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壊された理性
No.3
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高木と共に向かった先は、女の自宅だった。
玄関の鍵を開けると、高木は「お邪魔します」と言い
遠慮なく中へ入ってきた。
「綺麗な部屋だね」などと言いながら部屋中を見渡す高木。
リビングキッチンの続きにある寝室の扉を開け、
中を覗いたあと女を見て言った。
「こっちでしシよ」
その言葉に小さく頷いた女は、
部屋の明かりをつけ高木を部屋へ招く。
女の鼓動は未だ強く脈打ち、
これから行われることを想像しては
熱の篭った目で高木を見つめた。
「脱いで」
部屋の真ん中に立つ女に、
ベッドへ腰掛け脚を組んだ高木が言った。
「っ……」
女は言われた通り、着ていたコートやらを脱ぎ始める。
スーツのジャケットを脱ぎ、
ワイシャツのボタンを1つづつ外すと、
下着で包みきれていない胸が見え隠れしていた。
ワイシャツを脱ぐとスカートのホックを外し、
少しの躊躇の後、
ファスナーを下げスカートを足元へ落とすように脱いだ。
"これは脅迫、仕方なくやっていること。"
女は自分に、そう言い聞かせる。
しかし、それは言い訳で、ただの建前にしか過ぎないことは
女自身がよくわかっていた。
女の秘部は、
しっかり咥え込んだバイブで膨らんでおり、
日頃から快感を与えられている秘部の突起は、
期待するように硬さを増しツンと尖っていた。
そして、"仕方なく"なんて言い訳が効かない程、
女の内股には大量の愛液が滴り落ちている。
女が胸を覆う下着までも脱ぐと、
その下からは同じく硬く尖った乳首が顔を出した。
そこで、今まで黙っていた高木が口を開いた。
「いやらしい体…」
舐め回す様な高木の視線が全身に刺さる。
「いつもどんな風にシてるか、やって見せて」
「………は、はい」
絞り出すような声で返事をすると、
女はピッタリ閉じていた脚を少し開いた。
スルリと太腿を撫でた手がバイブに触れると、
女はそのままバイブを握る。
それをゆっくりと引き抜き始めると、
女の荒い息遣いに混ざって水音が寝室に響いた。
「んッ…は、ぁ……くッぅ、ンッ」
半分ほどバイブを引き抜いたところで手を止める。
女の膝は既に小刻みに震えており、
気を抜けばそこから崩れ落ちそうになっていた。
女は抜いたバイブを握り直し、
グッと力を入れて今度は内部へ押し込んだ。
ゴポッ
バイブと一緒に出てきていた愛液が、
音を立てて再び奥へ押し戻される。
女はそのまま、
高木の目の前でバイブを抜き差しし始めた。
「アッアッ、ヒッ、アアッ!んっぐ…アッ!あっッ!」
「気持ち良さそう……。
でもまだいつもの海老原さんのままね。
本当に普段もそんな感じなの?
本当はもっと下品なオナニーしてるんじゃないの?」
見透かされた様に言われると、
女はバイブを抜き差ししながらゆっくり頷いた。
「私は下品な海老原さんが見たいの、ね?」
"わかるよね?"と言いたげな高木の目に、
女の体はゾクゾク震え、答えるように1度だけ瞬きをした。
玄関の鍵を開けると、高木は「お邪魔します」と言い
遠慮なく中へ入ってきた。
「綺麗な部屋だね」などと言いながら部屋中を見渡す高木。
リビングキッチンの続きにある寝室の扉を開け、
中を覗いたあと女を見て言った。
「こっちでしシよ」
その言葉に小さく頷いた女は、
部屋の明かりをつけ高木を部屋へ招く。
女の鼓動は未だ強く脈打ち、
これから行われることを想像しては
熱の篭った目で高木を見つめた。
「脱いで」
部屋の真ん中に立つ女に、
ベッドへ腰掛け脚を組んだ高木が言った。
「っ……」
女は言われた通り、着ていたコートやらを脱ぎ始める。
スーツのジャケットを脱ぎ、
ワイシャツのボタンを1つづつ外すと、
下着で包みきれていない胸が見え隠れしていた。
ワイシャツを脱ぐとスカートのホックを外し、
少しの躊躇の後、
ファスナーを下げスカートを足元へ落とすように脱いだ。
"これは脅迫、仕方なくやっていること。"
女は自分に、そう言い聞かせる。
しかし、それは言い訳で、ただの建前にしか過ぎないことは
女自身がよくわかっていた。
女の秘部は、
しっかり咥え込んだバイブで膨らんでおり、
日頃から快感を与えられている秘部の突起は、
期待するように硬さを増しツンと尖っていた。
そして、"仕方なく"なんて言い訳が効かない程、
女の内股には大量の愛液が滴り落ちている。
女が胸を覆う下着までも脱ぐと、
その下からは同じく硬く尖った乳首が顔を出した。
そこで、今まで黙っていた高木が口を開いた。
「いやらしい体…」
舐め回す様な高木の視線が全身に刺さる。
「いつもどんな風にシてるか、やって見せて」
「………は、はい」
絞り出すような声で返事をすると、
女はピッタリ閉じていた脚を少し開いた。
スルリと太腿を撫でた手がバイブに触れると、
女はそのままバイブを握る。
それをゆっくりと引き抜き始めると、
女の荒い息遣いに混ざって水音が寝室に響いた。
「んッ…は、ぁ……くッぅ、ンッ」
半分ほどバイブを引き抜いたところで手を止める。
女の膝は既に小刻みに震えており、
気を抜けばそこから崩れ落ちそうになっていた。
女は抜いたバイブを握り直し、
グッと力を入れて今度は内部へ押し込んだ。
ゴポッ
バイブと一緒に出てきていた愛液が、
音を立てて再び奥へ押し戻される。
女はそのまま、
高木の目の前でバイブを抜き差しし始めた。
「アッアッ、ヒッ、アアッ!んっぐ…アッ!あっッ!」
「気持ち良さそう……。
でもまだいつもの海老原さんのままね。
本当に普段もそんな感じなの?
本当はもっと下品なオナニーしてるんじゃないの?」
見透かされた様に言われると、
女はバイブを抜き差ししながらゆっくり頷いた。
「私は下品な海老原さんが見たいの、ね?」
"わかるよね?"と言いたげな高木の目に、
女の体はゾクゾク震え、答えるように1度だけ瞬きをした。
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