転生貴族可愛い弟妹連れて開墾します!~弟妹は俺が育てる!~

桜月雪兎

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第一章

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さて、最後に妖精たちの話をしないといけないよなぁ。
正直、面倒臭い。

だって、オベロンとティターニアから借りたなんて言えないし、現在契約もしてないし、それに持ってきてくれた贈り物だって説明が面倒臭い。

「カイト様」
「ん?何だ?エルツ」
「あの妖精たちですが」
「ああ」
「妖精の知人からお借りしたのですか?」

なんと!
俺が説明を面倒臭く思っているのを分かってしまったんだろうな。
エルツが助け船を出してくれた。
そうか、知人で終わらせたら良かったか。

いや、これはエルツに聞かれたからそれで良いだけだな。
俺自身が説明するなら突っ込まれるだろうな。

エルツが聞いてくれたから俺は答えるだけでいいのだ。
それ以上は聞くなと言う体をとれば良いだけだ。

「ああ、ついでに種や苗も融通して貰った。農作業に関してははじめは俺のペットたちと今回来てくれた妖精たちで進める」
「そうですか。分かりました」
「軌道に乗り次第、人材を取り入れて進めるつもりだ」
「分かりました。それで、種や苗以外にも届いているのですが?」
「ああ、知人が贈り物だと言っていた。俺も中身は知らないから後で確認する」
「お願いします」

よし。
これで一段落かな。
簡単に終わられ過ぎたかもしれないが、詳しくはおいおいと言うよりその都度話せばいいだろう。

さて、次にしなくてはいけないことは今回来た面々の部屋だな。

「バルト」
「はい」
「今回来た者たちの部屋を割り振ってくれ」
「畏まりました」
「エルツ」
「はい」
「治療組の部屋はいつも通りに頼む」
「分かりました。早急に準備します……ノアが」
「ノアかよ!まぁ、早いし、きっちりしているから適任か」
「はい。カイト様も準備の方をお願いします」
「ああ」

話がすむと各人が動き出した。

使用人たちは部屋の準備に向かい、エルツは部屋を任せるためにノアのもとに向かった。

残ったのは今回連れてきた者たちだけだ。
まぁ、動きようがないよな。

「あの」
「ん?なんだい?」
「僕たちは本当にここで暮らしていいのですか?」

今までずっと黙っていたエルフ族の子供たちの一人が声をかけてきた。
まぁ、ちゃんと話す機会がなかったからな、仕方ない。

「ああ、そのつもりで引き取ったんだからな」
「僕たちはここで何をすれば?」
「まずは環境に慣れることだが、うちも実はバタバタしているからすまないな」
「はい」
「俺には幼い弟と妹がいるからその子たちの世話係にしようと思っている。世話係と言っているがそう気を追わずに仲良くしてくれたら良い。君たちが本格的にその任につくにはいくつもの勉学を学んでからになる」
「はい」
「まぁ、それまでは年の近い友だちになってやってくれ」
「それでいいのですか?」
「ああ、それで良い。何せ、まだ三歳だからな。俺の弟と妹」
「さ、三歳」
「ああ」

四人とも俺の弟と妹が三歳だと知って驚いたようだ。
いや、この会話を聞いた面々全員が驚いている。
年が離れすぎているから仕方ないか。

エルフ族の子供たちでも見た感じ十歳は越えているだろうからな。
あ、全員の名前を聞くのを忘れてた。
この後は自己紹介だな。







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