弱小転移者の戦旅譚

ぶなしめじ

文字の大きさ
23 / 29
二章 孤独な少女の小さな願い

旅の始まり

しおりを挟む
 エルフィムから西へと1400km程にある王都アイクレルト。ここでは絶対的な国王家であるアイクレルト家の本拠地である。故に経済、行政、暮らしの面では他領を圧倒的に上回っている。

 その中心にあるのが初代国王が建設したアレイスター城である。豪華絢爛な城の王室では王座に座る現国王ウェスカー・ネストル・ルイ・アイクレルトが先日の悪魔襲撃事件の詳細をワインを飲みながら秘書から聞いていた。

 「以上が、今回の件の全てでございます」
 「へぇー。アムネルが敗れたんだ。あれを駆除できるのはもう少し後だと思ってたけど」

 ウェスカーは国王と言うにはまだ若めの18歳。ワックスで逆立てた金髪が特徴のチャラいイメージを植え付ける様なルックスだ。
 「で? 重要なのはその後だ。遺品や施設はどうした?」
 「現在、全てエール・ゼルヴィン卿が管理しております。・・・陛下のお言葉一つで全て回収出来ますがいかがなさいますか?」

 ウェスカーは少しワインを口に含み、考える。
 「大丈夫だろう。エール・ゼルヴィンってあの爺さんだろ? 気にする必要は無いさ」
 「はっ。 畏まりました」

 「それよりも気になるのはレクト・ユレガリアという人物だな。ベリアルとアムネルへの決め手はそのレクトなる人物らしいじゃないか。・・・と、俺が尋ねることは分かってたよね? 情報はある?」
 ウェスカーが秘書に尋ねると秘書は薄く笑い、首を横に振る。

 「最近の文書やSTNで情報を探りましたが、全くと言っていいほど出てきません」
 「仕方がないさ。俺が聞いた事がない程だ。そんな情報が簡単に出てくるほど世界は甘くない」

 そう言って再びワインを口にする。
 「以上かな? 十分インパクトがあったと思うが、もう1つくらい刺激的なニュースが欲しいね」

 それを聞いた秘書は少し困った顔をした。
 「それなら少し悪いニュースがございますが、いかがなさいますか?」
 「聞こうじゃないか。アムネルの一件はいいニュースなら次でチャラだね」

 「では言いますよ。・・・先週ですがレプテンダール周辺で黒死の疫龍王ブラックペスト・ドラゴンロードの存在が確認されたそうです」

 「・・・へー。なるほどね」
 そのニュースを聞いたウェスカーは薄暗く笑う。その笑みはまるで殺し屋が標的ターゲットが獲物にかかった時の様な笑みだ。

 「・・・陛下自身が動かれるのはよろしくないですよ。ただでさえフランデル帝国との停戦条約を破棄する予定なのですからここでもしもの事があれば・・・」
 「分かってるさ。だから俺が直接動くわけじゃない。・・・だが他のやつならいいんだろ?」

 ウェスカーは笑う。それは先程とは違い、何処か期待をかけた様な笑みだった。


~~~~~~~~~~~~~~~


 俺達がアムネルを倒し街が復興した後、アリスティアさんからの表彰や記者達からのインタビュー等があった。
 あの激闘からなんだかんだで既に三週間が過ぎていると考えると懐かしく感じるな。

 「それにしてもエリスの父さんはいい趣味してるな」
 ・・・決していかがわしい物ではなく、小説の事だ。特にこの世界独特の推理物が好きだ。

 「この世界の鑑識官は指紋の他にも魔力で捜査するというのが面白い」
 魔力は空間魔力と体内魔力の2種類あるのだとか。
 空間魔力は植物の光合成と同じ様な原理で生成されるため、どこにあっても大差はない。だが、体内魔力は空間魔力と血液と結合した時に自分のDNAに適合出来る様に変化する。

 「自分のDNAと適合する様に、だから誰かと同じという事はありえない。誰かがどんな魔法を使っても形跡が残るという訳か」
 なるほどなぁ。
 と、またしても地球との違いに驚いていると俺の部屋をノックする音が聞こえる。

 「おはようございます。朝ごはん出来てますよ~」
 「分かった。今行く」
 エリスの呼びかけに応じ、本を閉じて部屋を出る。
 一階に降りるとフワッと朝食のいい香りが漂ってくる。

 「おはよレクト!・・・悪いけどちょっと仕事に行ってくるわ」
 「おはようございますマリアさん。・・・そうですか。頑張ってください」
 ドタバタするマリアさんに挨拶を返し、朝食の席に着く。やがてマリアさんが家から出て行った。

 「そう言えばマリアさんってなんの仕事をしてるんだ?」
 「母さんは国家所属の魔法師です。仕事があれば国からの依頼があります。冒険者みたいなものです」
 ん? 違いが分からないな。

 「冒険者との違いって?」
 「冒険者の場合は依頼を選んでその報酬を貰うのですが、国家所属の魔法師は国から依頼が来るというものです。冒険者の場合は収入が安定しない事がありますが国家所属の魔法師の場合は毎月定額で報酬を貰えます」
 つまり、前の世界風に言うと仕事が似ている民間グループと公務員という事だな。

 「ただ、冒険者は好きな時に好きな所に行けるので自由度は高いです。国家所属だと他国に行くのが難しいです」
 そう聞くと結構違うんだな

 「あ! そうでした!」
 「ん?」
 エリスが何かを思い出した様だ。

 「今日、アディルさんが工房に来て欲しいとか言ってました。準備が出来たら馬車で行きましょう」
 「分かった。・・・今が9時だから15分後くらいには出たいな」
 アディルか。俺が渡したペンダントの解析が終わったのかな? ・・・まあ行ってみれば分かるか。

 「ご馳走様。さて、準備をするか」


~~~~~~~~~~~~~~~


 俺達が工房に着くとアディルの他にも別の来客があった。
 「こんにちは。私はアイクレルト冒険者組合エルフィム支部支部長のアイザック・バルクァンです。よろしくお願いします、レクトさん」

 青い髪と丸渕メガネの好青年はトレードマークである丸渕メガネのブリッジを上げてこちらへ握手を求めてくる。
 「よろしくお願いします。バルクァンさん」

 という事で俺も握手を返し、同じ席へと座る。
 「で? アディルが俺達を呼んだ理由はなんだ?」
 「それならアイザックに聞いた方が早いぜ。この件に関しちゃ俺はあんまし分かんねえからな」

 「という訳ですので私が説明させて頂きますね」
 バルクァンさんは事の顛末を話し始めた。
 「まず、率直に言いますとこれと同じ物を集めて欲しいのです」

 そう言って出したのは青い金属で出来た指輪だった。
 「正確にはこれと同種のものです。この魔道具にはある力があると言われています」

 魔道具・・・。本の中で出てきたが、魔法の道具の事らしい。
 「それってなんですか?」
 「それは・・・。詳しくは分かりませんが、世界を攻略するために必要だそうです」

 世界を・・・攻略する力か。
 「無論、私も信じてはいませんでしたが・・・アディルさんの持っている物を見るとそれに現実味が出てきました」
 アディルは小さな箱から俺が預けたペンダントを出す。

 「俺の特殊技能スキル『情報構築』はその物体のデータを読み取り、書き換えたり複製したりできるものだ。普通であれば・・・」
 アディルが近くにあった手袋を持ってくる。そして俺の前に置くと〈魔法画面〉マジックモニターが浮かび上がる。

 その中には奇妙な数字の羅列が書かれている。
 「これが内蔵されてる魔法の構造式。通称魔法式だ」
 アディルは〈魔法画面〉マジックモニターに触れると画面が飛び、アルファベットと数字を組み合わせたものが複数出てくる。

 「こっちが魔道具のプログラムだ・・・っと。まあ普通ならこんな感じで能力使えば出てくるんだがよ・・・」
 次にアディルは先程の指輪に触れ、〈魔法画面〉マジックモニターを開く。

 が、そこには画面が黒く揺れ、ザーという音しか鳴っていなかった。
 「やっぱりコッチもだな。お前が持っていたペンダントを覗こうとしてもこれが出てくるだけ。だから話を聞く限りこの指輪もって思ってな」

 「アムネルの言っていた事が本当なら世界の攻略する鍵ですからね~。簡単には見せてくれないでしょう」
 クソっ。こいつはいつでも呑気だな。なんだか羨ましくなってきたよ。

 「しかしこうして二つの鍵を見つけたのですから他にもあるかも知れないという事です。ですので貴方達に依頼しようと思いました。この『世界の攻略法』を集めて欲しいのです」

 バルクァンさんは丸渕メガネのブリッジを上げる動作をしてから言った。
 正直、何故俺なのかが分からない。だが、結局の所、これを集めるという予感はしていた。・・・正確言うと世界の攻略法を、だが。

 傍から見るとあのヒトラー大悪党の意志を継ぐと言う事だが、一人の人間の努力を無駄にはしたくないという想いの方が強いからな。

 「分かりました! 承ります!」
 俺はそう高々に宣言した。
 「・・・では私もやりますよ。レクトさんが行く所私有りです」
 どうやらエリスも乗り気らしい。

 「ありがとう。しかしすまないが、これは正式な依頼ではないから予算が出ないんだ」
 実費かよ。・・・いや、一応アムネル退治の報奨金は貰ってるんだ。問題無い。

 「それでは旅の準備を・・・」
 「おいおい。俺を仲間外れにしないでくれよ」
 そう言ったのは席に座っていたアディルだ。

 「そんな楽しい事に付き合えないなんて人生損してる様なもんだ。俺も行くぜ」
 「アディルも行くのか!? ・・・店はどうするんだよ?」
 俺がそう言うとアディルは奥にいたペテルを呼んできた。

 「おいペテル。明日からこの店はお前が仕切れ。・・・弟子を取るのも構わねえし、鉱物を好きに使ってもいい」
  その言葉にペテルは驚く。・・・当たり前だよな。
 「オ、オーナー!? 急にどうしました!? この工房を僕なんかにっ!?」

 「僕なんかに、じゃねえよ。お前は俺の下で色々やって来ただろ? それを見りゃ十分一人前のレベルだ。・・・それにお前にはお前にしか出来ない野望があるだろ?」
 アディルが真剣な目でペテルを説得する。それだけペテルへの想いが強かったのだろう。

 ペテルは最初のオドオドとした様子は無く、真剣に受け止めているようだ。
 「分かりました! これから僕がここを守っていきます!」
 「よく言った! これからここはお前の物だ! 好きに使え!」
 「はい!」

 と、ペテルの気合いが入った声でこの会談はお開きになったようだ。


~~~~~~~~~~~~~~~


 「ふーん。旅にねぇ」
 この日の夜。転移で帰ってきたマリアさんに事情を話した。
 「お願いします母さん。私は私の足で世界を見て来たいのです。」

 エリスがそう言うとマリアさんが俺を一瞥する。
 「レクト。やるなこの堅物の心を射止めるなんて」
 絆すって・・・。
 「ふみゃ!?」

 ん? 今の声はエリスか?
 「ち、違いますよ~」
 そう言うエリスの表情は真っ赤だ。戦闘中はあんなに惚れさせたのだから云々言ってたのにそれ以外だとこうなってしまうのか。

 「ハッハッハッ! いいねぇ! 初々しいよ。 分かった。行ってこい」
 「母さん・・・!」
 「但し、中途半端はダメだぞ!」
 「分かってますよ~。さて準備しましょうか」
 エリスは階段を駆け上がる。

ゴン!

 「うっ! 痛っ!」
 ・・・転んでしまった様だ。
 「はあ~」
 マリアさんはそんなエリスにため息をつく。
 
 「レクトもちゃんと約束を守ってくれたんだな」
 「ええ。・・・男ですから」
 そんな恥ずかしい対応にマリアさんに、フッと笑われる。
 「ここはカッコつける場面じゃないぞ。・・・とりあえず、娘をよろしくな」

 「ええ。こちらこそ今までありがとうございました」
 明日から俺の冒険が始まる。・・・多分なだらかな道じゃないだろう。でもだからこそ楽しくなりそうな予感がしている。


~~~~~~~~~~~~~~~


 こうして始まりの朝が来た。マリアさんの〈転移門〉ゲートでエルフィムへ送ってもらい、そこからアディルの馬車で次のの街へと行く予定になっている。

 既にアディルが門に到着しているため、知り合いへ挨拶回りをしているエリス待ちだ。
 この馬車は結構広い。一階はキャンピングカーくらいの広さ。屋上には一人分の日向ぼっこスペースがある。

 「嬢ちゃんおせぇな」
 「待ってやれよ」
 ・・・確かに少し暇だな。
 「そう言えば、昨日の事なんだがよ」

 昨日? 何かあったか?
 「お前が旅に出るって行った時だ。・・・今度は俺の事を誘ってくれると思ってたんだがな」
 今度は? ・・・あ!


『アメリカで軍を目指さないか?』
 

 「あの時か! ・・・すまない。気が付けなかった」
 そんな俺の返答で逆にアディルが申し訳なさそうな顔をした。
 「いやいや、勝手な期待を抱いたのは俺だから。しゃーねーだろ」

 「レクトさーん。お待たせしましたー」
 と、遠くから手を振るエリス・・・とベル。

 「って、ベル!?」
 「よっ! にいちゃん。俺も行くことにしたぜ」
 「ベルキューアさんの所へ挨拶に行ったら行きたいと言いまして。私はそれで構わなかったのでこうして来てもらいました」

 まあこの旅は楽じゃないのが分かってるからな。ベルが居てくれるだけで心強い。
 「それじゃ、この4人で旅に行くのか」
 「ええ。・・・楽しみです」

 ベルの荷物を積み込み、俺達がいつも使っていた北門では無く、西門からエルフィムを出る。
 こうして俺達の世界の攻略法を探す旅が始まった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?

来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。 そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった! 亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。 「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」 「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」 おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。 現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。 お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、 美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!

第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。

黒ハット
ファンタジー
 前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。  

異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました

雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。 気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。 剣も魔法も使えないユウにできるのは、 子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。 ……のはずが、なぜか料理や家事といった 日常のことだけが、やたらとうまくいく。 無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。 個性豊かな子供たちに囲まれて、 ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。 やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、 孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。 戦わない、争わない。 ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。 ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、 やさしい異世界孤児院ファンタジー。

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します

白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。 あなたは【真実の愛】を信じますか? そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。 だって・・・そうでしょ? ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!? それだけではない。 何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!! 私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。 それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。 しかも! ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!! マジかーーーっ!!! 前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!! 思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。 世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。

{完結保証}規格外の最強皇子、自由に生きて無双する〜どこへ行っても、後世まで語られる偉業を残していく、常識外れの皇子〜

Saioonji
ファンタジー
母に殴られ、命を奪われた――そのはずだった。 だが目を覚ました先は、白く豪奢な王城の一室。 赤子の身体、仕えるメイド、そして“皇子”という立場。 前世では愛されず、名前すら価値を持たなかった少年が、 今度は世界の中心に生まれ落ちてしまった。 記憶を失ったふりをしながら、 静かに、冷静に、この世界を観察する皇子。 しかし彼の中には、すでに常識外れの思考と力が芽生えていた。 ――これは復讐でも、救済でもない。 自由を求めただけの少年が、 やがて国を、歴史を、価値観そのものを揺るがしていく物語。 最強であることすら、彼にとってはただの前提条件だった。 重複投稿作品です 小説家になろうとカクヨムにも投稿しています。

断罪後のモブ令息、誰にも気づかれずに出奔する

まる
ファンタジー
断罪後のモブ令息が誰にも気づかれないよう出奔して幸せを探す話

3点スキルと食事転生。食いしん坊の幸福無双。〜メシ作るために、貰ったスキル、完全に戦闘狂向き〜

幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
伯爵家の当主と側室の子であるリアムは転生者である。 転生した時に、目立たないから大丈夫と貰ったスキルが、転生して直後、ひょんなことから1番知られてはいけない人にバレてしまう。 - 週間最高ランキング:総合297位 - ゲス要素があります。 - この話はフィクションです。

処理中です...