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精霊王救出編
精霊王のペンダント
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今日は久しぶりに家族全員が揃った朝食となった。最近はお父様が忙しそうで、朝早くから家を出ることが多かったから少し寂しかったんだよね…
そして朝食を食べ終わると、みんながニコニコしながら私を見つめてきて、お父様がリボンのラッピングが施された長方形の箱を私に手渡してきた。
「リア、私たちからのプレゼントだよ。」
え、プレゼント?誕生日でもないけど… お母様とお兄様もニコニコしてるし、なんだろう?と茫然としていたら
『お姉様!私に代わってくださいませ!』
うわ!びっくりした… マグノリアから入れ替わりをお願いされた。言われるの久しぶりすぎて迫力に驚いてしまった。やっぱり家族からのプレゼントは直接受け取りたいよね~
私は精神世界からマグノリアとその家族を見守っておこう!
「お父様、お母様、お兄様!ありがとうございます!開けてみてもよろしいでしょうか??」
マグノリアさん、本当に嬉しそうだね?
視界が共有されているのでマグノリアの姿は見れないけど瞳が輝くのが想像できるくらい嬉しそうな声色だよ!
「ああ、もちろんだよ。開けてみなさい。」
マグノリアがお父様から手渡されたプレゼントのリボンを解いて開けてみる。すると、そこには中央の宝石部分には何もはまっていない綺麗なペンダントが入っていた。そう、デザインとしてはお兄様と行った宝飾品店で私が気に入ったようなもので、色や装飾があの時見たものよりも落ち着いていて、普段使いしやすいように変わったくらい。
「これはもしかして…?」
「そうだ。リアが欲しがっていた、精霊王の封印石を身につけるためのものだ。遅くなってしまってすまないね…」
「いえ!綺麗でとても嬉しいです!もしかして、お兄様と城下町に降りたのはそのためだったのですか??」
「あはは、やっぱり気づかれてたか~。そう、あの時宝飾品店に行ったのは、リアに似合いそうなものが無いか下見も兼ねていたんだ。内緒にしててごめんね?」
「お兄様もありがとうございます!あのお店で私が気になっていたデザインと同じですね!早速、封印石を入れてみてもいいでしょうか?」
「ええ、私もそのペンダントをつけたリアが見たいわね!(リアだけでなく私もその話知らなかったんだけどね… 私も一緒に選びたかったのに…)」
最後、お母様が寂しそうにぼそっと呟いた気がしたけど、マグノリアは気づいてなさそう…
あ、お父様はそんなお母様を見て笑ってるわね、なにか企んでいるのか…?
マグノリアはみんなの許可が出たので、首にかけていた小さな袋から精霊王の封印石を取り出す。そして、ペンダントのトップに封印石を近づけていく。すると封印石が吸い込まれるようにペンダントトップにはまった。
え、押し込むんだろうなって思ってたのに想像と違う!! ペンダントって自動で石を吸い込むような機能とかあったんだね! って…あるわけないよ、言っただけだよ!!
マグノリアは普通にしてるから、これが異世界クオリティってことなんだろうけど、指輪のサイズが持ち主に合わせて縮むのは聞いたことあるけど、さすがに宝石を吸い込むのは聞いたこと無かったわ… 意外なところにも魔法が使われてるみたいで勉強になるなぁ…
「リア、つけてみましょう!」
「ああ、はやくリアがつけたところが見たい。」
ペンダントのことについて思いを馳せていたら、周囲からのキラキラとした視線とともに着けるように急かされていて、それに応えるようにマグノリアが首元につける。
すると一瞬ペンダントに魔力が流れ、マグノリアから驚きが伝わってくる。マグノリアの雰囲気から考えてみると、ペンダントに魔力が流れることは普通ではないらしい。
「気づいたみたいだね? そうだ、リアのペンダントの内部には守護の魔法陣が刻んである。だから、何があってもリアのことを守ってくれるだろう。」
「父上、もしかして…」
「ああ、オリバーが考えているものであっている。その魔法陣は王家に代々伝わっている守護の陣だ。大事な娘を守るためにはこのくらいは必要だと思ってな。」
「あなた、さすがだわ!でも、王家の魔法陣をどうやって?」
「それはだな、リアには言っていなかったんだが精霊王の件を国王にも話したんだ。この世界に関わることだったし、私にできることは限られていたからな… リアに相談せずに勝手に判断してすまない… そして、リアがいないと危険だということを説明して、そのペンダントに守護の陣を刻んでもらったんだ。」
「大丈夫です、お父様に話す話さないはお任せしますわ! ですが、気遣っていただきありがとうごさいます。
この魔法陣は、お父様のおかげで刻んで頂けたんですね… 国王様に何も言われていませんか?」
「任せてくれてありがとうな。リアの心配は大丈夫だ、国王とは友達であり、学園の頃は側近もしていたからな。って、その話はしたことなかったか?」
「「初めて聞きましたよ(わ)!」」
「ふふふ、そんな時もあったわね…。あの頃のお父様はね…」
「ヘザー、程々にしておいてくれ…!」
私もお父様と国王様が友達とか知らなかったよ!! お兄様も聞いたこと無かったみたいだし、忘れてるわけではなくてよかった。
お父様の学園時代の話、言いかけてたけどどんなだったか興味あるなぁ~ また今度、お母様の所にお兄様と聞きに行こ!
そして朝食を食べ終わると、みんながニコニコしながら私を見つめてきて、お父様がリボンのラッピングが施された長方形の箱を私に手渡してきた。
「リア、私たちからのプレゼントだよ。」
え、プレゼント?誕生日でもないけど… お母様とお兄様もニコニコしてるし、なんだろう?と茫然としていたら
『お姉様!私に代わってくださいませ!』
うわ!びっくりした… マグノリアから入れ替わりをお願いされた。言われるの久しぶりすぎて迫力に驚いてしまった。やっぱり家族からのプレゼントは直接受け取りたいよね~
私は精神世界からマグノリアとその家族を見守っておこう!
「お父様、お母様、お兄様!ありがとうございます!開けてみてもよろしいでしょうか??」
マグノリアさん、本当に嬉しそうだね?
視界が共有されているのでマグノリアの姿は見れないけど瞳が輝くのが想像できるくらい嬉しそうな声色だよ!
「ああ、もちろんだよ。開けてみなさい。」
マグノリアがお父様から手渡されたプレゼントのリボンを解いて開けてみる。すると、そこには中央の宝石部分には何もはまっていない綺麗なペンダントが入っていた。そう、デザインとしてはお兄様と行った宝飾品店で私が気に入ったようなもので、色や装飾があの時見たものよりも落ち着いていて、普段使いしやすいように変わったくらい。
「これはもしかして…?」
「そうだ。リアが欲しがっていた、精霊王の封印石を身につけるためのものだ。遅くなってしまってすまないね…」
「いえ!綺麗でとても嬉しいです!もしかして、お兄様と城下町に降りたのはそのためだったのですか??」
「あはは、やっぱり気づかれてたか~。そう、あの時宝飾品店に行ったのは、リアに似合いそうなものが無いか下見も兼ねていたんだ。内緒にしててごめんね?」
「お兄様もありがとうございます!あのお店で私が気になっていたデザインと同じですね!早速、封印石を入れてみてもいいでしょうか?」
「ええ、私もそのペンダントをつけたリアが見たいわね!(リアだけでなく私もその話知らなかったんだけどね… 私も一緒に選びたかったのに…)」
最後、お母様が寂しそうにぼそっと呟いた気がしたけど、マグノリアは気づいてなさそう…
あ、お父様はそんなお母様を見て笑ってるわね、なにか企んでいるのか…?
マグノリアはみんなの許可が出たので、首にかけていた小さな袋から精霊王の封印石を取り出す。そして、ペンダントのトップに封印石を近づけていく。すると封印石が吸い込まれるようにペンダントトップにはまった。
え、押し込むんだろうなって思ってたのに想像と違う!! ペンダントって自動で石を吸い込むような機能とかあったんだね! って…あるわけないよ、言っただけだよ!!
マグノリアは普通にしてるから、これが異世界クオリティってことなんだろうけど、指輪のサイズが持ち主に合わせて縮むのは聞いたことあるけど、さすがに宝石を吸い込むのは聞いたこと無かったわ… 意外なところにも魔法が使われてるみたいで勉強になるなぁ…
「リア、つけてみましょう!」
「ああ、はやくリアがつけたところが見たい。」
ペンダントのことについて思いを馳せていたら、周囲からのキラキラとした視線とともに着けるように急かされていて、それに応えるようにマグノリアが首元につける。
すると一瞬ペンダントに魔力が流れ、マグノリアから驚きが伝わってくる。マグノリアの雰囲気から考えてみると、ペンダントに魔力が流れることは普通ではないらしい。
「気づいたみたいだね? そうだ、リアのペンダントの内部には守護の魔法陣が刻んである。だから、何があってもリアのことを守ってくれるだろう。」
「父上、もしかして…」
「ああ、オリバーが考えているものであっている。その魔法陣は王家に代々伝わっている守護の陣だ。大事な娘を守るためにはこのくらいは必要だと思ってな。」
「あなた、さすがだわ!でも、王家の魔法陣をどうやって?」
「それはだな、リアには言っていなかったんだが精霊王の件を国王にも話したんだ。この世界に関わることだったし、私にできることは限られていたからな… リアに相談せずに勝手に判断してすまない… そして、リアがいないと危険だということを説明して、そのペンダントに守護の陣を刻んでもらったんだ。」
「大丈夫です、お父様に話す話さないはお任せしますわ! ですが、気遣っていただきありがとうごさいます。
この魔法陣は、お父様のおかげで刻んで頂けたんですね… 国王様に何も言われていませんか?」
「任せてくれてありがとうな。リアの心配は大丈夫だ、国王とは友達であり、学園の頃は側近もしていたからな。って、その話はしたことなかったか?」
「「初めて聞きましたよ(わ)!」」
「ふふふ、そんな時もあったわね…。あの頃のお父様はね…」
「ヘザー、程々にしておいてくれ…!」
私もお父様と国王様が友達とか知らなかったよ!! お兄様も聞いたこと無かったみたいだし、忘れてるわけではなくてよかった。
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