悪役令嬢の乗っ取り

nekomaru

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異世界の勇者と魔王

強敵♂

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ライトとダークのふたりは、とあるエステティックサロンのお店にやってきた。
ライトは真剣な顔で言う。
「ここだな」
それは一見どこもおかしくない普通の店に見えるが。
ライトはダークに警戒を強めるように言う。
「ダーク、ここから、この世とは思えないとてつもない邪悪な力を感じる。おそらく、ボクらが今まで戦ってきた連中とは次元が違う」
しかし、ダークはわずかな自信を胸にライトに言う。
「フン、今までいろんな強敵と戦ってきたんだ。今はライトもいる」
「ダーク、油断しないでね」
「おまえもな」

息をのむ二人。ライトは覚悟を決め扉を開ける。
するとそこには、あつい胸板をした魅力的な男性のエステティシャンがいた。
彼は誰か来ないかと、胸を見せて待っていたようだ。

ライトは扉を閉める。すると、数秒もせず扉は開き、彼はライトに話しかけてきた。
「お試しサロンのご利用ですか」

「ぁ…ぁぁ…」
ライトはあまりの出来事に言葉が出ない。
するとダークが間に入ってエステティシャンに言う。
「すまない、レイチェルという女を探しているんだが、知らないか?」

「レイチェル?もしかしてですが、この領地を支配しておっれる方ですか?」
「そうだ。知らないか?」

「ああ、あの方は領地にあるお店に積極的に投資されているお方で、この美容院もお世話になっております。
あのお方は領地の視察のため、たまに回ってこられるんです。今日はその日だと思うので、いつも通りでしたら見かけるはずですよ?」
「なるほど、ありがとう。それじゃぁ」
ダークはライトを連れて離れようとする。すると。
「よかったら、こちらでお試しエステを受けませんか?料金はいりません」

「すまないが」
ダークは人に対してそっけない態度をとるが。
ライトは好奇心でダークに言う。
「待って、ダーク。よってみようよ?せっかく来たんだからさ!」
「ライトが言うなら…」

「いかがなさいますか?」
エステティシャンが二人をうかがう。
「はい!ぜひともお願いします!」
「かしこまりました。どうぞ、こちらへ」
ふたりはエステティシャンの案内に従う。
「ライト、これは罠かもしれないぞ?」
ダークは不安そうだ。
「だいじょうぶ。もしもの時はダークもいるから」
「フッ、お前という奴は…いいだろう。罠だろうとなんだろうと、このオレを止められるものはいない…行くぞ!」

ダークは、マッサージベッドで顔を赤くし、息を荒くしていた。
「…はぁ…はぁ…はぁ…!」
「いかがですか?」
ダークは苦しそうに出ない声を出す。
「くっ…!なんだこれは…!ダメだ…!意識が保てない…!」
 やはり罠だったか…!ライト!お前だけでも逃げてくれぇーッ!!
「うぁ…ぁぁ……」
ダークは手も足もでず引き締めた精神を解放してしまった。

「ライトさん、あなたもいかがです?」
エステティシャンは優しく微笑み、ライトにうかがう。
しかし、ライトは携帯しているゲーム機で遊んでいた。
「うん?え?…ああ、うん!まつばブロッコリーっておもしろいよね!」

すると、エステティシャンはライトに迫る。
「ぅっ…!」
「ヤりましょう。あなたも…!」
「…ぅ…うん」

「「うわ……ぁあ…はぁ…」」
ライトとダークはエステティシャンのテクニックで翻弄されていた。

「お次はこちらのボディローションを使います」
エステティシャンはローションを混ぜて、二人に襲い掛かる。
エステティシャンのなめらかな手つきは、二人を追い詰める。
エステティシャンは二人の気持ちよさそうな表情に便乗して嬉しそうにする。
「最後の仕上げになります」
「あーーーーーーーーーッ!!♂」

それからして、しばらく二人の帰りを待つデビットたち。
デビットは眉をひそめる。
「あのふたり…いつになったら帰ってくるのだ?」
スカルゴは答える。
「わかりません。」
「えぇええい!勇者は嘘つきだ!」
「陛下?」
スカルゴはデビットのこれからのことを聞く。

「次は最恐の傭兵を雇うぞ!」
「傭兵ですか!」

デビットは再び召喚の儀式を始める。
それはいたって簡単だ。レバーを引くだけ。

魔法陣の中央から光があふれる!そして。
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