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ヴィーの日記
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10月某日 ~ヴィーの日記~
ルディーと付き合うことになった。いや、自分で書いてて意味わからないけど……本当に、そうらしい。彼のことは、好きだ。うん。正直、大好きだと、書いている今顔が熱くなるほど自覚している。時折見せるうつろな表情に、無邪気な表情に。私はいつしか彼を目で追っていた。でも、同時に思う。本来のヴィーなら。もし、私の意識が入り込まなかったら。この展開はありえなかった。いいのか?こんな勝手なことして。でも、彼との交際を断るなんて、出来なかった。それに、今のところは何も問題な……いや、あの不気味な声。2度目だ。しかも、前回は確実にカウントダウン3と言っていたのに、今回は2。減っている。何かのカウントダウンが、始まっている。思い出しただけで寒気がするあの感覚。このまま減っていくことだけは、避けないといけない。そんな予感がするも、何がどうして、何の理由であれが作動するのかさっぱりで。私は、ただただそれを不気味に思うことしか出来なかった。
ルディーと付き合うことになった。いや、自分で書いてて意味わからないけど……本当に、そうらしい。彼のことは、好きだ。うん。正直、大好きだと、書いている今顔が熱くなるほど自覚している。時折見せるうつろな表情に、無邪気な表情に。私はいつしか彼を目で追っていた。でも、同時に思う。本来のヴィーなら。もし、私の意識が入り込まなかったら。この展開はありえなかった。いいのか?こんな勝手なことして。でも、彼との交際を断るなんて、出来なかった。それに、今のところは何も問題な……いや、あの不気味な声。2度目だ。しかも、前回は確実にカウントダウン3と言っていたのに、今回は2。減っている。何かのカウントダウンが、始まっている。思い出しただけで寒気がするあの感覚。このまま減っていくことだけは、避けないといけない。そんな予感がするも、何がどうして、何の理由であれが作動するのかさっぱりで。私は、ただただそれを不気味に思うことしか出来なかった。
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