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大好きな人の誕生日
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しおりを挟む4月1日
今日は涼の28歳の誕生日だ。
涼は覚えてるのか忘れてるのか・・・分からないけど今日もいつも通り仕事。
「涼・・・今日早く帰って来れる??」
玄関先まで見送った私は言った。
「んーー・・多分大丈夫、今日何してるの??」
「内緒ー・・・・・」
私はニーーっと笑って言った。
涼は9時過ぎに家を出て行った。
涼が出ていくと、直ぐに淳たちが部屋に来て・・皆で部屋を飾り付けした。
お洒落なレストランでサプライズパーティーもいいかなーって思ったけど・・・何となく手作りしたかった。
「結城ーーー・・これここでいい???」
淳と半次は壁中に私が用意した飾りを貼っていく。
部屋はリビングが40畳。
今日は涼の地元の友達も沢山招待したの・・・・・・。
涼の変な写真や、私がOHを辞める時に貰ったあの変な集合写真、学生時代の学ラン姿のヤンチャな写真とかー・・・・メッチャ部屋に貼りまくったの。
半次も淳も写真を見ながらゲタゲタ笑った。
大量に用意した風船も夕方皆で一斉に膨らます予定だ。
私は大きなケーキをオーブンで焼き、冷蔵庫に入れておいた。
そして、一番のサプライズは・・・・。
ピンポーン・・・!!!
と、部屋のインターフォンが鳴った。
「はぁい!」
玄関まで走って行って、ドアを開けると・・・。
そこには・・・・・。
「・・・・一樹、・・・・お帰りなさい!」
優樹君を抱っこした一樹。
涼には内緒で、一樹は今日退院した。
「結城ちゃん、・・・色々ありがとう・・・・・」
一樹は、以前と何も変わらない。
優しい笑顔で・・・優樹君を抱っこしたまま紙袋を差し出してきてそう言ったの。
午後から私は蒼ちゃんと達也でお料理!!
淳と半次は一樹と一緒に優樹君と部屋を飾りつけ開始!
フワフワのお花や、キラキラのガーランドで装飾。
半次は真っ赤な顔で風船を沢山膨らませ・・・・優樹君は嬉しそうに風船をぼんぼん投げて遊んだり・・・。
すると、
16時過ぎにピンポーンと、インターフォンが鳴る。
「あっ・・・」
私は手を拭き玄関の方に行った。
「何??もう誰か来たのか???ハルさん達かな??」
半次が言った。
へっへっへーーー!
私がドアを開けると、
「結城ちゃんーーー、・・・ご招待ありがとうーーー!」
大きな紙袋を下げた・・・・
「瑞江ちゃんーーーーー!!////////////」
思わず玄関先でハグ♡
瑞江ちゃんは靴を脱ぎ、一緒にリビングへ・・・・・。
「お邪魔しまーす・・・・わぁーー・・すっごい!!玄関から飾りつけしてる!」
リビングの方に行くと、
真赤な顔の半次が・・・・口を開けたままこっちを見て・・・・膨らませていた風船が・・・プシューーーーっと音を立てて飛んで行った・・・・。
「あっ!!半次君!!」
瑞江ちゃんは持っていた紙袋をテーブルに置き、半次の元に走って行くと・・・。
半次はアタフタしている。
そして、
「この前はありがとうございました。半次君お元気でした?」
は・・・・・半次の顔・・・・・・。
真っ赤を通り越して赤黒い。
初めて見るアタフタな半次・・・・超面白いかもしれない・・・。
皆失笑・・・・!
「あっ!!!あーーーーーっ!そんないいっすよ!!/////あのあのあのあの、俺はーー・・・いつも元気っす!!!!!!」
でしょうね。
心の中でそう思いながら笑った。
優樹君は瑞江ちゃんが来たことに興奮し、直ぐに二人の間に入って抱っこをせがむ!
半次・・・。
可愛い。
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