恋文~first love

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石垣島 1

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ホテル敷地内を歩くとコテージが沢山あり、ビーチはその先・・・・。

「見学の方はこちらに回ってくださーい!今ビーチは利用できませーん・・・・・」

警備員まで出てるし!!!

俺と祐介はビーチに続く道を歩き・・・プールサイドの向こう側にあるビーチを眺めた・・・・。

「わ!!!・・・あそこにいた!凛ちゃんーーーーー!!!」
祐介が嬉しそうにそう言って指さした。

あー・・・・・。
なんか凄い罪悪感。

遠くを見ると蓮見がパラソルの下でさっき飲んでたスムージーみたいなやつを飲みながら、スタッフたちと話をしてる・・・・。

凄い綺麗なブルーのキャミワンピを着て・・・髪は下ろして・・・・いつもとは何か雰囲気が違う大人の蓮見・・・・・。

「可愛いなー・・・な??淳―・・・可愛くない???」
・・・・・・・・・。

俺、あの子が好きだって・・・そう言うのは結構な覚悟が必要なんだなって・・・実感した。
普通の子じゃない。

皆が見てる、テレビにも沢山出てて・・・沢山の人に愛されるあの子。


「祐介・・・・あのさ・・・・」
祐介の肩を叩き、興奮して砂浜の方を見てる祐介を呼び止めた。
「何?・・・どうしたんだってー・・・」
・・・・・・・・・・。

「実は俺・・・・・・・・蓮見が好きなんだ・・・・・・」


そう言うと、祐介は目をパチパチさせ・・・・
「え??何々??蓮見・・って凛ちゃんの事??あ!!!ファンって事----????」
「いや、そうじゃなくって・・・・・・・」


・・・・・・・・・・。



—凛side


「じゃ、次のシーン・・・浜辺でこれ手に取ってもらって・・・・」
スタッフさんに説明をしてもらい、化粧水を手に取った。

凄く綺麗な砂浜・・・・。


すると・・・。

「みなさーん・・・すいません、今から本番入りますので静かにお願いしまーす!!!」
振り返ると・・・沢山の人が見に来てくれている。
嬉しいな・・・・。

その時、

「ェエエエエエエエエッ!?」
と、・・・結構すっごい声が人混みの中から聞こえ・・・・ビックリしてその方向を見ると、皆振り返ってて・・・

ん?????
アレッ?!////////////////

皆が見てる・・・その先には、

「上原君???//////////////」
思わずその名前を零すと、私の隣に居た由美さんは・・・・。
「何々?彼来てるの?あの時の彼でしょー??上原君ってー・・・・」

ハッ・・・///////////

「あー・・・あの、彼・・・実家がこっちだから・・・//////////」
そう言うと由美さんはニカッと笑って
「あ、アソコに居るのそうじゃん!!」
そう言って由美さんは笑って手を振った!!///////////

「由美さんー・・・/////////////」
由美さんの手を抑え上原君の方を見ると、上原君はお友達と一緒にこっちを見て・・・・笑ってくれた・・・////////////

上原君・・・こういうの・・・・見に来てくれるタイプだとは思わなかったー・・・/////

ちょっと緊張するなぁ・・・。



—淳side


祐介は・・・・凄い声を上げ、硬直。

何故????

イヤだってー・・・わざわざ言わないでもいいかなと思ったが・・・・バイクを借りるのに黙ってるのも・・・。
しかも結構なファンっぽいし・・・・。

『蓮見と同じ高校で、付き合いたいって思ってる』
そう言った。

そしたら、発狂しやがった!!!!

そして、

「おいおいおいおい!!!さっき凛ちゃん、こっち見たよな?お前見てたのっ??なぁーーー!!!!」
祐介が泣きそうな顔で騒ぐから・・・人混みから連れ出しホテル内のカフェへ・・・・。
「騒ぐなよー・・・俺だってそんなに有名な子だって知らなかったんだって・・・」
そう言って祐介の分も一緒にアイスコーヒーを注文。
「マジかよー・・・・・・お前がー・・・てか凛ちゃん本島にに居たのかー・・・・」

マジでショックを受けている祐介。
祐介は俺の前に座ってアイスコーヒーを飲みながら外で一服してくると言って出ていった。


俺はさっき祐介が見ていた蓮見のSNSを検索し・・・見ると・・・・。
あ・・・、結構アイツ投稿してたんだ・・・・。

『最近沖縄に良く行ってます♡』
良く行ってますッてか住んでるじゃん!って思ったが・・・特定されるからそう書いてるのか・・・・・。

俺と一緒に行った・・・公園の景色や、撮影の時にもらったワンピースの写真、久米島の写真、この前の花火・・・・。カモフラージュで鎌倉や千葉の海も載ってる・・・・。

さっき俺に送ってきた石垣牛のハンバーガー食ってる写真も載っている。

へぇー・・・アイツ結構仕事してたんだな・・・・・・。



すると、

「アイスカフェモカで・・・クリーム増量で・・・」
俺の背後でそんな注文の声が聞こえ・・・振り返ると、大きな男が鞄を斜め掛けしてクリームたっぷりの飲み物を持って、俺の横を通り店を出ていった。

その男の鞄には、パスケースみたいなのがぶら下がってて・・・そのケースの中にはー・・・蓮見のグラビア写真。
・・・・・・・・・・。

うわー・・・・。
あの写真あそこに入れちゃうんだ。

じーっとその男を見てると、多分・・・30代後半か・・・40代?髪が薄く肌が真っ白で、結構巨漢なその男・・・・。
汗を拭きながらビーチの方に歩いて行った。

ファンも色々いるよなー・・・・。





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