こんな破廉恥な悪役令嬢が出てくるゲームって何?!

高瀬ゆみ

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65.悪役令嬢、捕らえられる(3)

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「……貴方は本当に……」

 体中の空気を全て吐き出すかのように大きな溜息をついたクロードが、呆れた顔で私を見る。

「酷いことをされたくなかったら、煽るような真似はやめてください」

 ゆっくりと胸の膨らみに触れる。大きな手のひらが怖がらせないように優しく胸を包み込んだ。

「大事にしたいんです」

 クロードの真摯な声が耳に届いて、胸を締め付けられる。私が小さく頷くと、フッと笑ったクロードはもう一度私に口付けた。
 初めのうちは唇の柔らかさを味わうような可愛らしいものだったのに、次第に深い口付けに変わっていく。舌と舌を絡ませる激しいキスに翻弄される。

「あ……ん、んんっ……あ、あ……」

 触れているのは唇や舌のはずなのに、ゾクゾクと背筋が痺れる。身悶える私をからかうようにクロードの手が体のラインをなぞった。

「あ!」

 むにっと双方の胸に刺激が走る。
 大きな手で揉まれても収まりきらない豊かな膨らみが、クロードの手によって卑猥に形を変える。
 目線を下げるとそれが目に入ってしまって、慌てて顔をそらす。恥ずかしくて見ていられない。

 私を驚かせないよう、ゆったりとした動きで胸が揉まれる。クロードに触れられたところから甘い疼きが込み上げてきて、もどかしい気持ちでいっぱいになった。

「や、だめ……だめ……」
「ダメじゃなくてイイの間違いではないですか? 触れているだけで随分と気持ちよさそうですよ」

 クロードが胸を揉みながら胸元に顔を近付ける。ぢゅっと強く肌を吸われて、彼の痕が残されていった。
 まるで自分がクロードのものになったような気がして嬉しくなる。

(夢じゃないのよね……)

 白い肌に色付いたキスマークを指でなぞり、私はほぅっと息をつく。
 うっとりと情事の痕に触れる私を見て、クロードが唸るように声を荒げた。

「……だから、軽率な真似はするなとあれほど!」

 優しい手の動きから一転、快感を引き出すように胸を揉まれる。

「あっ、んんっ!」

 中心の尖りを手のひらで刺激するように、ぐりぐりと胸を押し潰された。

「ん~~っ! や、あ……!」

 快感に直結する動きに甘い声が零れてしまう。気持ちいいと口から出てしまいそうになって、私は手で自分の口を塞いだ。
 私の反応を見て抵抗がないことを感じ取ったクロードが、胸に顔を近付ける。
 クロードが次に何をしようとしているか気付いた私は、動きを止めようと手を伸ばしたけれど、その手が届くより早く胸の尖りを口に含まれて直接的な刺激に体が跳ねた。

「あぁぁっ! だ、だめっ! だめぇっ!」

 ぷっくりと立ち上がったソレを唇で愛でられて、声が抑えられなくなる。
 反対側の尖りはコロコロと転がすようにクロードの指に弄ばれた。
 制止しようとした手は彼の頭に触れるだけで、ちっとも抵抗出来ていない。唇でも指でも丹念に愛撫されて、中央の突起が固くなっていく。

「んんん!」

 ひときわ強く吸われて、体が大きく反り返った。

「気持ちいいですか、お嬢様?」

 胸から顔を上げ、髪をかき上げたクロードからはクラクラするような色気が漂っていて目に悪い。
 顔が赤くなるのを感じて視線をそらした私に、咎めるようにクロードが胸を揉んだ。

「やあっ!」
「お嬢様の胸はいやらしいですね。男を誘う、悪い胸だ」

 両手で胸を寄せられ、親指と人差し指できゅっと乳首を摘ままれる。痛みは全くなく、ただただ甘いだけの刺激に声が抑えられない。

「……でも、貴方の体に触れられるのは私だけです」
「ああっ、だ、だめ……!」

 摘まんでいた指先が、今度は揉み込むように突起をこねる。いたぶるように快感を与えられて首を左右に振って耐えた。

「っあ!」

 強い刺激に耐えかねて、助けを求めてクロードの顔を覗き込む。そのときになって、私はクロードがどんな顔をしているのか気付いた。

「――絶対に、誰にも渡さない」

 独占欲を露わにしたクロードが、激情を瞳に宿しながら私を見下ろしていた。


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