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別れ
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しおりを挟む蒼太君のバイクに乗って・・・・連れて行ってもらったのは読谷村の海の方にある・・・・古い廃墟・・・・・。
元、会社のようで・・・・その建物の周りは凄い草が生え放題でかなり荒れている。
その中にF組の皆のバイクが置いてあった・・・・。
「静かだな・・・・・」
達也君はバイクから降りてそう言った。
「もう終わったんじゃない?アイツ等相手なら30分ありゃ片付けられるでしょ?」
蒼太君もそう言って・・・バイクから降りた。
確かに凄く・・・静か・・・・。
私はメットを外し、建物の入口の方に・・・・。
「凛ちゃん・・・危ないからまだ行っちゃダメ・・・・・」
蒼太君にそう言われた時・・・・私の目の前の扉が・・・・・ギシッ・・・・と開いた。
ひぃっ・・・
「凛ちゃんっ・・・・・」
蒼太君がそう言って私の手を引っ張ると・・・・そこから出てきたのは・・・・・・。
「淳さん!!!!!」
そう・・・・、
そこから出てきたのは・・・顔もワイシャツも・・・血と・・・・砂ぼこりでボロボロの淳・・・・。
淳は携帯片手に私達を見て・・・・。
「何でお前・・・ここに居るんだっ?!」
そう言った・・・・・。
すると・・・・少し遠くの方から・・・・パトカーの音・・・・。
振り返ると、・・・・・・確かに聞こえる・・・・。
「淳さんっ・・・・もう警察来ちゃう!!!」
淳は遠くを眺めると、直ぐに私の手を引っ張って・・・・・・
「こっち・・・・・・・・」
大きな建物の裏手に回って・・・・淳は直ぐに私の顔を両手でがっちりつかみ・・・・・。
「凛・・・・ごめん・・・・ごめんな・・・・・」
そう言ったの・・・///////////
「何が・・・?ね・・・何で謝るの???」
イヤ・・・・別れるとか・・・そういうのは嫌だよ・・・・・。
淳は目を細め、私をジッと見つめ
「俺は・・・ずっとお前の事好き・・・・何も変わらない・・・・凛・・・・・・」
そう言って顔を近づけ・・・・唇を重ねた・・・・。
「わっ・・・私もっ・・・・んっ・・・はぁ・・・・・」
離れたくない・・・・淳・・・・・。
淳の大きな手で、ぎゅっと抱きしめられて・・・頭をグッと抑えられ・・・私も両手で淳を力いっぱい抱きしめた・・・・・。
「凛・・・はぁ・・・お願いだ、・・・・・待ってて・・・・・」
舌が凄いぐいぐいと入って来て・・・・必死で私も淳の舌に絡ませ・・・・・
「うん・・・ん・・・・」
壁に押し付けられ・・・・しつこく・・・・でも足りない・・・・もっとして・・・・・。
パトカーの音が・・・直ぐ近くまで来た時・・・・淳は・・・・。
「少し・・・遠恋になるけど・・・・」
・・・・・・・・・・・・・。
涙が・・・また溢れてきて・・・・・・でも、私待ってるよ・・・・・・。
「淳・・・私貴方を愛してるの・・・ね・・・淳・・・・・」
すると、淳も笑ってまた顔を近づけ
「俺も愛してる・・・俺はお前しかいないんだよ・・・・」
そう言ってまた唇を重ねた・・・・・・。
淳・・・・・。
淳・・・・・。
キスをして・・・・キスをして・・・・・・
沢山・・・キスをした。
その時、
凄い人の足音と共に、
「上原ーーーーーーーー!!!」
そんな声が聞こえ・・・・皆が・・・・淳を・・・・・
「いやーー・・・・・・・淳・・・・・・・・」
最後まで繋いでいた右手は・・・・・離れてしまった・・・・・・。
淳は警察官に捕まれて・・・・・・ずっと私を見ていて・・・・見えなくなる時・・・・・
「デートなー・・・・・・・・」
って・・・そう言って・・・・建物の正面口の方に連れて行かれてしまった・・・・。
すると、女性警官が何人も来て私を毛布で包み、
「女生徒保護しましたー・・・・・名前言える?怪我はない???」
・・・・・・・・。
「あ・・・あの私・・・怪我はないです・・あの・・・・・」
女性警察官は私の顔をタオルで拭き、
「大丈夫よ・・・ちゃんと話は聞く・・・・安心して・・・・」
・・・・・・・・・。
「あの違うんです・・・・上原君たちは・・・・・」
そう言ったが、女性警察官は
「大丈夫、署でちゃんと話を聞くからね・・・・・」
そう言って・・・私を抱え建物の向こう側に連れて行った・・・・。
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