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竜親、町興し編
七十一話、ゴブリン迎え③
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私は合流地点でガントたちが戻ってくるのを待った。
もちろん、向かっていた面々に向けて各族長たちが書いた手紙を預かっている。
だって、みんなもう帰って行ってしまったんだもん。
道違うしね。
あ、あとね。さすがにもう疲れたし、ここからは帰るだけだからスライムの姿でソーガに乗ってるよ。
ソーガもその方が良いって言われたからね。
『とりあえず、ダークエルフたちはゴブリンたちに謝るのよ。今は種族の位なんて考えずにね』
「ああ」
「分かっています」
そうね、みんなここにくる前から話し合っているし、大丈夫よね。
そう、私たちはあの後、全部隊解散の流れになって迎えに行っている面々用の手紙を受け取り、帰り道の合流地点に向かった。
その時、うちにもゴブリンやドワーフたちが居るので魔物の位など考えずに接するようにと話した。
その上でダークエルフたちには今回の被害者であるゴブリンたちにちゃんと謝るように伝えた。
こういうことをちゃんとしていくことが大事なんだと教えた。
まぁ、人間的考えかもしれないけどね。
という事で、私たちはここでガントたちを待っている。
しばらくするとガントはやって来た。
荷馬車には多くのゴブリンが乗っている。
どうやら、説得は成功したみたいだね。良かった、良かった。
「ティア様」
『ガント、みんな、ご苦労様』
「いえ。ゴブリンたちは皆、ティア様のもとに行くことを決めたようだ」
『そう、分かったわ。それとコボルドにリザードマンそれからオーガの皆さんにはまずこれを渡すわ。あなたたちの族長たちから預かって来た手紙ね』
「は、はぁ」
とりあえず、全員に手紙は渡したからそれに任せましょう。
あとはダークエルフたちとゴブリンたちとの和解ね。
私はダークエルフたちをゴブリンたちが乗っている荷馬車の近くに連れていった。
するとダークエルフたちは私の指示がなくても素直にゴブリンたちに謝罪していたわ。
それに戸惑ったのはゴブリンたちの方だったわ。
まぁ、強者がこんな風に頭を下げたらやっぱり驚くわよね。
「すまなかった」
「弱味を握られていたとは言え、村を襲ったのは事実だ」
「い、いえ」
「あ、あの」
困りきったゴブリンたちが頼ったのはそれを見守っていた私だった。
『まぁ、彼らも悪いと思っているのよ。水に流せとは言わないけど、長い目で見てあげて』
「それは…」
「はい」
『分かって貰えて良かったわ。これからあなたたち全員、私の町の住人になるんだから仲良くしてもらえたら嬉しいわ』
「「「「「「はい」」」」」」
うんうん、戸惑っていただけで仲良くはなれそうね。
ダークエルフたちとゴブリンたちとの間が少し良い方に向かったのが分かったオーガやオークたちが間に入っていった。
どうやらさらに仲良く出来るように取り持つようだ。
良い子たちで良かったわ。
私はとりあえず、手紙を読み終わった面々のもとに向かった。
表情的には落ち着いてるけど。
『一応、手紙は読み終わったかしら?』
「ああ、ティア殿」
「ええ、読み終わりましたよ」
『そう、私は詳しくは知らないけど、どうする?』
「族長が書いてるようにティア殿が良ければ住まわして貰いたい」
「ああ、そうだね」
「これも何かの縁、交流を深めておきたい」
『そう、分かったわ。その代わり、来るなら特別扱いはしないからね』
「ええ、その方が助かる」
どうやらこっちはこっちでまとまったみたいね。
さて、そう言うことならさっさと帰りましょうか!
あ、ちなみに荷馬車は暫く貸してくれることになったみたい。助かるわ。
もちろん、向かっていた面々に向けて各族長たちが書いた手紙を預かっている。
だって、みんなもう帰って行ってしまったんだもん。
道違うしね。
あ、あとね。さすがにもう疲れたし、ここからは帰るだけだからスライムの姿でソーガに乗ってるよ。
ソーガもその方が良いって言われたからね。
『とりあえず、ダークエルフたちはゴブリンたちに謝るのよ。今は種族の位なんて考えずにね』
「ああ」
「分かっています」
そうね、みんなここにくる前から話し合っているし、大丈夫よね。
そう、私たちはあの後、全部隊解散の流れになって迎えに行っている面々用の手紙を受け取り、帰り道の合流地点に向かった。
その時、うちにもゴブリンやドワーフたちが居るので魔物の位など考えずに接するようにと話した。
その上でダークエルフたちには今回の被害者であるゴブリンたちにちゃんと謝るように伝えた。
こういうことをちゃんとしていくことが大事なんだと教えた。
まぁ、人間的考えかもしれないけどね。
という事で、私たちはここでガントたちを待っている。
しばらくするとガントはやって来た。
荷馬車には多くのゴブリンが乗っている。
どうやら、説得は成功したみたいだね。良かった、良かった。
「ティア様」
『ガント、みんな、ご苦労様』
「いえ。ゴブリンたちは皆、ティア様のもとに行くことを決めたようだ」
『そう、分かったわ。それとコボルドにリザードマンそれからオーガの皆さんにはまずこれを渡すわ。あなたたちの族長たちから預かって来た手紙ね』
「は、はぁ」
とりあえず、全員に手紙は渡したからそれに任せましょう。
あとはダークエルフたちとゴブリンたちとの和解ね。
私はダークエルフたちをゴブリンたちが乗っている荷馬車の近くに連れていった。
するとダークエルフたちは私の指示がなくても素直にゴブリンたちに謝罪していたわ。
それに戸惑ったのはゴブリンたちの方だったわ。
まぁ、強者がこんな風に頭を下げたらやっぱり驚くわよね。
「すまなかった」
「弱味を握られていたとは言え、村を襲ったのは事実だ」
「い、いえ」
「あ、あの」
困りきったゴブリンたちが頼ったのはそれを見守っていた私だった。
『まぁ、彼らも悪いと思っているのよ。水に流せとは言わないけど、長い目で見てあげて』
「それは…」
「はい」
『分かって貰えて良かったわ。これからあなたたち全員、私の町の住人になるんだから仲良くしてもらえたら嬉しいわ』
「「「「「「はい」」」」」」
うんうん、戸惑っていただけで仲良くはなれそうね。
ダークエルフたちとゴブリンたちとの間が少し良い方に向かったのが分かったオーガやオークたちが間に入っていった。
どうやらさらに仲良く出来るように取り持つようだ。
良い子たちで良かったわ。
私はとりあえず、手紙を読み終わった面々のもとに向かった。
表情的には落ち着いてるけど。
『一応、手紙は読み終わったかしら?』
「ああ、ティア殿」
「ええ、読み終わりましたよ」
『そう、私は詳しくは知らないけど、どうする?』
「族長が書いてるようにティア殿が良ければ住まわして貰いたい」
「ああ、そうだね」
「これも何かの縁、交流を深めておきたい」
『そう、分かったわ。その代わり、来るなら特別扱いはしないからね』
「ええ、その方が助かる」
どうやらこっちはこっちでまとまったみたいね。
さて、そう言うことならさっさと帰りましょうか!
あ、ちなみに荷馬車は暫く貸してくれることになったみたい。助かるわ。
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