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第九話
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それから星奈とエイジは、様々なことをした。
日常の細々とした買い物も一緒に行ったし、服も買いに行った。星奈は夏に向けてエイジの夏服を買ったし、エイジは星奈に似合いそうな服を選んだ。
バイト先のメンバーたちからのお誘いもあったけれど、基本的には二人で過ごした。
たくさんの人たちの中で過ごすと寂しさはまぎれるけれど、それが根本的な解決にならないことに星奈は気がついたのだ。
だから、ピクニックと星を見に行く計画も二人で立てた。
「ピクニックって耳馴染みのある言葉だけど、具体的には何をするのかいまいちわかってなかったんだよね。意味を調べてみたら、『野外に出かけ、食べたり遊んだりすること』だって」
ピクニックといえばお弁当、お弁当を外で食べるならレジャーシート……などと連想ゲームのように必要なものを準備しようとしたとき、ふと気になって星奈は調べてみた。
「そっか。じゃあ〝花見で宴会〟をしたときに“ピクニックをしたい”ってリストの項目も達成できてたのか」
エイジは、冷蔵庫に貼られたリストに視線をやって言う。その顔に浮かぶのは、失敗したことに気がついたときのような、バツの悪そうか表情だ。
「じゃあ、リストは十項目じゃなくて九項目だったんだな」
「そんなこと、気にしなくていいよ。本当はリストが何項目だっていいと思ってるんだから」
言いながら、星奈は自分がものすごくわがままなことを考えているのに気づいてしまった。
リストの項目は、あと三つ。項目の数が増えてもエイジといられる時間が伸びるわけではないとわかっているのに、もっとたくさんいろんなことを望んでくれたらと思ってしまうのだ。
「いいこと思いついた。ピクニックと星を見るのを一緒にしたらどうかな?」
わがままを本当に言ってしまう前に、星奈は別のことを口にした。
「レンタカーを借りて、どこか景色のいいところへ行ってピクニックをして、夜になったら車の中から星を見るの。車の中でシートを倒して寝泊まりをしたら、ちょっとしたキャンプ気分だよ」
ほんの思いつきに過ぎなかったのに、話しているうちに星奈はそれがすごくいい考えのように思えてきた。
確か、昼間にバーベキューだけの利用もできるような、気軽に使えるキャンプ場がそこそこ近くにあると夏目から聞いている。
本当はずっと、そういったことを星奈はしてみたかったのだ。バイクで行きたかったのが車に変わるけれど、実現できそうだ。
「いいね。すごく楽しそうだ。天気がよくて環境もいいなら、夜のピクニックもできる」
星奈の思いつきを後押しするように、エイジは笑って言ってくれた。その笑顔のおかげで、星奈は自分の思いつきがとても素敵なものだと思うことができた。
少しずつ必要なものをそろえていき、日程も調整して、星奈たちはある土曜日の朝にキャンプ場へと出発した。
六月の、梅雨の真っ只中で、いつ晴れるのかも、その晴れがどのくらい続くのかもわからないような状態だったから、バイトのシフトの休み希望を出してからは、星奈もエイジも祈るように過ごしていた。
だから、その日が晴れだったのがすごく嬉しかった。
「車の免許、持っててよかった。幸香に誘われたときは、別にいらないって思ってたんだけど」
レンタルしたコンパクトカーを無事にキャンプ場へ乗り入れて、星奈は心底安堵したように言う。
大学に入ってすぐ幸香に誘われて教習所に通って免許証を取得して以降、それが身分証明書以上の役割を果たすことはほとんどなかった。
つまり、星奈は典型的なペーパードライバーだったわけだけれど、何とか目的地までたどり着くことができた。
「セナはもう少し練習するか、もう二度と車を運転しないって決意したほうがいいと思う」
「……ごめん」
助手席のドアを開け、よろよろと外へ出るエイジを見ると、星奈は素直に申し訳なく思う。
ロボットなのにげっそりしている姿を見れば、事故に遭わなかったことと命を落とさずに済んだことだけを無事と言ってはいけないなと反省した。
「すぐにタープを張って、お弁当にしようね」
「うん、そうしよう」
気を取り直して、星奈とエイジは後部座席に積んでいた道具を下ろして、せっせと準備をしていく。
最初に準備するのは、バーベキューやデイキャンプには欠かせないと言われているタープという布製の屋根だ。
これがあれば日除けになるし、少しの雨ならしのげると聞いてエイジが購入したのだ。
星奈とエイジは手分けしてペグを打ち、ロープを張り、ポールを立てていった。二人がかりでもなかなか骨が折れたし、結構時間がかかった。初心者でも簡単に張れると聞いて六角形タイプのものを購入したし、張り方を解説している動画も何度も見たのに。
「これ、ひとりでやれるようにならなきゃなんだよね」
「うん。でもまあ、ソロキャンプじゃなくて、またバイトのメンバーと来るのもありだと思うけど」
「それでもやっぱり、ひとりで張れたほうがかっこいいよね。……頑張る」
折れそうになる心を鼓舞してどうにかタープを張ると、次のレジャーシートは手早く敷くことができた。ペグを打ち込む手つきも、手慣れたものになっている。
「すごいね。タープとレジャーシートだけで、こんなに雰囲気が出るなんて」
「今から焚き火グリルで肉を焼くから、もっと雰囲気が出るよ」
レジャーシートの上で弁当を広げてくつろぐ星奈を横目に、エイジは楽しそうに焚き火グリルの用意をしていく。
簡単に火を点けられる炭を買ったから、すぐに火は起こせた。炭を並べ替えたり減らしたりして火を安定させてからは、エイジは黙々と肉を焼いていく。
「セナ、先にお弁当を食べててもいいよ」
「ううん。せっかくエイジがお肉を焼いてくれるんだもん。待ってるよ」
「牛肉だから、早いはず」
「楽しみにしてる」
今日のための肉を買いにスーパーに行ったとき、エイジは栄養価の話ばかりしていた。どうやら星奈の栄養状態が気になったらしい。あまり自炊をしないし、しても肉をほとんど食べないからと。
そして散々迷った結果、最も星奈が自分で買って食べることがないだろうということで牛肉が選ばれた。
「ほら、焼けたよ。食べて」
「いただきます」
星奈は焼けた肉を乗せた紙皿を受け取り、持参したレモン果汁をかけて食べる。
エイジは次の肉を焼きながら、はふはふ言って食べる星奈を見守った。自分は一切食べられないというのに、とても満足そうだ。
「セナ、おいしい?」
「うん、すっごくおいしい」
「焼き肉のタレじゃなくてよかったの?」
「レモンと塩コショウで食べるのが好きなんだ」
「そっか。……そいつ、地味にうるさいな」
機嫌よく星奈を見つめていたエイジは、ふと音が気になったようで眉間に皺を寄せた。エイジが〝そいつ〟と言ったのは、星奈の手首に装着されている腕時計型の虫除けだ。どうやら、それから発せられる音が気になるらしい。
それから星奈とエイジは、様々なことをした。
日常の細々とした買い物も一緒に行ったし、服も買いに行った。星奈は夏に向けてエイジの夏服を買ったし、エイジは星奈に似合いそうな服を選んだ。
バイト先のメンバーたちからのお誘いもあったけれど、基本的には二人で過ごした。
たくさんの人たちの中で過ごすと寂しさはまぎれるけれど、それが根本的な解決にならないことに星奈は気がついたのだ。
だから、ピクニックと星を見に行く計画も二人で立てた。
「ピクニックって耳馴染みのある言葉だけど、具体的には何をするのかいまいちわかってなかったんだよね。意味を調べてみたら、『野外に出かけ、食べたり遊んだりすること』だって」
ピクニックといえばお弁当、お弁当を外で食べるならレジャーシート……などと連想ゲームのように必要なものを準備しようとしたとき、ふと気になって星奈は調べてみた。
「そっか。じゃあ〝花見で宴会〟をしたときに“ピクニックをしたい”ってリストの項目も達成できてたのか」
エイジは、冷蔵庫に貼られたリストに視線をやって言う。その顔に浮かぶのは、失敗したことに気がついたときのような、バツの悪そうか表情だ。
「じゃあ、リストは十項目じゃなくて九項目だったんだな」
「そんなこと、気にしなくていいよ。本当はリストが何項目だっていいと思ってるんだから」
言いながら、星奈は自分がものすごくわがままなことを考えているのに気づいてしまった。
リストの項目は、あと三つ。項目の数が増えてもエイジといられる時間が伸びるわけではないとわかっているのに、もっとたくさんいろんなことを望んでくれたらと思ってしまうのだ。
「いいこと思いついた。ピクニックと星を見るのを一緒にしたらどうかな?」
わがままを本当に言ってしまう前に、星奈は別のことを口にした。
「レンタカーを借りて、どこか景色のいいところへ行ってピクニックをして、夜になったら車の中から星を見るの。車の中でシートを倒して寝泊まりをしたら、ちょっとしたキャンプ気分だよ」
ほんの思いつきに過ぎなかったのに、話しているうちに星奈はそれがすごくいい考えのように思えてきた。
確か、昼間にバーベキューだけの利用もできるような、気軽に使えるキャンプ場がそこそこ近くにあると夏目から聞いている。
本当はずっと、そういったことを星奈はしてみたかったのだ。バイクで行きたかったのが車に変わるけれど、実現できそうだ。
「いいね。すごく楽しそうだ。天気がよくて環境もいいなら、夜のピクニックもできる」
星奈の思いつきを後押しするように、エイジは笑って言ってくれた。その笑顔のおかげで、星奈は自分の思いつきがとても素敵なものだと思うことができた。
少しずつ必要なものをそろえていき、日程も調整して、星奈たちはある土曜日の朝にキャンプ場へと出発した。
六月の、梅雨の真っ只中で、いつ晴れるのかも、その晴れがどのくらい続くのかもわからないような状態だったから、バイトのシフトの休み希望を出してからは、星奈もエイジも祈るように過ごしていた。
だから、その日が晴れだったのがすごく嬉しかった。
「車の免許、持っててよかった。幸香に誘われたときは、別にいらないって思ってたんだけど」
レンタルしたコンパクトカーを無事にキャンプ場へ乗り入れて、星奈は心底安堵したように言う。
大学に入ってすぐ幸香に誘われて教習所に通って免許証を取得して以降、それが身分証明書以上の役割を果たすことはほとんどなかった。
つまり、星奈は典型的なペーパードライバーだったわけだけれど、何とか目的地までたどり着くことができた。
「セナはもう少し練習するか、もう二度と車を運転しないって決意したほうがいいと思う」
「……ごめん」
助手席のドアを開け、よろよろと外へ出るエイジを見ると、星奈は素直に申し訳なく思う。
ロボットなのにげっそりしている姿を見れば、事故に遭わなかったことと命を落とさずに済んだことだけを無事と言ってはいけないなと反省した。
「すぐにタープを張って、お弁当にしようね」
「うん、そうしよう」
気を取り直して、星奈とエイジは後部座席に積んでいた道具を下ろして、せっせと準備をしていく。
最初に準備するのは、バーベキューやデイキャンプには欠かせないと言われているタープという布製の屋根だ。
これがあれば日除けになるし、少しの雨ならしのげると聞いてエイジが購入したのだ。
星奈とエイジは手分けしてペグを打ち、ロープを張り、ポールを立てていった。二人がかりでもなかなか骨が折れたし、結構時間がかかった。初心者でも簡単に張れると聞いて六角形タイプのものを購入したし、張り方を解説している動画も何度も見たのに。
「これ、ひとりでやれるようにならなきゃなんだよね」
「うん。でもまあ、ソロキャンプじゃなくて、またバイトのメンバーと来るのもありだと思うけど」
「それでもやっぱり、ひとりで張れたほうがかっこいいよね。……頑張る」
折れそうになる心を鼓舞してどうにかタープを張ると、次のレジャーシートは手早く敷くことができた。ペグを打ち込む手つきも、手慣れたものになっている。
「すごいね。タープとレジャーシートだけで、こんなに雰囲気が出るなんて」
「今から焚き火グリルで肉を焼くから、もっと雰囲気が出るよ」
レジャーシートの上で弁当を広げてくつろぐ星奈を横目に、エイジは楽しそうに焚き火グリルの用意をしていく。
簡単に火を点けられる炭を買ったから、すぐに火は起こせた。炭を並べ替えたり減らしたりして火を安定させてからは、エイジは黙々と肉を焼いていく。
「セナ、先にお弁当を食べててもいいよ」
「ううん。せっかくエイジがお肉を焼いてくれるんだもん。待ってるよ」
「牛肉だから、早いはず」
「楽しみにしてる」
今日のための肉を買いにスーパーに行ったとき、エイジは栄養価の話ばかりしていた。どうやら星奈の栄養状態が気になったらしい。あまり自炊をしないし、しても肉をほとんど食べないからと。
そして散々迷った結果、最も星奈が自分で買って食べることがないだろうということで牛肉が選ばれた。
「ほら、焼けたよ。食べて」
「いただきます」
星奈は焼けた肉を乗せた紙皿を受け取り、持参したレモン果汁をかけて食べる。
エイジは次の肉を焼きながら、はふはふ言って食べる星奈を見守った。自分は一切食べられないというのに、とても満足そうだ。
「セナ、おいしい?」
「うん、すっごくおいしい」
「焼き肉のタレじゃなくてよかったの?」
「レモンと塩コショウで食べるのが好きなんだ」
「そっか。……そいつ、地味にうるさいな」
機嫌よく星奈を見つめていたエイジは、ふと音が気になったようで眉間に皺を寄せた。エイジが〝そいつ〟と言ったのは、星奈の手首に装着されている腕時計型の虫除けだ。どうやら、それから発せられる音が気になるらしい。
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