上 下
7 / 43
本編

4

しおりを挟む
 それから1ヶ月間、パーティーで役職を分担したりしてそれぞれスキルを増やして磨いた。
 もちろん街の外には森もあったので、そこではモンスターを倒してレベルアップもした!

 ちなみに俺らの分担はこんな感じ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
▶︎パーティーメンバー

リーダー:リョウスケ(剣士)
サブリーダー
 ・アキラ(槍使い)
 ・ハルカ(弓使い、ヒーラー)
メンバー
 ・ユウヤ(魔法剣士)
 ・ジュンヤ(タンク)
 ・レイナ(魔法使い)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 簡単に言えばこうだけど、全員魔法も使えるようにした。だって魔法とかロマンがあるからね!
 まぁとりあえず、初めに武器を決めて鍛えながら、魔法も練習したって感じかな??

 例外と言えばレイナで、運動音痴すぎて武器が使えなかったから魔法一本を極めてた。
 本人も魔法が使えることに喜んでたし、別に除け者にしたとかじゃないからな!?適材適所!!

 俺とハルカは魔法と武器どっちもっで大変そうなイメージあるかもしれないけど、高校の時の部活が俺は剣道。ハルカは弓道してたからスキル取得も早くて結果的にこうなった。
 こういうとき、部活のありがたみを感じるよなぁ。

 それに、ほかのメンバーもやろうと思えばどっちも使えるんだけど魔力量の問題で却下になったというのもある!前衛と中衛、特に前衛なんかは常時無属性魔法で肉体強化する必要があるから、魔力を無駄遣いできなかったんだよね。
 俺とハルカはほかのメンバーより早く魔法に力を入れたからか、何故か魔力量の上昇も高くてこんな振り分けになった。

 そして、スキル取得したあとは森のモンスターに挑んでレベル上げした。
 そんな森にいたのはよくゲームで出てくるようなスライムとかゴブリン、オークやオーガみたいなやつくらい。初めはゴブリンとかにも苦戦したけどレベルが上がるにつれてパーティーで連携すればオーガも普通に倒せるようになった。
 だいぶ戦闘に慣れてきたし、成長したよなぁ。

 それと、パーティーメンバーのレベルは、俺も含めて60ちょっとまで上がった!ここまで来たら70とかMAXだろう100を目指したかったけどタイムアップだった…
 残念だけど、これでも初めの頃なら考えられないくらいの進歩だよな!ポジティブに考えよう!


 あー、ステータスについてはおいおい分かるということで…

 えっと、そんな感じで俺たちのパーティーは1ヶ月を過した。正確に言うと、今日は予定の日の1日前なんだけどね。

 あと、気づいたことなんだけど。この街には俺たちクラスメート以外に人間が居ないんだ。
 店とかはあるんだけど居るのはロボットばっかり。
 綺麗なお姉さんとかもいないからもしこのゲームが本当にあったりしても人気でないだろうなって思ったりもした。
 目の保養がないっていうかな?こんなこと言ったら女子に殺されるから言えないけど!
 ちゃんと空気は読める男なんです!たぶん…

 それと、今更かな??一緒に転移してきた他のクラスメートも俺たちみたいにそれぞれパーティー組んでやってたよ。
 俺たち世代って異世界ジャンルはもう定番だし、馴染をやすいというのもあるのかも?取り乱してるやつとかも見た覚えないし。
 もしかしたら俺が気づいてないだけ、なこともあるかもしれないけど…?見えてないものは無いと同じだよね?


 それで、今日はクラスメイト全員集まって晩御飯を食べることに決まった。
 だって今日は最終日で明日から何があるかとか全然情報ないから。

 別に最後の晩餐だとかは思ってないけど、万が一もあるかもしれないからってことでそうなった。
 フラグになりませんようにー!


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

振り返りだけになってしまったー!
会話もなく、ズビバゼン(´TωT`)
しおりを挟む

処理中です...