなくてもいいような気がした。
一樹さんは、もしも美佳とそのまま付き合っていたら・・・・毎月1.2回は優樹君と会いに行く気満々だったし・・・・・。
やっぱり、子供なのかな?
でも、優樹君と不仲じゃなかったっぽいし・・・・・。
その日の夜、私は久しぶりに美佳に電話をした。
『あっ!!もしもしーーーー』
美佳は、結構元気だった。
「あ・・、美佳さ今話してて平気???」
私が言うと、
『なになに??大丈夫よ、今日はね休みだったー・・。沖縄いい感じ???』
なんか変なテンションだなー・・・。
こういう時って何かあることが多いけど・・・・。
「あーー・・うん、凄く楽しいよ」
『そっかーー、私も早く行きたいなー・・仕事でになっちゃうけどねー・・・』
あ、そっか・・・・。
フェスあるもんね・・・・。
「美佳さ・・今度仕事ってだけで来るの???」
私がそう言うと・・・美佳は黙ってしまった。
『なに?どこか連れてってくれる?』
そ・・・・。
そうじゃなくってさ・・・・・。
「あのさ、・・・美佳は一樹の事もうなんとも思ってないの???」
『なによー・・今更ーー・・』
今更じゃないよ。
私はやっぱり、ずっと気になってる・・・・・。
私はバルコニーに行き夜景を見ながら、
「美佳さ・・・もし一樹が他の人と付き合っても普通に祝福できるの??」
『・・・・・・・』
―美佳side
結城・・・・・・。
お願い、
今は・・・・・・・・・。
「わ・・・・私はね・・・どっちにしても一樹のそばには居られないからさ・・・・」
そう、私はもう・・・・。
一樹のそばには居られない。
「ほかに良い人が出来たら、・・・・その人と仲良くやってほしいし、祝福・・・・するよ」
ギュッと手を握ってしゃがみ込んだ。
手が震えて、・・・・それが声に出てしまいそうで必死で堪えたの。
『美佳・・・・・』
結城・・・・・。
私、・・・・凄く後悔してるよ。
あの人と出逢ってしまった事を。
出逢わなければ、こんなに辛くなかったはず。
優樹のあの笑顔も知らなければ・・・・。
こんなに辛くなかった。
私は我慢できず電話を切った。
ずっと見ないで我慢してた一樹からのライン。
勇気を振り絞って見ると、最後にくれたラインは1か月前。
『いつでも連絡して』
『大好きだよ』
―結城side
今思えば、私は美佳の気持ちを分かっていなかったって・・・そう思う。
電話を切って、暫く一人でバルコニーから海を眺めていた。
美佳は・・・。
もういいって事なのかな。
一人でぼーっとしてると、
「結城ーーーーーっ!!!チビお願いーーー」
脱衣所の方から聞こえる涼の声。
私は急いで直ぐに浴室の方に走って行くと、そこには優樹君がバスタオルに包まれて立っていた。
「優樹君お帰りーーーっ!!」
ギュッと抱きしめ頭を拭くと・・・
「ねむーーい!!!」
優樹君の体を拭き、直ぐにベットに連れて行った。
優樹君は今日も見っキーを抱っこして、
「結城ちゃーん・・・」
「んー????」
「・・・・美佳ちゃんーーー・・・もう来ないのー???」
・・・・え・・・・・。
優樹君から初めて聞いた・・美佳の名・・・・・。
「ん??どうしたの???何で美佳???」
私が少し体を起こし言うと、
「さっき結城ちゃんー・・美佳って言ったでしょ~??」
電話の声聞こえちゃったのかな。
「あー・・・あのね、美佳ちゃん今お仕事忙しいんだって・・美佳ちゃん好き???」
私が聞くと、優樹君はスッゴイ笑いだして・・・・。
「んーーー・・あのねぇー・・・美佳ちゃんのハンバーグ硬かったーーーー」
そう言ってケラケラ声を上げて笑った。
「焦げてた???」
私が聞くと、
優樹君はケタケタ笑って・・・。
「あのねー・・焦げたの一生懸命―はがして僕にくれたー・・・リンゴもね皮むけないから~・・凄く小さくなるのーーー」
優樹君は思い出し笑いをしながらベットに転がった。
こんなに笑う優樹君久々・・・・///////////
そして・・・・。
「美佳ちゃん大好きだよー・・・」
その時、・・・・すっごく胸の奥が熱くなって・・・・目頭も熱くなった。
美佳ちゃん・・・・。
大好きだよ・・・。
って・・・・・・・。
この子、
パパとそっくりだな・・・・///////////////
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