真夜中マルチバース 【JK編】

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重力と社会格差が少しだけ大きい別宇宙

え、なんで施術室に入って来ちゃうの?

依子は施術室に入室すると、ベッドに上がってうつ伏せになり、尻にバスタオルを掛けて、先生の入室を待った。2回目の来訪だが慣れたものである。

すぐに先生が入って来た。依子が本日のお客さん第一号なのだろうか、先生は元気一杯、やる気に満ち溢れた様子である。

と、そこへ待合スペースにつながる方のドアが開き、依子の次に来院した40代半ばくらいの女性Aが入室してきた。依子はえっ、という表情で女性Aを見た。

「申しわげないです。待合の長イスが満席で…。施術室の中で待ってええですかね?」女性Aは媚びた感じのする申し訳なさそうな言い方で言った。
「どうぞ。」先生が言うので、依子もうつ伏せのまま軽くうなづいた。女性Aはよかった、という表情を浮かべて、壁際の丸イス、よく診察室にあるネズミ色の背もたれのないやつ、にそっと腰を下ろした。

壁際といっても、依子がうつ伏せにのっているベッドからはとても近い。丸イスから身を乗り出すようにして手を伸ばせば、依子の体に届くだろう。

先生は気に掛ける様子もなく、前回同様依子の頭側に立つと、肩のツボを両手の親指でグッ、グッと押し始めた。相変わらず完璧にツボに決まっていて、ものすごく気持ちがいい。

依子が施術を受ける様子を、丸イスに座った女性Aは、素朴な人特有の無遠慮さでじっと見ている。
「いつまでもじっと見ているつもりなのかしら」依子はちょっと困ってしまった。今はまだ普通のマッサージだからまあいいが、この後下半身のマッサージやナカのマッサージがあるからだ。

そうこうするうちに、上半身のマッサージと腰のマッサージは終わってしまった。さすがに他のお客さんが見ている前なので、例の脚の付け根のマッサージやナカのマッサージはないかと思っていたが、先生は全く気にしない様子だ。依子の右脚をたたむようにして体側たいそくに付け匍匐前進中のような格好をさせると、バスタオルの中に両手を差し入れてきて、両手でむんずと依子の右尻を鷲掴み、腿の方から揉み上げるように両手を動かし始めた。

だんだん手は脚の付け根の奥の方へと移動し、やがて先生の右手の小指が依子の女性器に当たるようになった。やがて先生の小指は、当たるというより女性器のワレメに沿ってピッタリと密着して前後にスライド運動するようになった。やがて小指の腹はワレメの中に完全に沈み込み、そのまま前後にスライド運動し始めた。

先生が激しく手を動かすと、濡れた女性器が先生の指の動きに合わせてピチャッ、チャッ、チャッと音を立てた。静かな施術室なので丸イスに座っている女性Aにも聞こえているはずだ。

依子は声を出さないよう必死に我慢した。声を出したら女性Aに軽蔑されるのではないかと怖かったからだ。脚の付け根マッサージはしばらく続いて終わった。

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