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豊作祈願🌾
しおりを挟む最近、よく通る住宅街の道の途中、宅地化から取り残されたみたいな狭い田んぼがあって、いつからか稲が全面、風だか雨風だかになぎ倒されていて、あれを起こさないと機械で刈り取りできないんじゃなかったっけ?と勝手に心配しているのだが、倒れた様が大きな獣の、例えば長毛種の超大型犬の毛並みみたいで、思う存分、撫でまわしたい誘惑にかられるし、鑑賞するぶんには嬉しい気持ちにならなくもなく、その田んぼから少し離れた場所にも、そこよりは若干広い田んぼがあり、そちらの方は稲がたおれていなくて、どんな塩梅なんだろう、周囲の建物の遠近や高低が関係しているのか、それはさておき、稲はまだ葉っぱの部分は青さが残り、それでも稲穂は実りつつ熟しつつあり、ああ、まさに金色の五円玉の稲穂はこれですね、あのデザインの美しさや有難さを実感れせたりして、これから新米の季節だと考えたら、ほかほかのご飯、冷やご飯でも、おむすびが食べたくなって、ご飯が好きなんだなぁ、お酒を呑もうが肉を焼こうが、必ずやご飯がないと、お腹が鬱陶しく重くなりはするものの、しっくり収まった気がしなくって、お煎餅も好きだったりするし、お煎餅って乾燥したおむすびだと認識しているんですが、ご賛同いただけますでしょうか、特にカレー煎餅なんか、まんまカレーライスでしょうが、宇宙食じゃんねぇ、やっぱり、おむすびは最高なんだなぁ。
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