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小助くんと春のきせつ
小助くんとまいごの子犬
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小助は森の中を通って川のそばへ出ると、いつも行くばしょへ向かおうと元気よく走っています。とちゅうにある岩場を通りぬけると、大きな音を立てながらながれおちるたきが目の前に見えてきました。
「わあ~っ! たきだ! たきだ!」
たきのまわりに広がる大きな池にたどり着くと、小助は大はしゃぎで水の中へとびこみました。小助がまわりを見まわすと、大きな池の向こうがわがどうなっているのか気になってしまいます。
「何があるかな?」
小助は池の中へもぐると、いろんな魚たちがおよぐ水中を前へすすむようにおよぎつづけています。しばらくすすむと、向かいがわに広がる森が小助の目に入ってきました。
池の中から上がると、小助は生まれてからはじめて見る森のけしきにわくわくしています。小助は、草むらをかき分けながらおくのほうへすすもうとかけ足で走っています。
そのとちゅう、小助は今まで見たことのない小さなどうぶつに出会いました。それは、ちびっこオオカミとにているようでちがうどうぶつです。
「どうちたの(どうしたの)?」
「うっ、うっううっ……。ま、まいごになっちゃった……」
小さなどうぶつは、いつもいっしょにいるお父さんとお母さんとはぐれてしまったようです。小助は、自分の右足にしがみついてないているどうぶつに声をかけました。
「いっちょにちゃがそう(いっしょにさがそう)! いっちょにちゃがそう!」
「わあっ! ありがとう!」
小さいどうぶつは、小助のやさしいことばにうれしくてしっぽをピュンピュンふっています。
「ねえねえ、きみの名前は?」
「小助! 小助! 小助!」
「小助くんって、かわいくて元気な名前なんだね」
小助といっしょに森の中を歩いている小さなどうぶつは、自分の頭の中でお父さんとお母さんのことを思いうかべています。
「父ちゃん、母ちゃん……。子犬1ぴきで歩くのはこわいよう……」
「どうちたの(どうしたの)?」
「な、なんでもないよ……」
子犬は強がるそぶりを見せますが、おくに向かうにつれてしだいにおびえるようになりました。草のしげみからガサガサと音がするたびに、子犬はじめんへうつぶせになったままでふるえています。
「こ、こわい……。こわいよう……」
小助は、こわがってばかりの子犬のそばへやってきました。子犬は4本足でふたたび立ち上がると、自分の頭をやさしくさすっている小助のほうへふり向きました。
「いつもいっちょ(いっしょ)! いつもいっちょ!」
子犬は、いつもえがおの小助のすがたを見とすぐになくのをやめました。ここには、自分をたすけてくれる男の子がそばにいます。
小助たちは、さらに山おくへ足をすすめようとあるきつづけています。草むらをかき分けようとしていると、小助たちに向かって2ぴきのこわい犬がおそいかかってきました。
「にげて!」
子犬は、小助のさけび声に近くの大きな木にかくれることにしました。すると、おそろしくほえる大きな犬が小助にとびかかるすがたが子犬の目に入りました。
「どうしよう……。ぼくのせいで小助くんが……」
大きな木からそっとのぞいた子犬ですが、どうもうな犬たちにおしたおされた小助のすがたを見て思わずなき出しました。
「わあ~っ! たきだ! たきだ!」
たきのまわりに広がる大きな池にたどり着くと、小助は大はしゃぎで水の中へとびこみました。小助がまわりを見まわすと、大きな池の向こうがわがどうなっているのか気になってしまいます。
「何があるかな?」
小助は池の中へもぐると、いろんな魚たちがおよぐ水中を前へすすむようにおよぎつづけています。しばらくすすむと、向かいがわに広がる森が小助の目に入ってきました。
池の中から上がると、小助は生まれてからはじめて見る森のけしきにわくわくしています。小助は、草むらをかき分けながらおくのほうへすすもうとかけ足で走っています。
そのとちゅう、小助は今まで見たことのない小さなどうぶつに出会いました。それは、ちびっこオオカミとにているようでちがうどうぶつです。
「どうちたの(どうしたの)?」
「うっ、うっううっ……。ま、まいごになっちゃった……」
小さなどうぶつは、いつもいっしょにいるお父さんとお母さんとはぐれてしまったようです。小助は、自分の右足にしがみついてないているどうぶつに声をかけました。
「いっちょにちゃがそう(いっしょにさがそう)! いっちょにちゃがそう!」
「わあっ! ありがとう!」
小さいどうぶつは、小助のやさしいことばにうれしくてしっぽをピュンピュンふっています。
「ねえねえ、きみの名前は?」
「小助! 小助! 小助!」
「小助くんって、かわいくて元気な名前なんだね」
小助といっしょに森の中を歩いている小さなどうぶつは、自分の頭の中でお父さんとお母さんのことを思いうかべています。
「父ちゃん、母ちゃん……。子犬1ぴきで歩くのはこわいよう……」
「どうちたの(どうしたの)?」
「な、なんでもないよ……」
子犬は強がるそぶりを見せますが、おくに向かうにつれてしだいにおびえるようになりました。草のしげみからガサガサと音がするたびに、子犬はじめんへうつぶせになったままでふるえています。
「こ、こわい……。こわいよう……」
小助は、こわがってばかりの子犬のそばへやってきました。子犬は4本足でふたたび立ち上がると、自分の頭をやさしくさすっている小助のほうへふり向きました。
「いつもいっちょ(いっしょ)! いつもいっちょ!」
子犬は、いつもえがおの小助のすがたを見とすぐになくのをやめました。ここには、自分をたすけてくれる男の子がそばにいます。
小助たちは、さらに山おくへ足をすすめようとあるきつづけています。草むらをかき分けようとしていると、小助たちに向かって2ぴきのこわい犬がおそいかかってきました。
「にげて!」
子犬は、小助のさけび声に近くの大きな木にかくれることにしました。すると、おそろしくほえる大きな犬が小助にとびかかるすがたが子犬の目に入りました。
「どうしよう……。ぼくのせいで小助くんが……」
大きな木からそっとのぞいた子犬ですが、どうもうな犬たちにおしたおされた小助のすがたを見て思わずなき出しました。
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