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結城家の兄弟達
第七話
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「それにしても、塔哉の制服姿は本当に可愛いかったなぁ」
春臣のちょっと親父くさい言葉に、兄弟全員が納得したように頷く。
「だよな。ちょっとサイズが大きくて着慣れてない感じが初々しくていいよな」
「でも俺としては、あの真新しい制服の中身が気になるところだな」
「はぁぁ???」
一瞬の沈黙の後、爆弾発言をした響吾に、全員の視線が集まる。
「何、驚いてんの?みんな心の中ではそう思ってんだろ?」
飄々とした態度で、響吾は当たり前のように言う。
たとえ、そうだとしても遠慮ってもんがあるだろ!!と内心他の兄弟達は思った……。
「なんで、俺だけそんな変人を見るような目で見るわけ?暁、お前だって、朝のアレわざとだろ?」
「……なんのこと?」
にこっと暁は無邪気な笑みを浮かべて、首を傾げた。
「塔哉をわざと誘っただろ?」
「……」
―瞬、周りの空気が下がった。
暁は絶対に塔哉には見せないような冷たい笑みを浮かべる。
「まぁ、仮にそうだとしても、兄貴達には邪魔はさせないよ。まぁ、塔哉は俺を意識してたから、一番分がいいのは俺だろうけどね。本当に今日の塔哉は真っ赤になって可愛いかったなぁ~」
暁は塔哉のことを語る時だけは、一転して蕩けるような笑みを浮かべた。
「……お前、本当に塔哉以外には容赦ないな」
(綺麗な顔して、コイツが一番くえないな)
微かなため息が、ダイニング中に広がった。
「あれ?兄ちゃん達、どうしたの?」
支度が終わって、ダイニングに入ると、妙な沈黙が流れていた。
「別に何もないよ」
暁ちゃんが優しい笑みを浮かべて、僕を手まねいてくれる。
なんか変な空気を感じたけど、暁ちゃんがいつもと変わらないから気のせいかもと思い直した。
「それじゃ、俺先に行くから。塔哉は兄貴達とゆっくりおいで」
「うん。いってらっしゃい」
暁ちゃんは慌ただしく、出掛けていった。
今日は入学式かぁ。なんか緊張してきたな、僕。
春臣のちょっと親父くさい言葉に、兄弟全員が納得したように頷く。
「だよな。ちょっとサイズが大きくて着慣れてない感じが初々しくていいよな」
「でも俺としては、あの真新しい制服の中身が気になるところだな」
「はぁぁ???」
一瞬の沈黙の後、爆弾発言をした響吾に、全員の視線が集まる。
「何、驚いてんの?みんな心の中ではそう思ってんだろ?」
飄々とした態度で、響吾は当たり前のように言う。
たとえ、そうだとしても遠慮ってもんがあるだろ!!と内心他の兄弟達は思った……。
「なんで、俺だけそんな変人を見るような目で見るわけ?暁、お前だって、朝のアレわざとだろ?」
「……なんのこと?」
にこっと暁は無邪気な笑みを浮かべて、首を傾げた。
「塔哉をわざと誘っただろ?」
「……」
―瞬、周りの空気が下がった。
暁は絶対に塔哉には見せないような冷たい笑みを浮かべる。
「まぁ、仮にそうだとしても、兄貴達には邪魔はさせないよ。まぁ、塔哉は俺を意識してたから、一番分がいいのは俺だろうけどね。本当に今日の塔哉は真っ赤になって可愛いかったなぁ~」
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