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第六話「宵闇に潜むヤバイやつ」
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お婆ちゃんのお話を聞き終わり、布団を敷いた。俺は、高校生の癖に今時じゃない布団でずっと寝ていたので布団は慣れていた。今日は朝、船に乗ってこの島にやってきて、許嫁に会えると思ったら、まさかの黄色い帽子と、黄色いカバーを着けたランドセルを身に纏った小学一年生の女の子が出てくるではありませんか。しかも、急に島案内とかいうデートをさせられて……
あぁ、本当に色々あった。これから、どんな世界が待っているのだろうか。
そんなことを思いながら何時もより6時間も早い21時に意識を失った。
深夜の2時30分。俺はふと目が覚めた。
なんか、全身が物凄く痺れる痒さだ。そして、なんか耳元で音が鳴っている。もしかして蚊の仕業か?そういえば、冷房がないからといって窓を開けて扇風機を回していた。さらに、昼は蚊を見ることがなかっため、おばあちゃんが渡してくれた蚊取り線香を着けていなかった。あぁ、とんだミスだ。そう自分を責めた。しかし、とてもこの世のものとは思えないくらい大きな蚊に刺されだった。普段はここまで痒くならないので、この先、この島でやっていくのが不安になった。さて、蚊を退治しないといけないわけだが、五月蝿くしないようにしないとな……五月蝿くしたら宝石(ジュエリー)ちゃんに迷惑がかかってしまう。
しかし、どうしたらいいものか。まずは電気をつけた。
「取り敢えず、蚊取り線香を着けてみようか……」
蚊取り線香は、おばあちゃんが一応、俺の部屋に置いて置いてくれた。しかし、そこには火をつけるための物がなかった。
あ、詰んだ。と、思ったが、俺は偶然、この島に行く前日に、念のためにと、父親に買って貰った虫除けスプレーを持参していた。
「ナイス!過去の俺!」
と、言って早速全身に振り掛けた。しかし、どうも痒みは引かない。当たり前だ。痒み止めではないからだ。しかし、俺はもうひとつ良いことに、島に行く前日にも虫に刺されていたため、痒み止めを家中探して見つけていたのだ。これも念のためにと思って鞄の奥底に入れていた。
「本当最強!過去の俺!」
と、言って痒み止めを全身に塗った。
後は、蚊を殺すだけだ。と、言っても暴れまわるわけには行かない。取り敢えず電気をつけた途端に音がなくなってしまったので、電気を消すことにした。
暫くすると、また蚊の音がした。
「この野郎!」
と、言って急いで電気をつけた。
しかし、また音が静まってしまった。
取り敢えず、このままだと、明日が辛いことになるので、虫除けスプレーを信じて、一眠りすることにしたのだった。
あぁ、本当に色々あった。これから、どんな世界が待っているのだろうか。
そんなことを思いながら何時もより6時間も早い21時に意識を失った。
深夜の2時30分。俺はふと目が覚めた。
なんか、全身が物凄く痺れる痒さだ。そして、なんか耳元で音が鳴っている。もしかして蚊の仕業か?そういえば、冷房がないからといって窓を開けて扇風機を回していた。さらに、昼は蚊を見ることがなかっため、おばあちゃんが渡してくれた蚊取り線香を着けていなかった。あぁ、とんだミスだ。そう自分を責めた。しかし、とてもこの世のものとは思えないくらい大きな蚊に刺されだった。普段はここまで痒くならないので、この先、この島でやっていくのが不安になった。さて、蚊を退治しないといけないわけだが、五月蝿くしないようにしないとな……五月蝿くしたら宝石(ジュエリー)ちゃんに迷惑がかかってしまう。
しかし、どうしたらいいものか。まずは電気をつけた。
「取り敢えず、蚊取り線香を着けてみようか……」
蚊取り線香は、おばあちゃんが一応、俺の部屋に置いて置いてくれた。しかし、そこには火をつけるための物がなかった。
あ、詰んだ。と、思ったが、俺は偶然、この島に行く前日に、念のためにと、父親に買って貰った虫除けスプレーを持参していた。
「ナイス!過去の俺!」
と、言って早速全身に振り掛けた。しかし、どうも痒みは引かない。当たり前だ。痒み止めではないからだ。しかし、俺はもうひとつ良いことに、島に行く前日にも虫に刺されていたため、痒み止めを家中探して見つけていたのだ。これも念のためにと思って鞄の奥底に入れていた。
「本当最強!過去の俺!」
と、言って痒み止めを全身に塗った。
後は、蚊を殺すだけだ。と、言っても暴れまわるわけには行かない。取り敢えず電気をつけた途端に音がなくなってしまったので、電気を消すことにした。
暫くすると、また蚊の音がした。
「この野郎!」
と、言って急いで電気をつけた。
しかし、また音が静まってしまった。
取り敢えず、このままだと、明日が辛いことになるので、虫除けスプレーを信じて、一眠りすることにしたのだった。
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