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女の存在
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しおりを挟む私が廊下に出ると、涼は誰かと電話をしていたようで・・・電話を切って、一樹の部屋を指さした。
「部屋の中確認したいけど、彼女がどういう状況か分からないから結城一緒に入ってもらっていい??」
あ・・・そっか・・・。
彼女が裸とかかもしれないしね。
「わかった・・・・・」
一緒に扉を開け、ゆっくり中へ・・・・・。
部屋の中はこの前よりも酷く、換気もされておらずカーテンも閉めっぱなし。
ゴミだらけで・・・洋服等が散らかっている。
「誰もいない??」
私がそう言ってカーテンを開けると閉まっている寝室の扉を涼が指さした。
ここに居るのかな?
ゴクッと唾を飲み込み、扉をゆっくり開けると・・・・・・。
ん?!
入って直ぐ、デカいブラが落ちてる。
うわ・・・・・。
そして、ベットで・・・鼾をかいて寝る女。
私がゆっくり近づくも全く気付かない。
女性は裸で・・・化粧はしたままだけど・・・かなり落ちてて怖い顔。
29には見えない・・・・。
「あのー・・・・・・」
私が女性の肩を掴み起こすと・・・・・・。
女性は薄っすらと目を開けて私の方を見た。
すると・・・・。
「きゃぁああああああああああああーーーーーーー」
って・・すっごい悲鳴。
あのね、それこっちのセリフだから。って思ったけど言わなかった。
「あのー・・・・悪いけど・・・もう一樹とは会わないでほしいんです・・・・」
私がそう言うとその女性は私をじっと見て、その後部屋の入口にいる涼を見た。
そして、
「あんた達・・・・一樹の友達?」
そう言った。
「そうだよ、この並びに住んでる・・・優樹君はうちで預かってる・・・・」
私がそう言うと、その女性は少し笑って・・・・。
「ああー・・・・・あのガキね・・・・はいはい・・・・」
はぁ??????
あのガキだとっ?!
女性は涼の目線も気にせず着替えを始めた。
「はぁー・・・・・もうさ、こういう友情とか面倒くさいんだよね・・・。一樹に薬代貰わないと・・・・」
この女・・・・・・・・。
「ねぇ、薬は貴方が誘ったの?」
私が言うと、女性は着替えながら私を見て・・・・・・。
「どっちでもいいじゃない、お互い気持ちよくセックス出来て楽しめた・・・。煙草と一緒よ!」
頭おかしい・・・・この人・・・・・・。
「それは・・・よそでやって!一樹にはもう関わらないでよ・・・・」
私がそう言うと、女性は私に近寄ってきて・・・・。
「じゃーさー・・・・お金頂戴よ・・・・他で遊ぶからさー・・・一樹だってまた私に会いに来たくなるかもしれないけどね?そしたら仕方なくない?」
・・・・・・・・・・。
「会いに来たくなるわけないでしょ?本来あの人はそういう人じゃない・・・・・」
そう言うと、
「ふふっ・・・何マジになってんの?・・・・大人の付き合いでしょ?もっとクールに行こうよー・・・ね??ねぇー・・・お金頂戴ー・・・・・」
そう言って私の肩に持たれてきた。
「触らないでっ・・・・・・もう・・・一樹に絶対連絡しないで、優樹君にも私達にも関わらないでっ・・・・・・」
思わずその人を押すと・・・・、
後ろに居た涼は、その女性に1万円札を2枚投げ・・・・。
「これ以上俺等に関わってきたら、お前の事警察に引き渡すからな・・・・」
そう言った。
その人は私達をじっと見てきて、
「警察行ったら一樹だって困るでしょ?」
嫌な女・・・・・・。
涼は笑って、
「別に・・・・そんなのどうにでもなる、・・・・お前と違ってな!」
涼?????
その人は2万円を拾ってバックを持って慌てて逃げて行った。
涼はその人が出て行ったのを確認して、
「どうにもならないけどなー・・・・まぁ、・・・・あの人がまた来ることはねーだろ・・・・・」
涼・・・・・。
良かった・・・・・。
一樹はこれで、私たちの所に戻って来てくれるね・・・・・。
ポロっと涙が出て、涼の腕にくっついた・・・。
その後、涼の車で一樹を大和君の病院に連れて行った。
「まぁー・・・明日、細かい検査するけど・・・・依存はそこまでしていないみたい。吸引を3回位したみたいだけど、過去やったことないみたいだしー・・・本人次第だけど2か月くらい入院してもらおうかな」
大和は意外とアッサリそう言った。
「そんなもんなの???」
私が聞くと・・・。
「要は本人の意思だからさ、その後は本人がまた手を出すかどうかって話で??禁断症状とかは何か月間か出るけどー・・・一樹はそんな弱い人じゃないし、頑張れると思うんだ」
直ぐに蒼ちゃんが来てくれて、一樹には蒼ちゃんが付き添ってくれる事になった。
一樹は今鎮静剤で眠っている・・・・。
すると、蒼ちゃんが病室から出てきて私の手を引いてきた。
「結ちゃん・・・ちょっといい???」
私は大和君と涼の元から離れて、病院のテラスへ・・・・・。
「どうしたの??一樹さん目覚めた???」
蒼ちゃんは少し考え、
「あのさ・・・美佳ちゃんって・・・結ちゃんのお友達だったよね???」
美佳??????
「なんで???」
「さっき、一樹さんが寝言で言ったから・・・美佳って・・・・それって、結ちゃんのお友達の美佳ちゃんの事だよね???」
一樹・・・。
やっぱまだ美佳の事・・・。
好きなんじゃん・・・///////////////
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