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ワケアリハウス
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「こちらです」
そう言って連れてこられたのは、小さな赤い屋根の家だった。良くも悪くも普通の家で、連れてこられなかったらそこがそうだとは気が付かなかっただろう。
「あ、ニアが帰ってきた!」
「ニア姉さんおかえりなさい!」
「ねぇねだ!」
「お、帰ってきたか……っと、お客さん?」
この少女――ニアの声に反応して四人の子どもたちが家から出てくる。全員ニアより年下のようで、色んな種族の子どもが集まっているようだった。
「俺はエイチ。こっちはトーヤ先生。宿を探していたところに彼女が来てね」
「困ってるみたいだったし、この人たちなら……」
ふっとニアの表情に影がさす。え、何かワケアリ?人族じゃない子もいるから薄々はそうなんじゃないかと思っちゃいたけど……、一応自分自身の力で人族に変身できてるから大丈夫かと思っていた。それに、ニアのこの人たちならってどういうことだろう。俺たち有名でもないしそう言える根拠を何一つ持っていないんだよなぁ。この世界に来たばかりだし。
「……美味しいご飯を知っているんじゃないかって!」
「え?」
「ん?」
おっと……予想外だ。
「どういうこと?」
「えっと、この子達の味覚は少し特殊で……なかなか口に合うものがなくて、エイチさんとトーヤさんなら知ってるかもと……直感で」
この世界で人族じゃないってなると、自ずと魔族って分類になる。そして、魔族は多種多様で魔族の中で更に細分化されている種によって感じ方や好むものがずいぶんと違う。有名どこだと、血族という種はブラッドティーというお茶をずいぶんと甘く感じ、好む。しかし骨族という種にとっては酸っぱく感じてあまり好まれていない。ニアは人族だから味覚が人族のものでどうしてもこの子達とずれてしまうんだろう。魔族にとって人族の食事は不味くはないが美味しくもないものばかりだから。たしかいくつか例外はあったはず。
「あはは、直感か。面白い」
「それで、ニアさんはどうして欲しいの?」
「なにか情報をいただけないかなーと。できるのなら作ってほしかったりするんですけど、お二人はお客さんなので」
「トーヤ先生、ジンジャークッキー作れますか?」
「レシピだけは……俺、不器用で」
ジンジャークッキーはあの人たち含め、多くの魔族が好んでいた。数撃ちゃ当たるけど、はじめは広範囲に該当するものを選ばないと。ニアさんたちが変な人じゃないっていうのは先生のスキルで証明されているし、困っている人をスルーするのはあまり気持ちのいいことじゃない。
「それだけあれば十分なはず……ニアさん、この家にショ…ジジャあるかな?それを使ったクッキーなんだけど……」
「ありますよ」
「それなら、ジジャクッキーがつくれる。どうだろう」
「ぜひ!えーっと、まずどうしたらっ……!」
「ねぇね!トーヤ先生が教えてくれるの?」
「ティニア……!」
一番ちびっこの全体的に色素が薄い子はティニアというらしい。ボブに揃えた白い髪を大きく揺らしてトーヤ先生の服の裾を掴んではしゃいでいる。ニアが注意するもやめる気はないらしい。先生も懐かれて嫌な顔はしてないからまあいいか。
「一緒に作るか?……ニアさんが良ければだが」
「大丈夫ですよ」
「やったぁ!スイもユランもイーラも一緒!あのね、こっち!トーヤ先生行こ!」
ティアナを先頭に子どもたちはあっという間に先生を家の中に連れ込んでしまった。
「うちの子たちがすいません」
「トーヤ先生も満更でもないみたいだし、構わないよ。あっと、銅貨四枚だっけ」
確かそれくらいなら前に来たときの分が残っ……てた。よかったよかった。そして取り出した八枚をニアの手にしっかりと渡す。
「四枚多いですよ?」
「二日分いい?ここに来たばかりでやることが多くて」
「はい!じゃあ、銅貨八枚しっかりと!」
一人四枚かと思っていたけど、二人で四枚だったんだね。え、安すぎだよね。一人四枚でも格安だってのに赤字にならないかな。
「二日間よろしく」
その後は先生主導によるジジャクッキーづくりを行い、嬉しいことに四人ともの口にあったようでひと安心。ジジャクッキーが大丈夫なら、ジジャを使った他の料理も美味しく感じる可能性が高い。そのことをニアに伝えて夜ご飯を頂いて一日は終了となった。先生もなれない世界に疲れていたみたいで、ベットに入ったらのび太くんと競う勢いで寝てしまった。
翌朝、まだ日が昇らない時刻のことだった。それほど寝る時間を必要としない俺は早くに起きていた。これからの細かい予定を練ろうとしたとき、部屋の外からカタリと小さな物音がした。
「誰か、いるのか?」
「あっ……!」
「ユラン?その背中、もしかして」
扉の外にいたのはユランだった。鷲のような立派な羽を広げていた。この特徴からすると、翼族かな。
「あ、えっと、その……!」
「立派な翼だよね。久しぶりに見たよ」
「え、え、え?久しぶり……?」
「君、翼族かな。人族に紛れるの大変でしょ?」
これアウト?俺人族設定だったらアウトだよね、これ。翼を見て驚かないどころか立派だと褒めて、久しぶりとか言っちゃって。怪しいやつじゃないか。
「エイチさん、貴方、もしかして……」
俺も魔族なのか。
「魔族じゃないよ。人族でもないけど」
「……?」
「でも、魔族寄りかな」
あの人たちは魔族だったし、人族は人族でこの世界の神しか信じてない。当たり前っちゃ当たり前だけど、それなら魔族の方に肩入れするよね。それに、今回クラス転移ハブったの人族の召喚だしさ!召喚するならするでハブるなよ!
「魔族でも人族でもないなら一体……」
「神さま」
「神さま……?」
「そう。この世界のじゃないし、そこまで強いわけでもないんだけど神さまだ」
神さま名乗っても怪しいことには変わりなかった。ユランが訝しんでいる。けど、魔族って嘘はつきたくないしなー。
「そんな簡単に言ってよかったの?」
「まあ。だって、俺だけ知っているのはフェアじゃない」
「変な人……」
「そうか?」
自分ではよくわからないな。
「じゃあ、トーヤ先生も神さま?」
「違うよ。先生は人族にはいるのかな。先生は俺と一緒にこの世界に来たから、厳密に言えば人族じゃない」
「なんで二人はこの世界に来たの?」
ユランは先生のことを聞いた頃から目を輝かせていた。先生大好きかよ。
「んー……俺の世界の子たちがこの世界に誘拐されちゃったから、お家に返してあげないとなんだよ」
「できるの?」
「うん」
ユランの瞳がゆらりと揺れた。
「じゃ、じゃあ!……魔族の、あちら側に僕らを帰すことってできる……?」
意を決したようにユランが俺に聞いてきたのはこんなことだった。もしかして、ユランたちあちら側から誘拐されちゃった……?え、案件?
そう言って連れてこられたのは、小さな赤い屋根の家だった。良くも悪くも普通の家で、連れてこられなかったらそこがそうだとは気が付かなかっただろう。
「あ、ニアが帰ってきた!」
「ニア姉さんおかえりなさい!」
「ねぇねだ!」
「お、帰ってきたか……っと、お客さん?」
この少女――ニアの声に反応して四人の子どもたちが家から出てくる。全員ニアより年下のようで、色んな種族の子どもが集まっているようだった。
「俺はエイチ。こっちはトーヤ先生。宿を探していたところに彼女が来てね」
「困ってるみたいだったし、この人たちなら……」
ふっとニアの表情に影がさす。え、何かワケアリ?人族じゃない子もいるから薄々はそうなんじゃないかと思っちゃいたけど……、一応自分自身の力で人族に変身できてるから大丈夫かと思っていた。それに、ニアのこの人たちならってどういうことだろう。俺たち有名でもないしそう言える根拠を何一つ持っていないんだよなぁ。この世界に来たばかりだし。
「……美味しいご飯を知っているんじゃないかって!」
「え?」
「ん?」
おっと……予想外だ。
「どういうこと?」
「えっと、この子達の味覚は少し特殊で……なかなか口に合うものがなくて、エイチさんとトーヤさんなら知ってるかもと……直感で」
この世界で人族じゃないってなると、自ずと魔族って分類になる。そして、魔族は多種多様で魔族の中で更に細分化されている種によって感じ方や好むものがずいぶんと違う。有名どこだと、血族という種はブラッドティーというお茶をずいぶんと甘く感じ、好む。しかし骨族という種にとっては酸っぱく感じてあまり好まれていない。ニアは人族だから味覚が人族のものでどうしてもこの子達とずれてしまうんだろう。魔族にとって人族の食事は不味くはないが美味しくもないものばかりだから。たしかいくつか例外はあったはず。
「あはは、直感か。面白い」
「それで、ニアさんはどうして欲しいの?」
「なにか情報をいただけないかなーと。できるのなら作ってほしかったりするんですけど、お二人はお客さんなので」
「トーヤ先生、ジンジャークッキー作れますか?」
「レシピだけは……俺、不器用で」
ジンジャークッキーはあの人たち含め、多くの魔族が好んでいた。数撃ちゃ当たるけど、はじめは広範囲に該当するものを選ばないと。ニアさんたちが変な人じゃないっていうのは先生のスキルで証明されているし、困っている人をスルーするのはあまり気持ちのいいことじゃない。
「それだけあれば十分なはず……ニアさん、この家にショ…ジジャあるかな?それを使ったクッキーなんだけど……」
「ありますよ」
「それなら、ジジャクッキーがつくれる。どうだろう」
「ぜひ!えーっと、まずどうしたらっ……!」
「ねぇね!トーヤ先生が教えてくれるの?」
「ティニア……!」
一番ちびっこの全体的に色素が薄い子はティニアというらしい。ボブに揃えた白い髪を大きく揺らしてトーヤ先生の服の裾を掴んではしゃいでいる。ニアが注意するもやめる気はないらしい。先生も懐かれて嫌な顔はしてないからまあいいか。
「一緒に作るか?……ニアさんが良ければだが」
「大丈夫ですよ」
「やったぁ!スイもユランもイーラも一緒!あのね、こっち!トーヤ先生行こ!」
ティアナを先頭に子どもたちはあっという間に先生を家の中に連れ込んでしまった。
「うちの子たちがすいません」
「トーヤ先生も満更でもないみたいだし、構わないよ。あっと、銅貨四枚だっけ」
確かそれくらいなら前に来たときの分が残っ……てた。よかったよかった。そして取り出した八枚をニアの手にしっかりと渡す。
「四枚多いですよ?」
「二日分いい?ここに来たばかりでやることが多くて」
「はい!じゃあ、銅貨八枚しっかりと!」
一人四枚かと思っていたけど、二人で四枚だったんだね。え、安すぎだよね。一人四枚でも格安だってのに赤字にならないかな。
「二日間よろしく」
その後は先生主導によるジジャクッキーづくりを行い、嬉しいことに四人ともの口にあったようでひと安心。ジジャクッキーが大丈夫なら、ジジャを使った他の料理も美味しく感じる可能性が高い。そのことをニアに伝えて夜ご飯を頂いて一日は終了となった。先生もなれない世界に疲れていたみたいで、ベットに入ったらのび太くんと競う勢いで寝てしまった。
翌朝、まだ日が昇らない時刻のことだった。それほど寝る時間を必要としない俺は早くに起きていた。これからの細かい予定を練ろうとしたとき、部屋の外からカタリと小さな物音がした。
「誰か、いるのか?」
「あっ……!」
「ユラン?その背中、もしかして」
扉の外にいたのはユランだった。鷲のような立派な羽を広げていた。この特徴からすると、翼族かな。
「あ、えっと、その……!」
「立派な翼だよね。久しぶりに見たよ」
「え、え、え?久しぶり……?」
「君、翼族かな。人族に紛れるの大変でしょ?」
これアウト?俺人族設定だったらアウトだよね、これ。翼を見て驚かないどころか立派だと褒めて、久しぶりとか言っちゃって。怪しいやつじゃないか。
「エイチさん、貴方、もしかして……」
俺も魔族なのか。
「魔族じゃないよ。人族でもないけど」
「……?」
「でも、魔族寄りかな」
あの人たちは魔族だったし、人族は人族でこの世界の神しか信じてない。当たり前っちゃ当たり前だけど、それなら魔族の方に肩入れするよね。それに、今回クラス転移ハブったの人族の召喚だしさ!召喚するならするでハブるなよ!
「魔族でも人族でもないなら一体……」
「神さま」
「神さま……?」
「そう。この世界のじゃないし、そこまで強いわけでもないんだけど神さまだ」
神さま名乗っても怪しいことには変わりなかった。ユランが訝しんでいる。けど、魔族って嘘はつきたくないしなー。
「そんな簡単に言ってよかったの?」
「まあ。だって、俺だけ知っているのはフェアじゃない」
「変な人……」
「そうか?」
自分ではよくわからないな。
「じゃあ、トーヤ先生も神さま?」
「違うよ。先生は人族にはいるのかな。先生は俺と一緒にこの世界に来たから、厳密に言えば人族じゃない」
「なんで二人はこの世界に来たの?」
ユランは先生のことを聞いた頃から目を輝かせていた。先生大好きかよ。
「んー……俺の世界の子たちがこの世界に誘拐されちゃったから、お家に返してあげないとなんだよ」
「できるの?」
「うん」
ユランの瞳がゆらりと揺れた。
「じゃ、じゃあ!……魔族の、あちら側に僕らを帰すことってできる……?」
意を決したようにユランが俺に聞いてきたのはこんなことだった。もしかして、ユランたちあちら側から誘拐されちゃった……?え、案件?
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