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入学式は大波乱!
第七話
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「……なんか、無防備すぎるのも、アレだな……」
ボソッと雄哉が独りごちる。
「無防備?」
自分では自覚が無いけど、人から見ると僕って抜けているように見えるんだろうか?
「塔哉、悪いことは言わないから、なるべく休み時間は一人で行動するなよ」
思いの他、真剣な顔で見つめられて、僕は雄哉から目が逸らせなくなる。
「どうして?」
不思議に思って訊くと、雄哉は一瞬戸惑いを見せたが、次の瞬間には意地の悪い笑みを浮かべた。
「だって、お前方向音痴だろ?放っておいたら、どこに行くかわからないじゃないか」
(確かに……。そうでした!!)
でも、そんなことデカイ声で言わないでよ!!
みんな振り向くじゃん!!
こういう時に、雄哉は僕の従兄弟なんだな、ということを実感する。
(だって、兄ちゃん達と感覚が似てるもん……)
兄ちゃん達だけでも大変なのに、更に人々に話題を提供するヤツが増えたら、僕はどうしていいのかわからないよ。
ため息を吐こうとした僕は、雄哉の顔を見てあることに気付いた。
(ん……?そういえば、戒兄ちゃんが言ってた助っ人って……)
「雄哉、もしかして戒兄ちゃんに、僕の面倒を見てって頼まれた?」
「ああ、自分達は塔哉とずっといられるわけじゃないから、同じ学年の俺にフォローしてくれって」
その心遣いが嬉しくて、僕は思わず、涙ぐみそうになった。
普段はちょっと行き過ぎた兄ちゃん達なんだけど、なんだかんだ言っても、僕を大事にしてくれるんだよね。
ボソッと雄哉が独りごちる。
「無防備?」
自分では自覚が無いけど、人から見ると僕って抜けているように見えるんだろうか?
「塔哉、悪いことは言わないから、なるべく休み時間は一人で行動するなよ」
思いの他、真剣な顔で見つめられて、僕は雄哉から目が逸らせなくなる。
「どうして?」
不思議に思って訊くと、雄哉は一瞬戸惑いを見せたが、次の瞬間には意地の悪い笑みを浮かべた。
「だって、お前方向音痴だろ?放っておいたら、どこに行くかわからないじゃないか」
(確かに……。そうでした!!)
でも、そんなことデカイ声で言わないでよ!!
みんな振り向くじゃん!!
こういう時に、雄哉は僕の従兄弟なんだな、ということを実感する。
(だって、兄ちゃん達と感覚が似てるもん……)
兄ちゃん達だけでも大変なのに、更に人々に話題を提供するヤツが増えたら、僕はどうしていいのかわからないよ。
ため息を吐こうとした僕は、雄哉の顔を見てあることに気付いた。
(ん……?そういえば、戒兄ちゃんが言ってた助っ人って……)
「雄哉、もしかして戒兄ちゃんに、僕の面倒を見てって頼まれた?」
「ああ、自分達は塔哉とずっといられるわけじゃないから、同じ学年の俺にフォローしてくれって」
その心遣いが嬉しくて、僕は思わず、涙ぐみそうになった。
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