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本当にいないんだって!!!
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いねえ!!!前も言ったが、私は特定の誰かとくっつくつもりはない。納得してくれなさそうだが、ここは素直に言うしかない。
「いないわよ」
「んー、アンジエは?仲いいでしょう?」
「そりゃあ、幼馴染としては好きよ?これからも一緒にいたいし……でも、恋って感情とは違う気がするわ」
「じゃあ、レフラル!すごーくいい子よ?私が保証する!」
とんっと胸を叩くフィリちゃん可愛いかよ。
「レフラルも別に……好きだけど」
「じゃあ、先輩は?」
「ルディー先輩もレウザン様もなあ……」
「え!?今ルディー先輩って言ったわよね!?」
しまった。口が滑った。いや、どうせいつかバレるが、ここでバレたら時間制限なしに好きなだけ聞き出せる。
「え、いつの間にそんなことになっていたの!?夏休み前にはヴィシャディー先輩だったから……夏休み中に会ったってこと!?」
「そ、そそ、そうだけど、そうじゃないっていうか……というか命令されただけだし!」
「でも普段のヴィーなら断るじゃない!ってことはやっぱり……きゃーーー!!!」
不味い、フィリちゃんが一人で暴走してる。暴走を静めるために、私は仕方なくことのあらましを話し出した。
「2人で遭難なんて……少女マンガみたい!!!すごい、すごいわ!きゃーーー!もう運命よ!!!」
逆効果だったか、フィリちゃんはさらに燃え上がる。
「決めた!私、2人の事応援するわ!」
「だから別に好きじゃないって……!」
というかこちとら記憶が戻ったその瞬間からリーフィリ応援してんだよ!!!
そんなこんなでお泊り会は笑い声が絶えることなく進んでいった。
とても幸せでした。ありがとうございました。あと、フィリちゃんが帰ったあとママから聞いたのだが、私がフィリちゃんと仲良くしていることもあって、親世代や祖父母世代も少しずつ交流が進んでいるという。パパにも褒められた。みんな仲良し。いいことだ。
「いないわよ」
「んー、アンジエは?仲いいでしょう?」
「そりゃあ、幼馴染としては好きよ?これからも一緒にいたいし……でも、恋って感情とは違う気がするわ」
「じゃあ、レフラル!すごーくいい子よ?私が保証する!」
とんっと胸を叩くフィリちゃん可愛いかよ。
「レフラルも別に……好きだけど」
「じゃあ、先輩は?」
「ルディー先輩もレウザン様もなあ……」
「え!?今ルディー先輩って言ったわよね!?」
しまった。口が滑った。いや、どうせいつかバレるが、ここでバレたら時間制限なしに好きなだけ聞き出せる。
「え、いつの間にそんなことになっていたの!?夏休み前にはヴィシャディー先輩だったから……夏休み中に会ったってこと!?」
「そ、そそ、そうだけど、そうじゃないっていうか……というか命令されただけだし!」
「でも普段のヴィーなら断るじゃない!ってことはやっぱり……きゃーーー!!!」
不味い、フィリちゃんが一人で暴走してる。暴走を静めるために、私は仕方なくことのあらましを話し出した。
「2人で遭難なんて……少女マンガみたい!!!すごい、すごいわ!きゃーーー!もう運命よ!!!」
逆効果だったか、フィリちゃんはさらに燃え上がる。
「決めた!私、2人の事応援するわ!」
「だから別に好きじゃないって……!」
というかこちとら記憶が戻ったその瞬間からリーフィリ応援してんだよ!!!
そんなこんなでお泊り会は笑い声が絶えることなく進んでいった。
とても幸せでした。ありがとうございました。あと、フィリちゃんが帰ったあとママから聞いたのだが、私がフィリちゃんと仲良くしていることもあって、親世代や祖父母世代も少しずつ交流が進んでいるという。パパにも褒められた。みんな仲良し。いいことだ。
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