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莉子の巻18 さよなら莉子
しおりを挟む「莉子、便器の上にM字開脚で座るんだ」
莉子はそれに応じる。
そして上から入れば下から出るのが道理だ。
莉子は菊門の栓を激しく押し出し、黄金色の物体を絞り出していく。
ものすごい量の黄金だ。
莉子は恥ずかしがってイヤイヤをしながら
「ご主人様、見ないでー見ないでー」
と哀願している。
「莉子、よーく見えるぞ。お前が黄金を垂れ流しているのが、恥ずかしいか」
「ご主人様、恥ずかしい~」
恥ずかしいと言いつつ恍惚の表情を浮かべている。
そして今度は聖水をも勢いよく飛び散らしていく。
M字開脚ゆえに聖水が放出される穴までクッキリ丸見えだ。
莉子の全てを堪能した僕は満足感で一杯だった。
莉子もそうであろう。
僕は丁寧に莉子のケツを拭いてやり、服を着させてやった。
莉子も僕の気持ちが分かっているはずだ。
そうして僕らはミッドランドスクエアを後にして地下街を通って名古屋駅に向かった。
帰りの電車の車内では2人とも疲れて、立ちながら支え合うように眠っていた。
電車のアナウンスが次は甚目寺、甚目寺と、
僕達を眠りから揺り起こす。
「莉子、降りなきゃ、次で降りるよ」
莉子を揺り起こし甚目寺駅のホームに降り立つ。
フラフラの莉子は僕の腕につかまりながらかろうじて歩く。
僕は長かった1日を振り返りながら一歩一歩を踏みしめていく。
もう少しで莉子の家だ。
僕は最後にやらなければならない事を思い出した。
莉子に告白せねば、僕は莉子を支えながら莉子の正面に立った。
何度となくチャンスがあったにもかかわらず出来なかった告白をするぞ。
ドキドキしながら
「莉子、ずっと前から君が好きだったんだ
僕と付き合って下さい」
12年も言えなかった言葉がやっと言えた。
莉子は寝ぼけ眼でこう言った。
「ごめんねー、私、付き合っている大学生の彼氏がいるの。こーちゃんとは遊びなの」
しばらく間を置いて
「今日は楽しかった。でも遊びは一回限りね」
「なんでーー!!」
僕の思考回路は超高速で莉子との1日を振り返っていく。
あんな事やこんな事をしたしたくせに彼氏がいるだとー
しかし莉子の考えが変わらない限り、僕は彼氏になれない。
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そこでハッと告白してくれた恵の事を思い出した。
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