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ネット通販もドラッグストアも無い別宇宙
サンプル
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そこには下半身を脱ぎ、勃起した男性器を隆々とそそり立たせている佐藤が立っていた。男性器にはヤマケイのXLサイズが装着されている。
「俺XLなんで、時々サンプルとして製品紹介に使ってるんですよ。XLないと、ウチの会社は一級家族計画士取れないんで。」佐藤は少し誇らしげだ。XLサイズであることを誇っているのか、それとも一級を誇っているのか。
「ちょっと触ってみてください。」佐藤は言った。
「え、でも…。」美玲が当惑して固まっていると、佐藤が美玲の右手を取り、自分の男性器に導いて触れさせた。
「大丈夫だから。ゴム越しだから。他の男の男性器を触ったことにはならないから。ヤマケイの製品に触ってるだけだから。ガラス越しにキスするやつあるでしょ。おんなじ、おんなじ。」
佐藤に謎理論を展開され、美玲はそんなものかと男性器を撫ぜた。
「ピッチピチにフィットしてるでしょ?」佐藤が聞いた。
「そうですね、はい。」美玲は答えた。
「ヤマケイの製品だからね。伸びが良くてシワやスキマができにくいんです。ただっ」佐藤は一呼吸置いて続けた。「実は俺がXLじゃなくて本当はXL+だからってのもあるんですけどね。」佐藤は少し自慢げだ。
「だからピッチピチ。あと根元がほんの少しだけ長さ足りてないでしょ。」
佐藤に言われて見てみると、確かに根元は少し身が出ている。
「そこに触らなきゃ、他の男のアレ触ったことにはなりませんから。ゴム触ってるだけですから。」佐藤は先ほどの謎理論を繰り返した。
「フィットのいい製品なんで、ずれませんよ。確認して見てください。」
佐藤にリードされ、美玲は男性器を軽く握っているその手を、ゆっくりシコーッ、シコーッと動かされた。
「確かにずれませんね。」美玲は言った。
「いい製品でしょ。」佐藤が繰り返した。
気がついたら、コンドームが装着されているとはいえ佐藤の男性器を、手でシコシコさせられている。
「このままで済むのかしら…」美玲は不安になり、同時に女性器がキュンとなるのを感じた。
が、驚いたことに佐藤は、その後コンドームを外して男性器をしまった。特にこれ以上何かするつもりはないらしい。
「杞憂だったかしら…。」
インタビューと製品サンプルのデモを終えた佐藤は、今月分の伝票を記入し、営業カバンとは別のもう一つの大きなバッグから45個分のMサイズ商品を取り出し、テーブルの上に置いた。美玲は財布から現金を取り出して代金を支払い、商品を受け取った。
「毎度ありがとうございます。ではまた月末に伺いますね。」佐藤は売り上げが立ち上機嫌だ。
佐藤が帰った後、美玲はテーブルの上に積み上げられた今月分のコンドームを見ながらぼんやりした。
「そういえば、あたしの夫ってどんな人だったっけ?」どうしても思い出すことはできなかった。
「いま急に思い出したけど、昨日から長期単身赴任に出かけたような気がしてきた…。」
美玲は未来人により、自分が本来いるべき基本宇宙からこの別宇宙に送り込まれてきた身であることを段々思い出した。
美玲の体は本体ではなく、シスターズと呼ばれる一種のクローン体だが、そこに意識や魂はなく、美玲本体の意識をインストールされている。ただし別宇宙に潜入させるため、周囲の記憶と、美玲自身の記憶は適宜改竄される。
「夫って実在するのかな…。」美玲はそんなことを考えた。
「俺XLなんで、時々サンプルとして製品紹介に使ってるんですよ。XLないと、ウチの会社は一級家族計画士取れないんで。」佐藤は少し誇らしげだ。XLサイズであることを誇っているのか、それとも一級を誇っているのか。
「ちょっと触ってみてください。」佐藤は言った。
「え、でも…。」美玲が当惑して固まっていると、佐藤が美玲の右手を取り、自分の男性器に導いて触れさせた。
「大丈夫だから。ゴム越しだから。他の男の男性器を触ったことにはならないから。ヤマケイの製品に触ってるだけだから。ガラス越しにキスするやつあるでしょ。おんなじ、おんなじ。」
佐藤に謎理論を展開され、美玲はそんなものかと男性器を撫ぜた。
「ピッチピチにフィットしてるでしょ?」佐藤が聞いた。
「そうですね、はい。」美玲は答えた。
「ヤマケイの製品だからね。伸びが良くてシワやスキマができにくいんです。ただっ」佐藤は一呼吸置いて続けた。「実は俺がXLじゃなくて本当はXL+だからってのもあるんですけどね。」佐藤は少し自慢げだ。
「だからピッチピチ。あと根元がほんの少しだけ長さ足りてないでしょ。」
佐藤に言われて見てみると、確かに根元は少し身が出ている。
「そこに触らなきゃ、他の男のアレ触ったことにはなりませんから。ゴム触ってるだけですから。」佐藤は先ほどの謎理論を繰り返した。
「フィットのいい製品なんで、ずれませんよ。確認して見てください。」
佐藤にリードされ、美玲は男性器を軽く握っているその手を、ゆっくりシコーッ、シコーッと動かされた。
「確かにずれませんね。」美玲は言った。
「いい製品でしょ。」佐藤が繰り返した。
気がついたら、コンドームが装着されているとはいえ佐藤の男性器を、手でシコシコさせられている。
「このままで済むのかしら…」美玲は不安になり、同時に女性器がキュンとなるのを感じた。
が、驚いたことに佐藤は、その後コンドームを外して男性器をしまった。特にこれ以上何かするつもりはないらしい。
「杞憂だったかしら…。」
インタビューと製品サンプルのデモを終えた佐藤は、今月分の伝票を記入し、営業カバンとは別のもう一つの大きなバッグから45個分のMサイズ商品を取り出し、テーブルの上に置いた。美玲は財布から現金を取り出して代金を支払い、商品を受け取った。
「毎度ありがとうございます。ではまた月末に伺いますね。」佐藤は売り上げが立ち上機嫌だ。
佐藤が帰った後、美玲はテーブルの上に積み上げられた今月分のコンドームを見ながらぼんやりした。
「そういえば、あたしの夫ってどんな人だったっけ?」どうしても思い出すことはできなかった。
「いま急に思い出したけど、昨日から長期単身赴任に出かけたような気がしてきた…。」
美玲は未来人により、自分が本来いるべき基本宇宙からこの別宇宙に送り込まれてきた身であることを段々思い出した。
美玲の体は本体ではなく、シスターズと呼ばれる一種のクローン体だが、そこに意識や魂はなく、美玲本体の意識をインストールされている。ただし別宇宙に潜入させるため、周囲の記憶と、美玲自身の記憶は適宜改竄される。
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