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4月8日(土)
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・金曜日深夜というか、土曜日の未明なのか、Eテレの『100分de名著』がNHKで再放送。石ノ森章太郎先生の巻。前回見た時も素晴らしかったけど、やっぱり素晴らしい。
特に『佐武と市捕物帳』にうっとりよ。アニメもカッコいい。音も、モノクロ画面も痺れる。広重の浮世絵を導入にして、江戸の町が匂いたつように現れる。
そして、『幻魔大戦』の残留思念。
・石ノ森先生の流れから話題にするのも憚られますが、そもそもnoteで坂本龍一から思い起こされる二、三の事柄を書きたくなって、でもnoteより読まれてないアルファポリスの方が今の気持に沿うので、こちらで展開させてもらいます。
逝去のニュースを知り、聴きたくなったのが『バンブーハウス/バンブーミュージック』の両A面のシングルレコードです(JAPANのデヴィッド・シルビアンとの共作)。アナログレコードに興味のない若い方々にはピンと来ないでしょうけれど、シングルなのにLPみたいに紙のジャケット+ナイロンだかビニールだかの半透明のスリーブに入った仕様で、それだけで印象深いレコードでした。楽曲も好きでした。
ただそのレコードが好きというだけでなく、同じく『バンブーハウス』なるタイトルの漫画が人生のベスト3に数えられる作品で。作者は『十二国記』のイラストでお馴染みの山田章博。その当時から既に超絶技巧は発揮されていたものの、こんなにイラスト界で巨匠になるとは想像も出来ませんでした。ホントにもぉ、この『バンブーハウス』は価値観の転倒と申しますか、大事件でした。漫画って、こんな表現していいの!?って。
因みに熱心な漫画マニアでもなく、それまで影響を受けたのは『すすめ!パイレーツ』と『マカロニほうれん荘』。お洒落で女の子が可愛い!と喜ぶくらい。画面処理の技法に注目するどころか、そもそも技法自体を意識してこなかったのに、山田章博作品にはショックを受けました。今現在までも引きずっているほどです。
それで、下手な真似っこ漫画を描きました。教授が『school』というレーベルを立ち上げまして。そこに所属するアーティスト本を作ろう、という募集を音楽雑誌で見つけたのがきっかけです。〆切とか仲間とかがなければ、自分だけで仕上げるのは無理だったでしょう。
内容は、『バンブーハウス』収録の『多麻能美須麻流』のパクリ。主役は高橋鮎生さん。鮎生さんは、教授のラジオ『サウンド・ストリート』で知り、すっかりハマりました。
以下、ミニコミ誌のコピーを一部。
原稿サイズは、B5のケント紙だったような。
とりとめのない文章になりましたけれども、オチとしては、山田章博のあ初期スタイルの真似っこした漫画を描きたい。遠い道のりながら、頑張って目指して制作します。したいです。
結局、教授のネタにはならんかった…。いや、4枚くらいのギャグ漫画も音楽雑誌に送ったこともあったんすよ。教授と矢野アッコちゃん、美雨ちゃん、鮎生さんや、あと立花ハジメちゃんがカメオ出演してる、犬漫画。
・午後5時から『報道特集』。
「坂本龍一氏未公開映像に反原発への思い」
・『シャーロック・ホームズの冒険』
#11「入院患者」
・NHK BS プレミアム
追悼・坂本龍一さん
『100年インタビュー』
『津波ピアノ~坂本龍一と東北の7年』
特に『佐武と市捕物帳』にうっとりよ。アニメもカッコいい。音も、モノクロ画面も痺れる。広重の浮世絵を導入にして、江戸の町が匂いたつように現れる。
そして、『幻魔大戦』の残留思念。
・石ノ森先生の流れから話題にするのも憚られますが、そもそもnoteで坂本龍一から思い起こされる二、三の事柄を書きたくなって、でもnoteより読まれてないアルファポリスの方が今の気持に沿うので、こちらで展開させてもらいます。
逝去のニュースを知り、聴きたくなったのが『バンブーハウス/バンブーミュージック』の両A面のシングルレコードです(JAPANのデヴィッド・シルビアンとの共作)。アナログレコードに興味のない若い方々にはピンと来ないでしょうけれど、シングルなのにLPみたいに紙のジャケット+ナイロンだかビニールだかの半透明のスリーブに入った仕様で、それだけで印象深いレコードでした。楽曲も好きでした。
ただそのレコードが好きというだけでなく、同じく『バンブーハウス』なるタイトルの漫画が人生のベスト3に数えられる作品で。作者は『十二国記』のイラストでお馴染みの山田章博。その当時から既に超絶技巧は発揮されていたものの、こんなにイラスト界で巨匠になるとは想像も出来ませんでした。ホントにもぉ、この『バンブーハウス』は価値観の転倒と申しますか、大事件でした。漫画って、こんな表現していいの!?って。
因みに熱心な漫画マニアでもなく、それまで影響を受けたのは『すすめ!パイレーツ』と『マカロニほうれん荘』。お洒落で女の子が可愛い!と喜ぶくらい。画面処理の技法に注目するどころか、そもそも技法自体を意識してこなかったのに、山田章博作品にはショックを受けました。今現在までも引きずっているほどです。
それで、下手な真似っこ漫画を描きました。教授が『school』というレーベルを立ち上げまして。そこに所属するアーティスト本を作ろう、という募集を音楽雑誌で見つけたのがきっかけです。〆切とか仲間とかがなければ、自分だけで仕上げるのは無理だったでしょう。
内容は、『バンブーハウス』収録の『多麻能美須麻流』のパクリ。主役は高橋鮎生さん。鮎生さんは、教授のラジオ『サウンド・ストリート』で知り、すっかりハマりました。
以下、ミニコミ誌のコピーを一部。
原稿サイズは、B5のケント紙だったような。
とりとめのない文章になりましたけれども、オチとしては、山田章博のあ初期スタイルの真似っこした漫画を描きたい。遠い道のりながら、頑張って目指して制作します。したいです。
結局、教授のネタにはならんかった…。いや、4枚くらいのギャグ漫画も音楽雑誌に送ったこともあったんすよ。教授と矢野アッコちゃん、美雨ちゃん、鮎生さんや、あと立花ハジメちゃんがカメオ出演してる、犬漫画。
・午後5時から『報道特集』。
「坂本龍一氏未公開映像に反原発への思い」
・『シャーロック・ホームズの冒険』
#11「入院患者」
・NHK BS プレミアム
追悼・坂本龍一さん
『100年インタビュー』
『津波ピアノ~坂本龍一と東北の7年』
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