島人物語~secret続編

文字の大きさ
65 / 181
女の存在

17

しおりを挟む

私が廊下に出ると、涼は誰かと電話をしていたようで・・・電話を切って、一樹の部屋を指さした。

「部屋の中確認したいけど、彼女がどういう状況か分からないから結城一緒に入ってもらっていい??」

あ・・・そっか・・・。
彼女が裸とかかもしれないしね。

「わかった・・・・・」

一緒に扉を開け、ゆっくり中へ・・・・・。

部屋の中はこの前よりも酷く、換気もされておらずカーテンも閉めっぱなし。
ゴミだらけで・・・洋服等が散らかっている。

「誰もいない??」
私がそう言ってカーテンを開けると閉まっている寝室の扉を涼が指さした。

ここに居るのかな?

ゴクッと唾を飲み込み、扉をゆっくり開けると・・・・・・。

ん?!

入って直ぐ、デカいブラが落ちてる。

うわ・・・・・。

そして、ベットで・・・鼾をかいて寝る女。
私がゆっくり近づくも全く気付かない。

女性は裸で・・・化粧はしたままだけど・・・かなり落ちてて怖い顔。

29には見えない・・・・。

「あのー・・・・・・」
私が女性の肩を掴み起こすと・・・・・・。
女性は薄っすらと目を開けて私の方を見た。

すると・・・・。

「きゃぁああああああああああああーーーーーーー」
って・・すっごい悲鳴。
あのね、それこっちのセリフだから。って思ったけど言わなかった。

「あのー・・・・悪いけど・・・もう一樹とは会わないでほしいんです・・・・」
私がそう言うとその女性は私をじっと見て、その後部屋の入口にいる涼を見た。
そして、
「あんた達・・・・一樹の友達?」

そう言った。
「そうだよ、この並びに住んでる・・・優樹君はうちで預かってる・・・・」
私がそう言うと、その女性は少し笑って・・・・。
「ああー・・・・・あのガキね・・・・はいはい・・・・」

はぁ??????
あのガキだとっ?!

女性は涼の目線も気にせず着替えを始めた。

「はぁー・・・・・もうさ、こういう友情とか面倒くさいんだよね・・・。一樹に薬代貰わないと・・・・」

この女・・・・・・・・。
「ねぇ、薬は貴方が誘ったの?」
私が言うと、女性は着替えながら私を見て・・・・・・。
「どっちでもいいじゃない、お互い気持ちよくセックス出来て楽しめた・・・。煙草と一緒よ!」
頭おかしい・・・・この人・・・・・・。
「それは・・・よそでやって!一樹にはもう関わらないでよ・・・・」
私がそう言うと、女性は私に近寄ってきて・・・・。
「じゃーさー・・・・お金頂戴よ・・・・他で遊ぶからさー・・・一樹だってまた私に会いに来たくなるかもしれないけどね?そしたら仕方なくない?」
・・・・・・・・・・。
「会いに来たくなるわけないでしょ?本来あの人はそういう人じゃない・・・・・」
そう言うと、
「ふふっ・・・何マジになってんの?・・・・大人の付き合いでしょ?もっとクールに行こうよー・・・ね??ねぇー・・・お金頂戴ー・・・・・」
そう言って私の肩に持たれてきた。

「触らないでっ・・・・・・もう・・・一樹に絶対連絡しないで、優樹君にも私達にも関わらないでっ・・・・・・」
思わずその人を押すと・・・・、
後ろに居た涼は、その女性に1万円札を2枚投げ・・・・。

「これ以上俺等に関わってきたら、お前の事警察に引き渡すからな・・・・」
そう言った。
その人は私達をじっと見てきて、
「警察行ったら一樹だって困るでしょ?」

嫌な女・・・・・・。

涼は笑って、

「別に・・・・そんなのどうにでもなる、・・・・お前と違ってな!」

涼?????
その人は2万円を拾ってバックを持って慌てて逃げて行った。

涼はその人が出て行ったのを確認して、
「どうにもならないけどなー・・・・まぁ、・・・・あの人がまた来ることはねーだろ・・・・・」

涼・・・・・。
良かった・・・・・。
一樹はこれで、私たちの所に戻って来てくれるね・・・・・。

ポロっと涙が出て、涼の腕にくっついた・・・。



その後、涼の車で一樹を大和君の病院に連れて行った。


「まぁー・・・明日、細かい検査するけど・・・・依存はそこまでしていないみたい。吸引を3回位したみたいだけど、過去やったことないみたいだしー・・・本人次第だけど2か月くらい入院してもらおうかな」

大和は意外とアッサリそう言った。
「そんなもんなの???」
私が聞くと・・・。
「要は本人の意思だからさ、その後は本人がまた手を出すかどうかって話で??禁断症状とかは何か月間か出るけどー・・・一樹はそんな弱い人じゃないし、頑張れると思うんだ」

直ぐに蒼ちゃんが来てくれて、一樹には蒼ちゃんが付き添ってくれる事になった。

一樹は今鎮静剤で眠っている・・・・。
すると、蒼ちゃんが病室から出てきて私の手を引いてきた。
「結ちゃん・・・ちょっといい???」

私は大和君と涼の元から離れて、病院のテラスへ・・・・・。
「どうしたの??一樹さん目覚めた???」
蒼ちゃんは少し考え、
「あのさ・・・美佳ちゃんって・・・結ちゃんのお友達だったよね???」

美佳??????

「なんで???」
「さっき、一樹さんが寝言で言ったから・・・美佳って・・・・それって、結ちゃんのお友達の美佳ちゃんの事だよね???」

一樹・・・。
やっぱまだ美佳の事・・・。
好きなんじゃん・・・///////////////




しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~

恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」 そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。 私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。 葵は私のことを本当はどう思ってるの? 私は葵のことをどう思ってるの? 意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。 こうなったら確かめなくちゃ! 葵の気持ちも、自分の気持ちも! だけど甘い誘惑が多すぎて―― ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

俺様上司に今宵も激しく求められる。

美凪ましろ
恋愛
 鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。  蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。  ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。 「おまえの顔、えっろい」  神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。  ――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。 **2026.01.02start~2026.01.17end**

ヤンデレ王子を闇落ちから救ったら愛執まみれの独占欲に囚われました

大江戸ウメコ
恋愛
幼い頃に精霊の祝福である未来視の力が開花し、「夫である第二王子ナハルドに殺される」という己の運命を知った伯爵令嬢ツィーラ。この悲惨な未来を変えるべく、ツィーラは彼を避けようとしたが、ひょんなことから婚約者に選ばれてしまった! ならば、ナハルドが将来闇落ちしないよう、側で彼を支えることを決意する。そんな努力の甲斐あって、ツィーラへの好意を隠さず伝えてくるほど、ナハルドとの関係は良好になった。だけど、彼の並々ならぬ執着心のすべてを、ツィーラはまだ知らなくて――

(完)百合短編集 

南條 綾
恋愛
ジャンルは沢山の百合小説の短編集を沢山入れました。

国宝級イケメンとのキスは、最上級に甘いドルチェみたいに私をとろけさせます♡ 〈Dulcisシリーズ〉

はなたろう
恋愛
人気アイドルとの秘密の恋愛♡コウキは俳優やモデルとしても活躍するアイドル。クールで優しいけど、ベッドでは少し意地悪でやきもちやき。彼女の美咲を溺愛し、他の男に取られないかと不安になることも。出会いから交際を経て、甘いキスで溶ける日々の物語。 ★みなさまの心にいる、推しを思いながら読んでください ◆出会い編あらすじ 毎日同じ、変わらない。都会の片隅にある植物園で働く美咲。 そこに毎週やってくる、おしゃれで長身の男性。カメラが趣味らい。この日は初めて会話をしたけど、ちょっと変わった人だなーと思っていた。 まさか、その彼が人気アイドル、dulcis〈ドゥルキス〉のメンバーだとは気づきもしなかった。 毎日同じだと思っていた日常、ついに変わるときがきた。 ◆登場人物 佐倉 美咲(25) 公園の管理運営企業に勤める。植物園のスタッフから本社の企画営業部へ異動 天見 光季(27) 人気アイドルグループ、dulcis(ドゥルキス)のメンバー。俳優業で活躍中、自然の写真を撮るのが趣味 お読みいただきありがとうございます! ★番外編はこちらに集約してます。 https://www.alphapolis.co.jp/novel/411579529/693947517 ★最年少、甘えん坊ケイタとバツイチ×アラサーの恋愛はじめました。 https://www.alphapolis.co.jp/novel/411579529/408954279

春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話

登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。

【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜

来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、 疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。 無愛想で冷静な上司・東條崇雅。 その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、 仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。 けれど―― そこから、彼の態度は変わり始めた。 苦手な仕事から外され、 負担を減らされ、 静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。 「辞めるのは認めない」 そんな言葉すらないのに、 無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。 これは愛? それともただの執着? じれじれと、甘く、不器用に。 二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。 無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

処理中です...