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第一章
占い師の決意
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思わぬ展開で魔族の台所事情を知ったミツキは、自分のこれからの食事について考えた。
「プルちゃん、あのね、ちょっと聞きたいんだけど」
「はいミツキ様。何ですか?」
ちなみにワルプルギスの口調は、ミツキが砕けたものにするよう頼んだ。
美味しい食べ物ですっかりミツキに懐柔されていたワルプルギスは、さして抵抗する事なくミツキに請われるまま口調を崩すに至った。
美味しい物の前に人と魔族の垣根はないのである。
とはいえ、まだ完全に敬語が抜け切らないのは、ひとえに彼女の忠誠心の高さによるものだ。
魔王は勿論だが、どうやらミツキに対しても彼女は敬愛の意を示したいらしい。
「プルちゃん、最初私に食事を用意しようとしてくれたじゃない?あれ、どういうのを予定してたの?」
そう。
気になるのはそこである。
魔族の食事が人間と違うのであれば、最初ミツキに興される予定だった物はなんだったのか??
「ああ、それはですね。人間の町から仕入れてきたパンとか野菜があるので、それをお出しする予定でした」
なるほどと頷く。
だが、そこで更に疑問が沸いた。
「でもプルちゃん、魔族ってさ、そもそも料理出来るの?」
ミツキの問いに、今度はワルプルギスが疑問符を浮かべた。
「ミツキ様、あの、リョウリ、とは?」
「そこからなの!?」
人間とは食事の概念が違う魔族である。
料理を知らなくても致し方無いのだが、ミツキからするとやはり驚きを隠せなかった。
「あー、うん。料理は......。あー、えーと、そう!食べ物を美味しく頂く為にするものだよ!煮たり焼いたりって分かる?」
「ニタリヤイタリ、ですか?」
明らかに分かっていなさそうなワルプルギスを前に、ミツキは恐る恐る尋ねた。
「プルちゃん、あのさ、この城には台所ってある?」
「ダイドコロ?すみません。それは、なんですか?」
うわあ、と思わず頭を抱えたくなった。
料理をしないなら確かに必要ないだろうが、まさかここまでとはミツキも思わなかったのである。
「プルちゃんお願い!私を魔王様に会わせてもらえないかな!?」
これはもう直談判するしかない。
ミツキは固く決意した。
このままではろくな食事が望めそうにないのは明白である。
魔王城の食事事情改善の為、ミツキは勇気を振り絞り、魔王に面会する事を決めたのだった。
「プルちゃん、あのね、ちょっと聞きたいんだけど」
「はいミツキ様。何ですか?」
ちなみにワルプルギスの口調は、ミツキが砕けたものにするよう頼んだ。
美味しい食べ物ですっかりミツキに懐柔されていたワルプルギスは、さして抵抗する事なくミツキに請われるまま口調を崩すに至った。
美味しい物の前に人と魔族の垣根はないのである。
とはいえ、まだ完全に敬語が抜け切らないのは、ひとえに彼女の忠誠心の高さによるものだ。
魔王は勿論だが、どうやらミツキに対しても彼女は敬愛の意を示したいらしい。
「プルちゃん、最初私に食事を用意しようとしてくれたじゃない?あれ、どういうのを予定してたの?」
そう。
気になるのはそこである。
魔族の食事が人間と違うのであれば、最初ミツキに興される予定だった物はなんだったのか??
「ああ、それはですね。人間の町から仕入れてきたパンとか野菜があるので、それをお出しする予定でした」
なるほどと頷く。
だが、そこで更に疑問が沸いた。
「でもプルちゃん、魔族ってさ、そもそも料理出来るの?」
ミツキの問いに、今度はワルプルギスが疑問符を浮かべた。
「ミツキ様、あの、リョウリ、とは?」
「そこからなの!?」
人間とは食事の概念が違う魔族である。
料理を知らなくても致し方無いのだが、ミツキからするとやはり驚きを隠せなかった。
「あー、うん。料理は......。あー、えーと、そう!食べ物を美味しく頂く為にするものだよ!煮たり焼いたりって分かる?」
「ニタリヤイタリ、ですか?」
明らかに分かっていなさそうなワルプルギスを前に、ミツキは恐る恐る尋ねた。
「プルちゃん、あのさ、この城には台所ってある?」
「ダイドコロ?すみません。それは、なんですか?」
うわあ、と思わず頭を抱えたくなった。
料理をしないなら確かに必要ないだろうが、まさかここまでとはミツキも思わなかったのである。
「プルちゃんお願い!私を魔王様に会わせてもらえないかな!?」
これはもう直談判するしかない。
ミツキは固く決意した。
このままではろくな食事が望めそうにないのは明白である。
魔王城の食事事情改善の為、ミツキは勇気を振り絞り、魔王に面会する事を決めたのだった。
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