85 / 181
大好きな人の誕生日
2
料理も仕上がって、ハルさんや大和君琢磨君。
パーティーに来ていた晃君や剛君・・・他にもどんどん人が集まった。
「スッゲーー美味そう!!!」
琢磨君は笑って唐揚げをつまみ食い。
「これ皆手作り???」
ハルさんが言った。
「はい、蒼ちゃんと達也と瑞江ちゃんと・・・・」
「凄いねーー・・もうプロじゃん!!」
そう言ってもらえると・・・嬉しい。
時間は18時。
皆、変な帽子をかぶってクラッカーを手に構えてた。
「おいーーーっ!!お嬢!!涼に電話してみたらどうだ???」
半次が疲れ切った顔で言う・・・。
んー・・・。
「さっきラインしたら18時には帰るって言ってたんだけどな・・・・・・」
私はスマホを眺めて言った。
すると、
「俺かけてみるよ!」
淳が言った。
淳は電話をかけながら、私の方を見て・・・・・
「あっ!!涼???お前今何処??」
出た・・・。
私はじっと淳を見つめた・・・。
「あーー・・・わかった、いーから早く帰ってこい!!!」
まだ仕事中なのかな。
―涼side
「今日早く帰れる?」
と、朝・・・結城に聞かれた。
そういう時は絶対何かがあるとき。
俺は今日は早く帰ろうって決めてた。
なのに、運悪く・・・打ち合わせをしていたカフェで、会いたくない人間に会ってしまった。
沖縄に帰って来たばかりの時に何度も電話を掛けてきた仁美。
それとその友達が偶々同じカフェに居た。
気付かないふりをして仕事の話をしていたら・・・・仁美とその友達は俺等の横の席に移動してきて・・・話しかけてきやがった。
しかも運悪く、打ち合わせしてる相手の社長が仁美の友達を気に入った様で話が進まない。
仕事の話から大分ソレて・・・これじゃーただのプチ合コンだ。
「ねぇー涼ってさ、今日誕生日だよね?」
仁美が言った。
「そうなのか?じゃあ、今から飯食いに行こうか?」
社長が言い出した。
「いやぁー今日はちょっと・・・・」
そうだった・・・今日は俺の誕生日だっ!毎年自分の誕生日なんて仕事してたから忘れてた・・・・。
だから結城は早く帰れるか聞いたのか。
マズイ・・・本当に早く帰りたい。
「えーっっっ!?ご飯行こうよー!涼、電話変えたでしょ?全然繋がらないんだよねー・・・・。帰ってから全然遊んでないじゃ~ん!」
仁美がしつこく絡んでくる。
「・・・あのさ、お前余計な話しすんじゃねーよ・・・馴れ馴れしくするなって・・・・」
俺は仁美の耳元でボソッと言った。
「なんだ、予定あるの?上地君・・・」
社長が笑って言った。
「あーーっ・・・・そうなんです、すいません・・・」
こんなところ結城に見られたらまた誤解される。
早く帰りたい。
スマホ見ると結城からのラインと、淳から何度も掛かってきている電話。
はぁー・・・。
早く帰りたい。
―仁美side
涼・・・。
こっちに帰ったって噂で聞いて・・・。
連絡をしたけど全く相手にもしてくれない。
噂だと、東京から超可愛い女を連れて帰ってきた・・・・とか・・。
さっきから何度も携帯を見て、帰りたそうな顔をしてる。
「涼全然相手にしてくれないのね???」
脚を組み言うと、涼はため息をついて・・・
「社長、・・・すいません、今日はもう急ぐので・・・仕事の件はまた改めて連絡させていただきます」
聞く耳も持たない。
私は唇を自分の指で触って、
立ち上がろうとした涼の首元を触った。
「ゴミついてるよ」
そう言うと、涼は一瞬眉間にしわを寄せて・・・イヤな顔をした。
涼と淳って昔からそうだ・・・・。
一緒にお酒を飲むって言っても大勢で飲む・・・それだけ。
二人きりになろうとすると、面倒くさがって避けてきた。
高校時代は相当遊んだらしいけど、社会人になってからは沖縄に戻っても女遊びをする雰囲気は全くなく、仲間内で楽しんでる感じだった。
でもどうしても・・・・涼ともっと仲良くなりたい。
なのに、まったく相手にされない・・・・。
淳だって街中であってもガン無視。
ちょっと酷くない??
パーティーに来ていた晃君や剛君・・・他にもどんどん人が集まった。
「スッゲーー美味そう!!!」
琢磨君は笑って唐揚げをつまみ食い。
「これ皆手作り???」
ハルさんが言った。
「はい、蒼ちゃんと達也と瑞江ちゃんと・・・・」
「凄いねーー・・もうプロじゃん!!」
そう言ってもらえると・・・嬉しい。
時間は18時。
皆、変な帽子をかぶってクラッカーを手に構えてた。
「おいーーーっ!!お嬢!!涼に電話してみたらどうだ???」
半次が疲れ切った顔で言う・・・。
んー・・・。
「さっきラインしたら18時には帰るって言ってたんだけどな・・・・・・」
私はスマホを眺めて言った。
すると、
「俺かけてみるよ!」
淳が言った。
淳は電話をかけながら、私の方を見て・・・・・
「あっ!!涼???お前今何処??」
出た・・・。
私はじっと淳を見つめた・・・。
「あーー・・・わかった、いーから早く帰ってこい!!!」
まだ仕事中なのかな。
―涼side
「今日早く帰れる?」
と、朝・・・結城に聞かれた。
そういう時は絶対何かがあるとき。
俺は今日は早く帰ろうって決めてた。
なのに、運悪く・・・打ち合わせをしていたカフェで、会いたくない人間に会ってしまった。
沖縄に帰って来たばかりの時に何度も電話を掛けてきた仁美。
それとその友達が偶々同じカフェに居た。
気付かないふりをして仕事の話をしていたら・・・・仁美とその友達は俺等の横の席に移動してきて・・・話しかけてきやがった。
しかも運悪く、打ち合わせしてる相手の社長が仁美の友達を気に入った様で話が進まない。
仕事の話から大分ソレて・・・これじゃーただのプチ合コンだ。
「ねぇー涼ってさ、今日誕生日だよね?」
仁美が言った。
「そうなのか?じゃあ、今から飯食いに行こうか?」
社長が言い出した。
「いやぁー今日はちょっと・・・・」
そうだった・・・今日は俺の誕生日だっ!毎年自分の誕生日なんて仕事してたから忘れてた・・・・。
だから結城は早く帰れるか聞いたのか。
マズイ・・・本当に早く帰りたい。
「えーっっっ!?ご飯行こうよー!涼、電話変えたでしょ?全然繋がらないんだよねー・・・・。帰ってから全然遊んでないじゃ~ん!」
仁美がしつこく絡んでくる。
「・・・あのさ、お前余計な話しすんじゃねーよ・・・馴れ馴れしくするなって・・・・」
俺は仁美の耳元でボソッと言った。
「なんだ、予定あるの?上地君・・・」
社長が笑って言った。
「あーーっ・・・・そうなんです、すいません・・・」
こんなところ結城に見られたらまた誤解される。
早く帰りたい。
スマホ見ると結城からのラインと、淳から何度も掛かってきている電話。
はぁー・・・。
早く帰りたい。
―仁美side
涼・・・。
こっちに帰ったって噂で聞いて・・・。
連絡をしたけど全く相手にもしてくれない。
噂だと、東京から超可愛い女を連れて帰ってきた・・・・とか・・。
さっきから何度も携帯を見て、帰りたそうな顔をしてる。
「涼全然相手にしてくれないのね???」
脚を組み言うと、涼はため息をついて・・・
「社長、・・・すいません、今日はもう急ぐので・・・仕事の件はまた改めて連絡させていただきます」
聞く耳も持たない。
私は唇を自分の指で触って、
立ち上がろうとした涼の首元を触った。
「ゴミついてるよ」
そう言うと、涼は一瞬眉間にしわを寄せて・・・イヤな顔をした。
涼と淳って昔からそうだ・・・・。
一緒にお酒を飲むって言っても大勢で飲む・・・それだけ。
二人きりになろうとすると、面倒くさがって避けてきた。
高校時代は相当遊んだらしいけど、社会人になってからは沖縄に戻っても女遊びをする雰囲気は全くなく、仲間内で楽しんでる感じだった。
でもどうしても・・・・涼ともっと仲良くなりたい。
なのに、まったく相手にされない・・・・。
淳だって街中であってもガン無視。
ちょっと酷くない??
あなたにおすすめの小説
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。
すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。
そこで私は一人の男の人と出会う。
「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」
そんな言葉をかけてきた彼。
でも私には秘密があった。
「キミ・・・目が・・?」
「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」
ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。
「お願いだから俺を好きになって・・・。」
その言葉を聞いてお付き合いが始まる。
「やぁぁっ・・!」
「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」
激しくなっていく夜の生活。
私の身はもつの!?
※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
では、お楽しみください。
密室に二人閉じ込められたら?
水瀬かずか
恋愛
気がつけば会社の倉庫に閉じ込められていました。明日会社に人 が来るまで凍える倉庫で一晩過ごすしかない。一緒にいるのは営業 のエースといわれている強面の先輩。怯える私に「こっちへ来い」 と先輩が声をかけてきて……?
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
**2026.01.02start~2026.01.17end**
◆エブリスタ様にも掲載。人気沸騰中です!
https://estar.jp/novels/26513389