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2章 僕は骨抜きする
7.魔術の修業は厳しいぞ。と、その領主は言った。
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燭台で揺れる炎に白い肌が照らされている。恐ろしく細い肢体は薄明かりの中にあって艶めかしく、ベットの上に横たわっていた。
それに覆いかぶさる黒髪の男。熱く荒い息使い、擦れるシーツの音。
絡む肢体。細い女の指が、男の背中を強く抱きしめる。
男の唇が女に吸い付き、それは次第に熱く情熱を帯だす。女を見る黒い瞳は欲情に揺れ動いていた。
男の手は壊れそうな硝子細工でも触っているかのような手つきから、じっくりとその滑らかな肌を味わう動作に変わる。
「あっ……あっ……んん」
反応する女の声も艶やかな音色へと変わっていく。
女は男にしがみつきながら、初めての感覚に酔いしれているようだった。
ぎこちないながらも男の動きに合わせようと、細い腰が浮く。男の激しい律動と共に、女の身体がしなやかに揺れ始めた。
骨との濃厚な時間はまだまだ続く。
「……」
領主はそっと、遠見の魔法の使用を終了した――
私は長年この地を治めている領主である。
魔術の力で寿命を伸ばしに伸ばしてきたが、目的もない日常に飽き、ここ百年ほどは何もしていない。そのため、私の魂は寿命が近づいている。
魂とはこの世の源、すべての理の礎。何もしなければ、輝きは弱まり、緩やかに死への世界へと移行していく。私は最期の時を夢見ながら、館にこもり穏やかに暮らしていた。
ただ死を待つだけの私だったが、それは現れた。それは黒い髪と目を持つ人間で、驚くことに黒と赤の祝福を受けていた。悪魔がヒトに化けているのではないかと疑ったが、いくら凝視しても魔術の痕跡はなく、それは間違いなく人間であるということを示していた。
その人間はツトムと名乗り、私の生み出した骨人の一人を欲しいと言った。
おかしな人間もいたものだ。と私は思った。
冥土へ還る前に面白いものを見れそうだ。私はこの謁見が終わるまで始終満足であった。
人間は私の館で一夜を過ごした。
館は私の最後の砦。侵入者が無いよう、私の影たちが常に目を光らせている。客人の部屋には、さすがに影は忍ばせなかったが、危険が及ばぬよう近くに配置し、万が一の時には対処できるよう見張らせたのだ。そして、影から送られてくる情報で、私は知ってしまったのだ。
――彼らが部屋で、ナニをしていたのかは問うまい。
(骨に発情する人間がいるとは、世界は混沌と広すぎる)
しかも、それが朝まで続いているというのだから、若いというのは恐ろしい。
人間の繁殖能力が、知的生命体の中で飛びぬけていることを、私は思い出す。さすが、年中発情できる種族だけのことはある。骨でさえその対象とできるのだ。人間は多様な趣向を持つからこそ、あんなにも繁栄できたのだろう。私は、そう思う。
私が人間の性について考察していると、部屋をノックするものがいた。部屋の外に待機しているメイドがやってきたようだ。
「入れ」
「失礼いたします。ツトム様が、少し時間をいただきたいそうです」
今度は何事かと思いつつ、私はツトムを迎える準備し、許可を与えた。ツトムは私の部屋に入るなり、こう告げた。
「朝早くすいません、領主様。僕に魔術を教えてください。死体を、特に骨に命を吹き込む魔術を」
「は?」
私は二の句が継げなかった。正気なのかどうかツトムを凝視したが、彼の瞳は本気の炎を宿していた。彼はこの燃え上がるような情熱を、あの骨人に向けていたはずだ。それは、長らく生命を持っていなかった私には、まぶし過ぎた。
「これはおまえたち人間にとっては忌み嫌われる禁術だぞ? 本気か?」
魔の一族ではない者にとって、闇の魔術は副作用が大きい。特に魔力への耐性が低い人間は精神崩壊の危険さえある。故に人間たちの間では禁術として扱われているのだ。
「僕は、赤と黒の祝福を受けているそうなので、その魔術と相性はいいと思うのですよ」
確信はないが、そうである自信があるといった表情で、ツトムは言い放った。
「だとしても……」
属性が一致すれば副作用は大幅に抑えられるが、それでも危険がまったく無くなるわけではない。
確かにこの人間は非常に珍しく、黒と赤から祝福を授かっている。そのことは彼が昨日この部屋に入った時から感じていた。魔の者しか持たないとされるその祝福を持つ人間、面白い人間もいたものだと、私は興味を持ったのも確かである。
「禁じられていても、使いたいものは使いたいんです。それに、禁じられているものに興味を持つ、欲深き人間ってそういう生き物でしょう?」
「……そうさなぁ」
(私もそろそろ寿命が近い。お主にすべてを授けるのも悪くないかも知れぬ)
「修業は厳しいぞ」
「はい、よろしくお願いします」
ツトムはすっと頭を下げた。ツトムの動作一つ一つは、丁寧だ。貴族といった上流階級とは趣向が異なっているが、どこか洗練さを持っている。それなりの家庭で育ったことをうかがわせた。
「うむ。まずは骨を用意せねばな。最初に扱うのは小さな動物の骨が良いだろう。何か持ってこさせよう」
近くで小動物を狩ってこさせれば、骨は手に入るだろう。
「骨……そういえば、僕、骨を持っています。使えるかどうかはわかりませんが、今すぐ取って来ます」
ツトムは、脱兎のごとく部屋を飛び出した。
「忙しい奴だ」
あれが若いということなのだろうか。私は天を仰いだ。
「お待たせしました。この骨です」
再び舞い戻ってきたツトムの手には、私が見たこともない小動物の骨があった。
「これは、フライドチキンの……いや、鶏の骨です。足りない部分が結構あります。それに1匹の骨ではなくて、おそらく数匹分の骨なんですが、それでも動かせますか?」
ぱっと見ただけでも頭骨が無いのはわかった。しかし、それでもほぼ全身がそろっていた。
「ふむ、練習にはいい大きさだな。骨もこれくらい揃っていれば、大丈夫だ」
そうして、私はツトムに死体を繰る魔術を授けることにした。
それに覆いかぶさる黒髪の男。熱く荒い息使い、擦れるシーツの音。
絡む肢体。細い女の指が、男の背中を強く抱きしめる。
男の唇が女に吸い付き、それは次第に熱く情熱を帯だす。女を見る黒い瞳は欲情に揺れ動いていた。
男の手は壊れそうな硝子細工でも触っているかのような手つきから、じっくりとその滑らかな肌を味わう動作に変わる。
「あっ……あっ……んん」
反応する女の声も艶やかな音色へと変わっていく。
女は男にしがみつきながら、初めての感覚に酔いしれているようだった。
ぎこちないながらも男の動きに合わせようと、細い腰が浮く。男の激しい律動と共に、女の身体がしなやかに揺れ始めた。
骨との濃厚な時間はまだまだ続く。
「……」
領主はそっと、遠見の魔法の使用を終了した――
私は長年この地を治めている領主である。
魔術の力で寿命を伸ばしに伸ばしてきたが、目的もない日常に飽き、ここ百年ほどは何もしていない。そのため、私の魂は寿命が近づいている。
魂とはこの世の源、すべての理の礎。何もしなければ、輝きは弱まり、緩やかに死への世界へと移行していく。私は最期の時を夢見ながら、館にこもり穏やかに暮らしていた。
ただ死を待つだけの私だったが、それは現れた。それは黒い髪と目を持つ人間で、驚くことに黒と赤の祝福を受けていた。悪魔がヒトに化けているのではないかと疑ったが、いくら凝視しても魔術の痕跡はなく、それは間違いなく人間であるということを示していた。
その人間はツトムと名乗り、私の生み出した骨人の一人を欲しいと言った。
おかしな人間もいたものだ。と私は思った。
冥土へ還る前に面白いものを見れそうだ。私はこの謁見が終わるまで始終満足であった。
人間は私の館で一夜を過ごした。
館は私の最後の砦。侵入者が無いよう、私の影たちが常に目を光らせている。客人の部屋には、さすがに影は忍ばせなかったが、危険が及ばぬよう近くに配置し、万が一の時には対処できるよう見張らせたのだ。そして、影から送られてくる情報で、私は知ってしまったのだ。
――彼らが部屋で、ナニをしていたのかは問うまい。
(骨に発情する人間がいるとは、世界は混沌と広すぎる)
しかも、それが朝まで続いているというのだから、若いというのは恐ろしい。
人間の繁殖能力が、知的生命体の中で飛びぬけていることを、私は思い出す。さすが、年中発情できる種族だけのことはある。骨でさえその対象とできるのだ。人間は多様な趣向を持つからこそ、あんなにも繁栄できたのだろう。私は、そう思う。
私が人間の性について考察していると、部屋をノックするものがいた。部屋の外に待機しているメイドがやってきたようだ。
「入れ」
「失礼いたします。ツトム様が、少し時間をいただきたいそうです」
今度は何事かと思いつつ、私はツトムを迎える準備し、許可を与えた。ツトムは私の部屋に入るなり、こう告げた。
「朝早くすいません、領主様。僕に魔術を教えてください。死体を、特に骨に命を吹き込む魔術を」
「は?」
私は二の句が継げなかった。正気なのかどうかツトムを凝視したが、彼の瞳は本気の炎を宿していた。彼はこの燃え上がるような情熱を、あの骨人に向けていたはずだ。それは、長らく生命を持っていなかった私には、まぶし過ぎた。
「これはおまえたち人間にとっては忌み嫌われる禁術だぞ? 本気か?」
魔の一族ではない者にとって、闇の魔術は副作用が大きい。特に魔力への耐性が低い人間は精神崩壊の危険さえある。故に人間たちの間では禁術として扱われているのだ。
「僕は、赤と黒の祝福を受けているそうなので、その魔術と相性はいいと思うのですよ」
確信はないが、そうである自信があるといった表情で、ツトムは言い放った。
「だとしても……」
属性が一致すれば副作用は大幅に抑えられるが、それでも危険がまったく無くなるわけではない。
確かにこの人間は非常に珍しく、黒と赤から祝福を授かっている。そのことは彼が昨日この部屋に入った時から感じていた。魔の者しか持たないとされるその祝福を持つ人間、面白い人間もいたものだと、私は興味を持ったのも確かである。
「禁じられていても、使いたいものは使いたいんです。それに、禁じられているものに興味を持つ、欲深き人間ってそういう生き物でしょう?」
「……そうさなぁ」
(私もそろそろ寿命が近い。お主にすべてを授けるのも悪くないかも知れぬ)
「修業は厳しいぞ」
「はい、よろしくお願いします」
ツトムはすっと頭を下げた。ツトムの動作一つ一つは、丁寧だ。貴族といった上流階級とは趣向が異なっているが、どこか洗練さを持っている。それなりの家庭で育ったことをうかがわせた。
「うむ。まずは骨を用意せねばな。最初に扱うのは小さな動物の骨が良いだろう。何か持ってこさせよう」
近くで小動物を狩ってこさせれば、骨は手に入るだろう。
「骨……そういえば、僕、骨を持っています。使えるかどうかはわかりませんが、今すぐ取って来ます」
ツトムは、脱兎のごとく部屋を飛び出した。
「忙しい奴だ」
あれが若いということなのだろうか。私は天を仰いだ。
「お待たせしました。この骨です」
再び舞い戻ってきたツトムの手には、私が見たこともない小動物の骨があった。
「これは、フライドチキンの……いや、鶏の骨です。足りない部分が結構あります。それに1匹の骨ではなくて、おそらく数匹分の骨なんですが、それでも動かせますか?」
ぱっと見ただけでも頭骨が無いのはわかった。しかし、それでもほぼ全身がそろっていた。
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