74 / 275
石垣島 1
4
ホテル敷地内を歩くとコテージが沢山あり、ビーチはその先・・・・。
「見学の方はこちらに回ってくださーい!今ビーチは利用できませーん・・・・・」
警備員まで出てるし!!!
俺と祐介はビーチに続く道を歩き・・・プールサイドの向こう側にあるビーチを眺めた・・・・。
「わ!!!・・・あそこにいた!凛ちゃんーーーーー!!!」
祐介が嬉しそうにそう言って指さした。
あー・・・・・。
なんか凄い罪悪感。
遠くを見ると蓮見がパラソルの下でさっき飲んでたスムージーみたいなやつを飲みながら、スタッフたちと話をしてる・・・・。
凄い綺麗なブルーのキャミワンピを着て・・・髪は下ろして・・・・いつもとは何か雰囲気が違う大人の蓮見・・・・・。
「可愛いなー・・・な??淳―・・・可愛くない???」
・・・・・・・・・。
俺、あの子が好きだって・・・そう言うのは結構な覚悟が必要なんだなって・・・実感した。
普通の子じゃない。
皆が見てる、テレビにも沢山出てて・・・沢山の人に愛されるあの子。
「祐介・・・・あのさ・・・・」
祐介の肩を叩き、興奮して砂浜の方を見てる祐介を呼び止めた。
「何?・・・どうしたんだってー・・・」
・・・・・・・・・・。
「実は俺・・・・・・・・蓮見が好きなんだ・・・・・・」
そう言うと、祐介は目をパチパチさせ・・・・
「え??何々??蓮見・・って凛ちゃんの事??あ!!!ファンって事----????」
「いや、そうじゃなくって・・・・・・・」
・・・・・・・・・・。
—凛side
「じゃ、次のシーン・・・浜辺でこれ手に取ってもらって・・・・」
スタッフさんに説明をしてもらい、化粧水を手に取った。
凄く綺麗な砂浜・・・・。
すると・・・。
「みなさーん・・・すいません、今から本番入りますので静かにお願いしまーす!!!」
振り返ると・・・沢山の人が見に来てくれている。
嬉しいな・・・・。
その時、
「ェエエエエエエエエッ!?」
と、・・・結構すっごい声が人混みの中から聞こえ・・・・ビックリしてその方向を見ると、皆振り返ってて・・・
ん?????
アレッ?!////////////////
皆が見てる・・・その先には、
「上原君???//////////////」
思わずその名前を零すと、私の隣に居た由美さんは・・・・。
「何々?彼来てるの?あの時の彼でしょー??上原君ってー・・・・」
ハッ・・・///////////
「あー・・・あの、彼・・・実家がこっちだから・・・//////////」
そう言うと由美さんはニカッと笑って
「あ、アソコに居るのそうじゃん!!」
そう言って由美さんは笑って手を振った!!///////////
「由美さんー・・・/////////////」
由美さんの手を抑え上原君の方を見ると、上原君はお友達と一緒にこっちを見て・・・・笑ってくれた・・・////////////
上原君・・・こういうの・・・・見に来てくれるタイプだとは思わなかったー・・・/////
ちょっと緊張するなぁ・・・。
—淳side
祐介は・・・・凄い声を上げ、硬直。
何故????
イヤだってー・・・わざわざ言わないでもいいかなと思ったが・・・・バイクを借りるのに黙ってるのも・・・。
しかも結構なファンっぽいし・・・・。
『蓮見と同じ高校で、付き合いたいって思ってる』
そう言った。
そしたら、発狂しやがった!!!!
そして、
「おいおいおいおい!!!さっき凛ちゃん、こっち見たよな?お前見てたのっ??なぁーーー!!!!」
祐介が泣きそうな顔で騒ぐから・・・人混みから連れ出しホテル内のカフェへ・・・・。
「騒ぐなよー・・・俺だってそんなに有名な子だって知らなかったんだって・・・」
そう言って祐介の分も一緒にアイスコーヒーを注文。
「マジかよー・・・・・・お前がー・・・てか凛ちゃん本島にに居たのかー・・・・」
マジでショックを受けている祐介。
祐介は俺の前に座ってアイスコーヒーを飲みながら外で一服してくると言って出ていった。
俺はさっき祐介が見ていた蓮見のSNSを検索し・・・見ると・・・・。
あ・・・、結構アイツ投稿してたんだ・・・・。
『最近沖縄に良く行ってます♡』
良く行ってますッてか住んでるじゃん!って思ったが・・・特定されるからそう書いてるのか・・・・・。
俺と一緒に行った・・・公園の景色や、撮影の時にもらったワンピースの写真、久米島の写真、この前の花火・・・・。カモフラージュで鎌倉や千葉の海も載ってる・・・・。
さっき俺に送ってきた石垣牛のハンバーガー食ってる写真も載っている。
へぇー・・・アイツ結構仕事してたんだな・・・・・・。
すると、
「アイスカフェモカで・・・クリーム増量で・・・」
俺の背後でそんな注文の声が聞こえ・・・振り返ると、大きな男が鞄を斜め掛けしてクリームたっぷりの飲み物を持って、俺の横を通り店を出ていった。
その男の鞄には、パスケースみたいなのがぶら下がってて・・・そのケースの中にはー・・・蓮見のグラビア写真。
・・・・・・・・・・。
うわー・・・・。
あの写真あそこに入れちゃうんだ。
じーっとその男を見てると、多分・・・30代後半か・・・40代?髪が薄く肌が真っ白で、結構巨漢なその男・・・・。
汗を拭きながらビーチの方に歩いて行った。
ファンも色々いるよなー・・・・。
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
愛しているなら拘束してほしい
守 秀斗
恋愛
会社員の美夜本理奈子(24才)。ある日、仕事が終わって会社の玄関まで行くと大雨が降っている。びしょ濡れになるのが嫌なので、地下の狭い通路を使って、隣の駅ビルまで行くことにした。すると、途中の部屋でいかがわしい行為をしている二人の男女を見てしまうのだが……。
義姉と押し入れに隠れたら、止まれなくなった
くろがねや
恋愛
父の再婚で、義姉ができた。
血は繋がっていない。でも——家族だ。そう言い聞かせながら、涼介はずっと沙耶から距離を取ってきた。
夏休み。田舎への帰省。甥っ子にせがまれて始まったかくれんぼ。急いで飛び込んだ押し入れの中に、先客がいた。
「……涼介くん」
薄い水色の浴衣。下ろした髪。橙色の光に染まった、沙耶の顔。
逃げ場のない暗闇の中で、二人分の体温が混ざり合う。
夜、来て。
その一言が——涼介の、全部を壊した。
甘くて、苦しくて、止まれない。
これは、ある夏の、秘密の話。