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竜親、町興し編
二十五話、住処探し⑤
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私はドワーフたちを仲間に出来てホクホクでソーガに揺られて先に行った子たちを追いかけている。ソーガの後ろについてくるドワーフたちは周りを警戒している。
そこまで警戒しなくても何もいないよ?
『大丈夫、『魔力感知』を展開しているから、何かいればすぐ分かるよ』
「あんたは『魔力感知』が使えるのか?」
「お前、ティア様に向かって!」
『ソーガ!家族なんだからいいの』
「……分かった」
うん、不服そうだね。ソーガは。それでも家族になった。ドワーフたちを怖がらせるのは良くないよ。
『さっきの質問だけど、持っているよ、『魔力感知』。それであなたたちが来るの分かったし』
「なるほど」
「さっきの家族ってのは?」
『私は仲間じゃなくて家族がいいの。だから、みんな家族ね。もう少ししたら合流できるよ』
「だいぶ遅いな」
『ゆっくり行ってくれたんだよ』
「だろうな」
私の考えを聞いてドワーフたちはそれぞれ考えているようだ。それにしてもこのドワーフたち三・三の男女六人だよ。仲よさそうだし、もともとつながりがあるのかなぁ。まぁ、それを今聞いても仕方ないけどね。
そして、本当にすぐそこに後ろを気にしながら進んでいたゴブリンや狼たちと合流した。離れていた時間はほんの30分ぐらいだろうね。時間の経過が詳しくわからないから予想だけど。
「ティア様!」
「ティア様!!」
『ありがとう、みんな。すぐに合流できるように、ゆっくり行ってくれたんだね』
「そんな、ティア様がいないとやっぱり寂しいし」
『フフ、そう?ありがとう』
私がお礼を言うと嬉しそうにみんなしている。このかわいい子たちは!見た目はともかくみんな天使だよ!!
この光景を見たドワーフたちはまた、ポカンとしている。忘れるところだった。いけない、いけない。
『えっと~、新しい家族が増えたよ』
「え?」
『ドワーフのみんなね、仲良くしようね』
私が言うと双方ともに戸惑っているようだ。まぁ、そうなるよね。
ドワーフは亜人という人に近い存在だ、それが魔物と一緒に生きることになる上に家族と言われても困るだろうね。
それはゴブリンたちもそう。今まで自分たちを襲ってくる存在と家族になれっていうのもまた無理な話だ。
分かった上で私は両方を『家族』と言った。それは早めに認識してほしいからだ。これからは互いに力を合わせて生きていくことになる存在だということを。
≪じゃが、ちぃと無理がないかのぅ、ティアよ≫
無理を通せばどうりが引っ込むと言うことで。
≪それを世は『強引』と言うのじゃよ≫
それでもいいの、今は。こうしてでも関係を作らないと進まない事だってあるんだから。
ドラグーンは渋々と言った形でこの話に目をつぶった。まぁ、強引なのは私も自覚しているけど、意識改革は強引にでもしないと変わらないんだよね。
これで認識は植え付けた。この後は一緒に作業することで変わってくるかな?さぁ、新しい住処に行って、衣・食・住の向上を図りますか。
そこまで警戒しなくても何もいないよ?
『大丈夫、『魔力感知』を展開しているから、何かいればすぐ分かるよ』
「あんたは『魔力感知』が使えるのか?」
「お前、ティア様に向かって!」
『ソーガ!家族なんだからいいの』
「……分かった」
うん、不服そうだね。ソーガは。それでも家族になった。ドワーフたちを怖がらせるのは良くないよ。
『さっきの質問だけど、持っているよ、『魔力感知』。それであなたたちが来るの分かったし』
「なるほど」
「さっきの家族ってのは?」
『私は仲間じゃなくて家族がいいの。だから、みんな家族ね。もう少ししたら合流できるよ』
「だいぶ遅いな」
『ゆっくり行ってくれたんだよ』
「だろうな」
私の考えを聞いてドワーフたちはそれぞれ考えているようだ。それにしてもこのドワーフたち三・三の男女六人だよ。仲よさそうだし、もともとつながりがあるのかなぁ。まぁ、それを今聞いても仕方ないけどね。
そして、本当にすぐそこに後ろを気にしながら進んでいたゴブリンや狼たちと合流した。離れていた時間はほんの30分ぐらいだろうね。時間の経過が詳しくわからないから予想だけど。
「ティア様!」
「ティア様!!」
『ありがとう、みんな。すぐに合流できるように、ゆっくり行ってくれたんだね』
「そんな、ティア様がいないとやっぱり寂しいし」
『フフ、そう?ありがとう』
私がお礼を言うと嬉しそうにみんなしている。このかわいい子たちは!見た目はともかくみんな天使だよ!!
この光景を見たドワーフたちはまた、ポカンとしている。忘れるところだった。いけない、いけない。
『えっと~、新しい家族が増えたよ』
「え?」
『ドワーフのみんなね、仲良くしようね』
私が言うと双方ともに戸惑っているようだ。まぁ、そうなるよね。
ドワーフは亜人という人に近い存在だ、それが魔物と一緒に生きることになる上に家族と言われても困るだろうね。
それはゴブリンたちもそう。今まで自分たちを襲ってくる存在と家族になれっていうのもまた無理な話だ。
分かった上で私は両方を『家族』と言った。それは早めに認識してほしいからだ。これからは互いに力を合わせて生きていくことになる存在だということを。
≪じゃが、ちぃと無理がないかのぅ、ティアよ≫
無理を通せばどうりが引っ込むと言うことで。
≪それを世は『強引』と言うのじゃよ≫
それでもいいの、今は。こうしてでも関係を作らないと進まない事だってあるんだから。
ドラグーンは渋々と言った形でこの話に目をつぶった。まぁ、強引なのは私も自覚しているけど、意識改革は強引にでもしないと変わらないんだよね。
これで認識は植え付けた。この後は一緒に作業することで変わってくるかな?さぁ、新しい住処に行って、衣・食・住の向上を図りますか。
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