一行日記《見仏記》2026年1月8日〜

犬束

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1月10日(土)新TV見仏記 〜福井・小浜編〜

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・『新TV見仏記』 ~福井・小浜編~ 

【番組内容】
 「僕の日本一不動」と、いとうが愛する圓照寺の不動明王立像や、みうらが恋し絵に描いたという羽賀寺の十一面観音立像など、小浜には京都・奈良に負けない美仏がいっぱい!

【取材寺院】
 羽賀寺 (「十一面観世音菩薩立像(重文)」他)
 妙楽寺(「地蔵菩薩半跏像」他)
 圓照寺(「不動明王立像(重文)」他)
 国分寺(「釈迦如来坐像(釈迦堂)」他)
 明通寺(「降三世明王立像(重文)」他)

【出演者】
 みうらじゅん、いとうせいこう


・オープニング。

 みうらさん「晴れ過ぎて」
 いとうさん「気温も高い」
 そして、風も強くて、みうらさんの髪が乱れています。
 いとうさん「風速30メートルぐらい」

 小浜のお寺を回るのは、二度目です。
 みうらさん、いとうさんに、「覚えてる?」
 みうらさん「って言ったら、恋人みたいで気持ち悪かったと思うけど」

 「今回のテーマは、神仏習合」
 みうらさん「全員集合!」

・お寺に向かう道すがら、
 前に来た時は、駅前で自転車をレンタルして、サイクリングだったことや、みうらさんの自転車の後輪の空気がしっかり入っていなくて、お尻が痛かったことなど、話しています。

 そして、石段では、
 みうらさん「タバコやめたから、石段かるい」
 登ったところで、いとうさんが立ち止まり、みうらさんの腕を掴みました。
 いとうさん、後ろの技術さんたちの息遣いを聞いて、
 いとうさん「ハァハァ言ってる」
 技術さんたちは、まだ喫煙してます。

 さらに木立の中の石段を。
 いとうさん「静かになっちゃった」
 みうらさん「天狗はサイレントだから」

・羽賀寺 。
 行基(ぎょうき)さんが、勅令によって創建したとされます。
 「本堂の色がいい」
 みうらさん「行基ですかーっ!」

・十一面観世音菩薩。
 いとうさん「ハリウッドみたい」
 
・千手観音立像。
 いとうさん「藤原期」

・不動明王立像。

・延命地蔵尊像。
 お腹に仏さんが。

・十一面さんに戻って、
 みうらさん「こないだ急に思い立って、描いたんです。これからら恋をした仏像を描いて、残していこうと思って。最終的に、ここのお寺に奉納しなきゃ」
 
 以前に来た時は雪が降っていたので、雪が降っているところを描いたそうで。

 いとうさん「みうらさんが、十一面さんの絵を納めたい、と」
 ご住職「ぜひぜひ」

 石段を降りながら。
 いとうさん「やったね。みうらさんの絵があるのは、全国で5箇所」

・次のお寺、妙楽寺の石碑の前。
 みうらさん「“妙”って、どんな意味?」
 “奇妙”とも使われるけれど、優れている、素晴らしいことだと、いとうさん。
 みうらさん「チャーハンは、どんな字?」
 いとうさん「それは、炒だから——」

・妙楽寺。

・拝観の受付をしていると、仏画が置かれているのに気づく、みうらさん。

 みうらさん「サイケデリック」
 参拝された方の描かれた絵のようです。
 いとうさん「…って事は!」
 みうらさん「今度来るとき、ごっそり持ってこなきゃ」

・山門をくぐるところで。

 いとうさんのお母さんは、食べるために買ったものの、サワガニが可哀想になり、
 いとうさん「シンクの中に飼ってるの。お皿を洗うところに、いつもカリカリッ!カリカリッ!」
 実家では、そんなことに。
 いとうさん「サワガニ沢ちゃん、て」

・梵鐘。
 “自由について下さい”の札が。
 
 いとうさん「フリー・ノッキング」
 みうらさんから。
 みうらさん「俺ちょっと、梵鐘ほしくなってきた!」
 いとうさん「梵鐘ある家ないからね!」
 フリー・ノッキングにして、つかせて欲しい。

・地蔵堂。

・地蔵菩薩半跏像。
 いとうさん「うわ、怖い」
 みうらさん「地獄でも、救ってくださる」

・本堂。
 「カメ(ムシ)いるよ」

・千手観音立像。
 いとうさん「うわー、腰抜けた」
 いとうさん「千手、三面…」
 みうらさん「3MB(メガ)ってやつかね」

 いとうさん「内陣入っていいって」
 「きれいだ」
 いとうさん「なんかの広告でてた、この方」
 みうらさん「情熱的な唇なんだ」
 「(足の)親指、ちょっと上げてる」

・さらに気温は上がって。
 いとうさん「カメラマンが2人とも、すでにTシャツ! みうらさんも、コートを着てたはず」
 みうらさん「次の寺では、海パンはいてるから!」
 「季節が分からないね」
 「11月です」

 いとうさんが、次のお寺の説明をします。
 「モリアオガエルがいます」

 いとうさんのカーディガンに止まっている、カメムシを払い落とすみうらさん。
 みうらさん「ブローチみたいに」
 いとうさん「こういう年は、雪が深い!」
 みうらさん「さっき聞いた話じゃん!」

・圓照寺。
 みうらさん「きれいにしてるよ、寺」
 みうらさんは観光客目線でなく、
 「維持のことばっかり考えてる」

 みうらさん「歌舞伎っぽい不動だ」
 いとうさん「あの不動だ! あの不動だ!!」
 「日本一不動」

・不動明王立像。
 いとうさん「この不動だったかね?」
 みうらさん「覚えといてよ!」
 歌舞伎役者みたいに、見栄を切ってるところが格好いい。

・大日如来坐像。
 法界定印(ほっかいじょういん)を結んでいます。胎蔵界大日如来が組む印の形です。

 「藤原期って感じだね」
 「落ち着いてる」

・千手観音立像。
 ご住職によると、作り替えられて、頭も光背も、あとの時代のものだと。
 ご住職「時代の流行で、作り変えるのは、よくあった」
 いとうさん「イメチェンだ」

 いとうさん「どれを見ていいか、目移りする」
 いとうさん「虫の音が、すぐ聞こえる」
 みうらさん「小浜はいいな」

・だいぶ寒くなってきました。
 いとうさん「大丈夫?」
 みうらさん「ちょっと心配になってきました」
 
 いとうさん、次のお寺の説明をします。
 「寺院としては珍しく、二つの古墳があります」

・国分寺。

 いとうさん「鐘、フリーノックかな、ノーフリーだね」

・釈迦堂。
・釈迦如来坐像。
 みうらさん「奈良の大仏さんみたいだね」
 いとうさん「お堂がいい。この自然感がいいんだよ」

・薬師堂。

・薬師如来坐像。
 「きれいだね」

・阿弥陀如来坐像。
 いとうさん「金箔の残り具合で、筋肉に見えちゃう」

 「薬師、美男だね」
 「若い」

・釈迦如来坐像。
 みうらさん「胸のところに、金箔のこってる」 

・帰りぎわ、ご住職に。

 みうらさん「前来たとき、お母さんにお会いしました」
 「とても背の高さお母さん」
 みうらさん「とてもお綺麗なお母さんだと、お伝えください」

 みうらさん「気持ちだけは、伝えたかったんだ。ドキドキっとした」
 いとうさん「告ったもんね。国分寺の“国”は、告白の“告”でしょ」
 みうらさん「違うよ」

・次のお寺は山の中。
 いとうさん「随分と山の中にきました」

 寒くて、気温差が激しい日です。

・明通寺。
 深沙大将(じんじゃだいしょう)の像もあります。
 みうらさん「ジンジャーブレッド」

・山門を潜って行きます。
 みうらさん「絵になる。描きたいくらい」

・グッズ売り場の不思議カードが欲しいみうらさん。

 不動明王は交通安全、薬師如来は無病息災、大日如来は開運厄除。
 いとうさんに勧められ、
 みうらさん「薬師のカード下さい」
 帰りは閉まってしまうので、買っておきます。

・本堂。
 シートが掛けられています。
 ご住職によると、三年がかりの修復だそうです。

・降三世明王立像。
 降三世印(ごうざんぜいん)を組んでいます。降三世明王特有の印です。
 「降三、いいね」
 いとうさん「分厚いね。この分厚さ、興奮する」
 左手の一つは、蛇を持っています。

・薬師如来坐像。
 いとうさん「落ち着きがあるね」
 みうらさん「藤原期か」

・深沙大将立像。
 「顔がぷくっとしてる」
 「こちらも、蛇持ちなんだよね」

・釈迦三尊像。

・阿弥陀三尊像。
 「ちょっと吊り目の阿弥陀さま」

・薬師如来さんに戻って。
 いとうさん「山の中だから、荒々しい」
 みうらさん「化学反応、起こすんじゃない」

・エンディング。
 いとうさん「そういえは」
 みうらさん「フォーエバーの話?」
 いとうさん「ナウの話。Twitterってあるでしょ」
 『お待ちしています。ースタッフより』と送られて来た。
 いとうさん「この中の誰かが俺につぶやいた」
 それなのに、誰も名乗りをあげません。
 いとうさん「誰なんだろう?」
 みうらさん「好きなんじゃないの?」

 みうらさん「万物流転だから、受け止めていくってこと」
 みうらさん「良いものは、修復して残していく」

 いとうさん「特色ありますね」
 みうらさん「(仏像が入って来た)入り口、一番濃いのは、ここじゃないか」
 いとうさん「均整のとれたものが多かった」
 みうらさん「全てバランス、中道ってことじゃないか」
 いとうさん「レンタサイクルで回れます」
 いとうさん「次は越前、みうらさんは、カニでいらっしゃったんでしょ」

 「次も、楽しみに」












































降三世明王立像。














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